日台漁業委員会 7日開催へ
NHK NEWSWEB 5月2日 17時53分
沖縄県の尖閣諸島の周辺海域を対象とする日本と台湾の漁業交渉を巡っては、先月10日、日本の排他的経済水域の一部で台湾の漁船の操業を認めることを盛り込んだ取り決めが結ばれました。
これを受けて、日本政府と台湾当局は2日間、双方の窓口機関を通じて予備会合を開き、双方の漁船の具体的な操業ルールを話し合う「日台漁業委員会」を新たに設置したうえで今月7日に台北で協議を行うことを決めました。
委員会では、双方の漁場のすみ分けや操業を巡るトラブルが起きた場合の対処方法などを話し合うことにしています。
しかし、地元・沖縄県の漁業者は、「取り決めに基づいて台湾漁船の操業を認めれば沖縄の水産業にとっては死活問題になる」などとして取り決めそのものの見直しを求めていて、今後、地元が納得できるルール作りを進められるかが焦点となります。
NHK NEWSWEB 5月2日 17時53分
沖縄県の尖閣諸島の周辺海域を対象とする日本と台湾の漁業交渉を巡っては、先月10日、日本の排他的経済水域の一部で台湾の漁船の操業を認めることを盛り込んだ取り決めが結ばれました。
これを受けて、日本政府と台湾当局は2日間、双方の窓口機関を通じて予備会合を開き、双方の漁船の具体的な操業ルールを話し合う「日台漁業委員会」を新たに設置したうえで今月7日に台北で協議を行うことを決めました。
委員会では、双方の漁場のすみ分けや操業を巡るトラブルが起きた場合の対処方法などを話し合うことにしています。
しかし、地元・沖縄県の漁業者は、「取り決めに基づいて台湾漁船の操業を認めれば沖縄の水産業にとっては死活問題になる」などとして取り決めそのものの見直しを求めていて、今後、地元が納得できるルール作りを進められるかが焦点となります。