TPP合意内容 牛肉・豚肉の関税引き下げ
10月6日 4時21分NHK NEWSWEB
牛肉の関税は現在38.5%ですが、協定発効時に27.5%にまで引き下げることになりました。
牛肉
さらに、協定発効から10年で20%に、16年目以降は9%に段階的に引き下げます。
一方で、一定の輸入量を超えれば関税を引き上げる「セーフガード」という制度を導入をすることで、国内の生産者への影響を抑えたい考えです。牛肉のセーフガードは、協定の発効1年目には最近の輸入実績から10%増えた場合に関税を現在の水準である38.5%まで戻します。関税の引き上げ幅は段階的に縮小し、15年目以降、18%にする方針です。その後、4年間、セーフガードの発動がなかった場合は、廃止されます。
豚肉
豚肉は、価格が安い肉には現在1キロ当たり482円の関税がかけられていますが、これを協定発効時に125円に引き下げます。その後、発効5年目に70円、10年目以降には50円に削減することになりました。豚肉のセーフガードは、安い肉で、発効5年目に関税が70円になった段階で導入され、一定の輸入量を超えた場合に100円まで戻します。その後、関税の引き上げ幅は段階的に縮小され12年目以降は廃止されます。
10月6日 4時21分NHK NEWSWEB
牛肉の関税は現在38.5%ですが、協定発効時に27.5%にまで引き下げることになりました。
牛肉
さらに、協定発効から10年で20%に、16年目以降は9%に段階的に引き下げます。
一方で、一定の輸入量を超えれば関税を引き上げる「セーフガード」という制度を導入をすることで、国内の生産者への影響を抑えたい考えです。牛肉のセーフガードは、協定の発効1年目には最近の輸入実績から10%増えた場合に関税を現在の水準である38.5%まで戻します。関税の引き上げ幅は段階的に縮小し、15年目以降、18%にする方針です。その後、4年間、セーフガードの発動がなかった場合は、廃止されます。
豚肉
豚肉は、価格が安い肉には現在1キロ当たり482円の関税がかけられていますが、これを協定発効時に125円に引き下げます。その後、発効5年目に70円、10年目以降には50円に削減することになりました。豚肉のセーフガードは、安い肉で、発効5年目に関税が70円になった段階で導入され、一定の輸入量を超えた場合に100円まで戻します。その後、関税の引き上げ幅は段階的に縮小され12年目以降は廃止されます。