アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

日台漁業委員会 7日開催へ (NHK NEWSWEB)

2013年05月02日 | 安全保障と東シナ海紛争
日台漁業委員会 7日開催へ
NHK NEWSWEB 5月2日 17時53分

 沖縄県の尖閣諸島の周辺海域を対象とする日本と台湾の漁業交渉を巡っては、先月10日、日本の排他的経済水域の一部で台湾の漁船の操業を認めることを盛り込んだ取り決めが結ばれました。

 これを受けて、日本政府と台湾当局は2日間、双方の窓口機関を通じて予備会合を開き、双方の漁船の具体的な操業ルールを話し合う「日台漁業委員会」を新たに設置したうえで今月7日に台北で協議を行うことを決めました。
委員会では、双方の漁場のすみ分けや操業を巡るトラブルが起きた場合の対処方法などを話し合うことにしています。

 しかし、地元・沖縄県の漁業者は、「取り決めに基づいて台湾漁船の操業を認めれば沖縄の水産業にとっては死活問題になる」などとして取り決めそのものの見直しを求めていて、今後、地元が納得できるルール作りを進められるかが焦点となります。

中国監視船、また接続水域に (時事通信)

2013年05月02日 | 安全保障と東シナ海紛争
中国監視船、また接続水域に 沖縄・尖閣沖 海保
時事通信 2013/05/02-17:30)

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で2日、中国の海洋監視船3隻が日本の接続水域に入った。海上保安庁は領海に近づかないよう警告した。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2日午前9時15~30分ごろの間に、「海監23」「海監46」「海監51」の3隻が久場島沖で接続水域に入った。
 中国公船は4月20日から10日連続で接続水域などを航行し、29日に一時同水域を離れていた。


王毅部長、対ASEAN政策の3つの「堅持」を表明 (人民日報)

2013年05月02日 | ASEAN諸国ニュース
王毅部長、対ASEAN政策の3つの「堅持」を表明 
人民網日本語版 更新時間:13:37 May 02 2013

 タイ訪問中の王毅外交部長(外相)は1日、スラポン副首相兼外相とタイ外務省で会談。その後の共同記者会見で、中国の対ASEAN政策の3つの「堅持」に言及した。

 新華網が伝えた。初の外遊先にASEAN諸国を選んだ理由について王部長は「中国にとってASEAN諸国は重要な隣人であり、ASEANとの友好協力関係を一貫して重視している。外相就任後初の外遊先にASEAN諸国を選んだことは、中国新指導部がASEANを強く重視していることの現われだ。現在、中国・ASEAN関係は新たな出発点に立ち、これまでの事業を受け継ぎ将来の発展に道を開く新たなチャンスを前にしている。
 
 中国の新しい指導部はASEANとの善隣友好協力を近隣外交の優先的方向として堅持する。ASEANとの戦略パートナーシップのたゆまぬ強化と深化を堅持する。
 
 中国とASEAN関係国間の溝や問題の友好的話し合いと互恵協力を通じた適切な処理を堅持する。双方はチャンスをしっかりと捉え、妨害を排除し、中国・ASEAN関係を新たな段階へと押し上げるべきだ。タイが中国・ASEAN関係の調整国として、このために独自かつ重要な役割を発揮できることを中国側は希望し、かつ信じている」と表明した。

原子力協定締結へ 安倍首相、UAE皇太子と合意 (時事通信)

2013年05月02日 | 中東・アフリカのニュース
原子力協定締結へ 安倍首相、UAE皇太子と合意
時事通信 2013/05/02-05:59)

 【アブダビ時事】安倍晋三首相は1日夜(日本時間2日未明)、アブダビでアラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のムハンマド皇太子と会談し、日本とUAEの間で原子力協定を締結することで合意した。原子力協定は原子力技術の軍事利用などを防ぐための2国間の取り決めで、締結により日本からの原発輸出に弾みがつく。
 2日(日本時間同)に協定の署名式が予定されており、首相は会談で「署名が行われることを歓迎する」と述べた。残る首相の訪問先のトルコとの間でも原子力協定を結ぶことが固まっている。
 会談ではまた、外交・防衛当局の事務レベルによる安全保障対話を始めることで一致した。安保対話は、首相がUAEの前に訪れたサウジアラビアとも合意済みで、シーレーン(海上交通路)防衛などについて連携を強める狙いがある。


カーター元米大統領が訪朝希望 米国務長官に伝達か (聨合ニュース)

2013年05月02日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
カーター元米大統領が訪朝希望 米国務長官に伝達か
聨合ニュース 2013/05/02 08:55 KST

【ワシントン聯合ニュース】カーター元米大統領がこのほどケリー米国務長官に対し、訪朝したいとの意向を伝える手紙を送ったことが1日(現地時間)、現地外交筋の話で分かった。ケリー長官の反応などは明らかになっていない。

 カーター氏は、朝鮮半島の危機状況を解消するには北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権との対話が必要だと強調したもようだ。

 同氏は1994年6月に初めて訪朝し、金日成(キム・イルソン)主席と会談した。これを機に、同年秋に米朝枠組み条約が結ばれている。2010年の訪朝時には、不法入国の罪で北朝鮮で拘留されていた米国人を連れて帰国した。現在も韓国系米国人が北朝鮮当局に拘束されており、カーター氏の訪朝推進との関連性も観測される。一方、2011年に国際人道グループの一員として訪朝した際は、特に成果が無かったとされる。

 別の消息筋は「訪朝したとしても私的な訪問となるだろう」と話した。



ボストン爆破事件で新たに3人訴追 (ロイター)

2013年05月02日 | 南北アメリカのニュース
ボストン爆破事件で新たに3人訴追、容疑者の級友を司法妨害で
ロイター2013年 05月 2日 09:01 JST

[ボストン 1日 ロイター] 米捜査当局は1日、ボストン・マラソンで起きた連続爆破事件で、偽証や証拠隠滅を図った司法妨害の容疑で新たに容疑者3人を訴追した。

3人は爆破事件を起こした疑いが持たれているジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)の大学の友人とみられ、2人はカザフスタン出身で、もう1人は米国人。裁判所の文書によると、15日の事件発生から3日後に米連邦捜査局(FBI)が容疑者としてツァルナエフ兄弟の写真を公開した際、ジョハル容疑者の大学寮の部屋に入り、花火などが入ったリュックサックを持ち出した。

当局はカザフ出身の2人をリュックサックを捨て司法妨害を図ったとして訴追。また、もう1人を捜査員らに偽証を行ったとして訴追した。