G20、協調維持を模索 世界経済の失速回避へ議論
(時事通信 2013/07/20-01:18)
【モスクワ時事】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が19日夜(日本時間20日未明)、モスクワで開幕した。中国やインドなど新興国の成長鈍化を受け世界経済の下振れ懸念が高まる中、失速回避に向け協調を打ち出せるかが焦点。米国の金融緩和縮小が新興国経済などに与える影響も議論する。しかし、米金融政策のかじ取りを担う米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が欠席するため、議論がどこまで深まるかは不透明だ。
会議は20日午後(同20日夜)に共同声明を採択し、閉幕する。日本からは麻生太郎副総理兼財務・金融相と黒田東彦日銀総裁が出席。黒田総裁は記者団に対し、政府が6月にまとめた成長戦略や財政健全化も議論されるとの見通しを示した上で、日銀の新たな量的金融緩和について「必要に応じて経過を報告する」と語った。
(時事通信 2013/07/20-01:18)
【モスクワ時事】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が19日夜(日本時間20日未明)、モスクワで開幕した。中国やインドなど新興国の成長鈍化を受け世界経済の下振れ懸念が高まる中、失速回避に向け協調を打ち出せるかが焦点。米国の金融緩和縮小が新興国経済などに与える影響も議論する。しかし、米金融政策のかじ取りを担う米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が欠席するため、議論がどこまで深まるかは不透明だ。
会議は20日午後(同20日夜)に共同声明を採択し、閉幕する。日本からは麻生太郎副総理兼財務・金融相と黒田東彦日銀総裁が出席。黒田総裁は記者団に対し、政府が6月にまとめた成長戦略や財政健全化も議論されるとの見通しを示した上で、日銀の新たな量的金融緩和について「必要に応じて経過を報告する」と語った。