アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

“英中黄金時代”?!イギリスと中国の第三次アヘン戦争への道か?

2015年10月22日 | EU離脱と世界経済
 19世紀初頭、産業革命を成し遂げたイギリスは自由貿易を求めて東アジアの清朝に進出して来ました。

“英中黄金時代”?!イギリスと中国の第三次アヘン戦争への道か?歴史は繰り返される…かも…



中国が英原発に巨額投資へ、習主席「共に黄金時代開く」
ロイター 2015年 10月 22日 04:29 JST

ロンドン/パリ 21日 ロイター]
  英国訪問中の中国の習近平国家主席は、英原発に対する数十億ドル規模の投資で合意した。

 原発投資は今回の訪英中に成立が見込まれる商談の目玉で、西側諸国の原発に中国が大型投資を行なう初のケースとなる。総額は明らかにされていない。

 原子力発電で中国最大手の国営企業、中国広核集団(CGN)がフランス電力公社(EDF)(EDF.PA)が手がける英南西部のヒンクリー・ポイント原発プロジェクトに60億ポンド(90億ドル)を投資する。

 CGNは180億ポンド(280億ドル)規模のプロジェクトについて権益の33.5%を取得する。原発の運用開始は当初予定から2年遅れの2025年となっている。東京電力福島第1原発事故以来、欧州で初めての原発建設となる。

 CGNはまた、原子力大手アレバ(AREVA.PA)が設計しEDFが英東部サイズウェルに建設する欧州加圧水型原子炉(EPR)2基についても、CGNが20%を出資することが決まった。一方、CGNがロンドン東部のブラッドウェルに建設を計画している中国設計の原発については、3分の2を出資する。

 習主席は「英中両国は21世紀に、グローバルで包括的な戦略的提携を確立し、共に黄金時代を開く」とし、原発投資はその柱になると表明した。

 英国は習主席の訪問中に約400億ポンド(620億ドル)規模の商談がまとまると見込んでいる。












英中 原発建設に出資など7.4兆円の契約 (NHK NEWSWEB)

2015年10月22日 | EU離脱と世界経済
英中 原発建設に出資など7.4兆円の契約
NHK NEWSWEB 10月22日 4時50分

 イギリスを訪れている中国の習近平国家主席は、21日、キャメロン首相とロンドンの首相官邸で会談しました。
会談では、イギリス政府が南西部のヒンクリーポイントでフランスの企業と進めている原子力発電所の建設計画に、中国側が、日本円でおよそ1兆円を出資し、33.5%の株式を取得することで合意しました。

 また中国側は、ほかの2つの原発の建設計画にも出資し、このうちの1つでは3分の2の株式を取得して経営権を握り、中国の技術をベースにした原子炉の導入を目指します。

 さらに航空機のエンジンや船舶などの製造業、中国での病院の建設といった医療部門などでも契約が結ばれ、今回の首脳会談に合わせて締結された契約は、総額およそ7兆4000億円に上りました。

 また、中国の通貨・人民元の取り引きを拡大するため、中国政府は、中国・香港以外では初めて、人民元建ての国債をロンドンで発行することでも合意しました。

 会談のあとの記者会見で、習主席は「中国とイギリスが、ウィン・ウィンの関係を築く、『黄金時代』の幕をともに開ける」と述べました。

 これに対し、キャメロン首相も、今回の原発事業での合意について「歴史的な取り引きだ」としたうえで、「われわれは両国の関係を新たなレベルに引き上げることを決意した」と述べ、気候変動やテロ対策など幅広い分野で連携していく考えを示しました。

 ただ、イギリス国内では、経済ばかりを優先し、中国の人権問題を後回しにしているという批判や、国の安全保障にも関わる原発にまで中国の投資を呼び込むことは危険だという指摘も出ています。

フィリピンで中国外交官2人射殺、領事館勤務の女ら逮捕 (ロイター)

2015年10月22日 | ASEAN諸国ニュース
フィリピンで中国外交官2人射殺、領事館勤務の女ら逮捕
ロイター 2015年 10月 22日 07:15 JST
 
[マニラ 21日 ロイター]
  フィリピン・セブのレストランで21日、同国の中国総領事館に勤務する中国人の女とその夫が発砲し、副総領事と領事館職員が死亡した。警察によると宋栄華総領事も負傷し、病院に搬送されたが容体は安定している。

 総領事らはこのレストランで、誕生日パーティーを開いていたという。誰の誕生日かは今のところ不明。発砲した夫婦は逮捕され、警察は「動機の解明に努めている」としている。

 レストランの従業員らは、個室から激しく言い争う声が聞こえてきた後、銃声を耳にしたと話している。

 警察によると、夫婦は外交官の不逮捕特権の適用を主張しているという。

 

安倍首相、中央アジア歴訪へきょう出発 エネルギーなど連携強化 (時事通信)

2015年10月22日 | 中東・アフリカのニュース
安倍首相、中央アジア歴訪へきょう出発 エネルギーなど連携強化
(時事通信  2015/10/22-05:21)


 安倍晋三首相は22日午前、中央アジア5カ国など歴訪のため、最初の訪問国モンゴルに向け、昭恵夫人とともに政府専用機で羽田空港を出発する。経済やエネルギー分野での連携を強化するのが目的で、この地域への影響力を拡大する中国をけん制する狙いもあるとみられる。
 日本の首相が中央アジアを訪れるのは9年ぶりで、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギス訪問は初めて。首相は22日中にトルクメンに移動。その後、タジク、ウズベキスタン、キルギス、カザフスタンを順に訪れ、28日に帰国する。各国首脳との会談に臨むほか、27日にはカザフの首都アスタナで中央アジア政策に関する演説を行う。