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北朝鮮にらみ防衛能力強化 日米首脳、対テロで結束 (時事通信)

2017年05月27日 | 日米同盟と日本の安全保障
北朝鮮にらみ防衛能力強化 日米首脳、対テロで結束」
時事通信 2017/05/26-21:26)

 【タオルミナ時事】

 安倍晋三首相は26日午前(日本時間同日午後)、イタリア南部シチリア島のタオルミナでトランプ米大統領と約55分間会談した。弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、連携して圧力を強める方針を確認するとともに、日米の防衛能力向上に向け「具体的な行動」を取ることで一致。英国での自爆テロを受け、テロの脅威に結束して対応することも確認した。

 冒頭、大統領は「北朝鮮問題は世界的な問題だ」と指摘。首相は米国の対応について「世界の安全保障に強くコミット(関与)していく姿勢を示していることを評価したい」と応じた。

 両首脳は北朝鮮問題に関し、「今は対話より圧力をかける時だ」との認識を共有。核・ミサイル開発の阻止には「中国の役割が重要」として中国の影響力行使に期待を示し、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)の討議で他の首脳に協調を呼び掛けることを申し合わせた。

 また、抑止力強化を話し合うため、外務、防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)の早期開催を確認。首相は、今年秋ごろを念頭に大統領の初の来日を改めて招請した。 

 首相は、中国が軍事拠点化を進める南シナ海で米海軍が行った「航行の自由作戦」に支持を表明。日米として、中国が北朝鮮封じ込めに協力するよう硬軟両様で促す狙いとみられる。同時に、首相は日中間の対話を活発化させる考えも伝えた。
 会談はサミット開幕に先立って行われ、両首脳はサミットで主要議題の一つとなる貿易の在り方についても意見を交換。「自由で公正な貿易が重要」との認識で一致した。

 首相と大統領の会談は、2月の首相訪米時以来2回目。初会談の際、国際会議に共に出席する場合は、必ず個別に会談することで合意していた。



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