アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

潜水艦 中国念頭に「自制求める」 (NHK NEWSWEB)

2013年05月20日 | 安全保障と東シナ海紛争
潜水艦 中国念頭に「自制求める」 (抜粋記事)
NHK NEWSWEB 5月20日 12時6分

 沖縄県の南大東島沖の太平洋で19日、外国の潜水艦が日本の領海のすぐ外側にある接続水域を浮上しないまま航行しているのが確認され、防衛省は、中国海軍の潜水艦という見方を強めています。

 これについて小野寺防衛大臣は20日午前、記者団に対し、「具体的な国名は挙げられないが、情報を収集し、ある程度国籍は特定している」と述べました。
そのうえで小野寺大臣は、「接続水域を潜行するのは国際法上、直ちに違反にはならないが、領海に近づくのは大変な問題になる。相手側に日本側はきちんと把握し、監視しているというメッセージを伝えることで、自制を促す」と述べ、中国を念頭に自制を求めたいという考えを示しました。

 また、北朝鮮が、18日と19日、日本海側に短距離ミサイルを発射したことについて、小野寺大臣は「日本に直接、影響があるものではないと判断しているが、今後も同様のことが起きる可能性は否定できず、情報収集に当たっていきたい」と述べました。



李克強総理が本日4カ国歴訪へ~ヨーロッパ歴訪~ (人民日報)

2013年05月20日 | EU離脱と世界経済
 李克強総理が本日4カ国歴訪へ 初の外遊に世界が注目 (抜粋記事)
人民日報更新時間:13:17 May 19 2013
  前文省略
 
 李総理は続いて欧州のスイスとドイツを訪問する。欧州初の訪問国にスイスを選んだ理由に注目が集まっている。英紙フィナンシャル・タイムズ(16日付)によると、スイスのヨハン・シュナイダー=アマン経済相は、すでに中国と自由貿易協定(FTA)の技術的細部について詰めており、数カ月以内にFTAが締結される可能性が高いことを認めた。中国の蒋耀平商務副部長(商務次官)も李総理のスイス訪問について説明した際「近年、中国とスイスのFTA協力は突破的な進展を遂げた。9回の協議を経て交渉は積極的に進展し、幅広い共通認識に達した。互恵・ウィンウィンで質の高い合意の一日も早い達成を希望する」と表明した。中国社会科学院欧州研究所の周弘所長は「スイスは経済と産業が発達し、産業面の優勢が際立っており、中国が学ぶべき多くの先進技術を持つ」と指摘した。両国関係は新たな発展の契機を迎えている。中国とスイスのFTA交渉には一定の代表性と象徴的意義があり、今後の中国と他の国々とのFTA交渉に貴重な経験を多く提供した。李総理の訪問によって、両国の協力がより良く促進される。

 最後の訪問国がドイツであることは予想の範囲内と言える。ドイツはEUの大国であり、中国にとって欧州最大の経済協力パートナーでもある。政治的相互信頼が高まり続けるに伴い、中独協力の戦略的中身も日増しに拡充している。両国の指導者は新たな情勢下での実務協力の深化、中独戦略的パートナーシップの包括的推進について高度の認識を共有している。ドイツは今回の訪問の総仕上げでもある。

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李克強総理が本日4カ国歴訪へ~南アジア歴訪~ (人民日報)

2013年05月20日 | インド・南アジアニュース
 李克強総理が本日4カ国歴訪へ 初の外遊に世界が注目 (抜粋記事)
人民日報更新時間:13:17 May 19 2013

 中国の李克強総理はインドのシン首相、パキスタン政府、スイスのマウラー大統領、ドイツのメルケル首相の招待で19日から27日にかけて4カ国を公式訪問する。中国の新総理の初の外遊が国際社会の注目を集めている。中国新聞社が伝えた。

 初の訪問国はインドだ。インドPTI通信は13日「李総理は就任後初の外遊先としてインドを訪問する。3日間滞在し、シン首相などインドの指導者と会談する。パキスタンへ発つ前に金融の首都ムンバイも訪問する」と報道。「中国の新指導層がロシアとインドを初の訪問国に選んだことは、インド政府との友好関係の一層の推進に尽力するとのメッセージだ」と指摘した。

 インド紙ザ・ヒンドゥー電子版は14日「クルシード外相は先日の訪中時、中国政府が綿密に検討したうえでインドを新総理の初の訪問国に選んだことを告げられた。これは中国政府指導層に両国の戦略的関係を促進する意図があることの現われだ」と報じた。

 この見解は中国外交部(外務省)の発言によって裏付けられた。宋涛外交副部長(外務次官)は「李総理が初の訪問国にインドを選んだことは、中国の新政府がインドとの関係を強く重視していることの現われだ。中国は今回の訪問を通じて中印の戦略的協力パートナーシップを一段と打ち固め、相互投資、貿易、インフラ整備分野の協力を強化し、強みによる相互補完と互恵・ウィンウィンを実現することを希望する」と表明した。

 第2の訪問国はパキスタン。パキスタン・トゥデイ電子版は13日「中国との友好関係はパキスタンにとって外交政策の礎だ。パキスタンの政府と国民は李総理の訪問を待ちわびている。李総理を温かいもてなしが待っているだろう」とのパキスタン外務省報道官の談話を報じた。同紙の接触した別のパキスタン外交官は「両国関係はもはや防衛・外交に限られず、一段と基礎が広がり、深まり、戦略的意義を備えている」と指摘した。

 政府発表の日程によると李総理はザルダリ大統領、コーソ首相との会談、パキスタン議会、政党、軍指導者との会見、両国関係についての演説、友好人士との懇談、パキスタン社会各界との幅広い接触を予定している。また、一連の協力協定に署名する。

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北朝鮮 東海岸から短距離発射体発射 2日連続 (聨合ニュース)

2013年05月20日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
北朝鮮 東海岸から短距離発射体発射 2日連続
聨合ニュース 2013/05/19 17:49 KST

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は19日午後、短距離発射体(誘導弾)1発を東海岸から北東方向に発射した。韓国軍関係者が明らかにした。

 北朝鮮は前日も午前8~11時に2発、午後2~3時に1発の短距離発射体を北東方向の海に向けて発射した。

 北朝鮮が今年に入り、2日続けて短距離発射体を発射したのは初めて。これを受け、韓国軍関係者は「北朝鮮軍の動向を注視している」と述べた