「アジアの基地新設無い」、米太平洋軍司令官 尖閣問題にも言及(抜粋記事)
AFP BBNEWS 2013年02月01日 18:52 発信地:東京
【2月1日 AFP】 前文省略
米政府は同盟国との軍事演習を増やし、長期戦略の一環として最新鋭の艦船や兵器、軍用機を徐々にアジア方面へ移動させている。米国のこうした動きの中、同地域ではいくつかの国が東シナ海や南シナ海での領有権問題を巡り中国と対立している。
そうした中、ロックリア司令官は「アジア太平洋地域における戦力バランスを米国が『再調整』するのではとの憶測や疑念が著しいが、これだけは言わせてもらいたい。再調整とは協調と協力の戦略だ」と述べた。
また今後はオーストラリアが「重要な柱となる」と述べると同時に、アジア太平洋地域をインド洋と切り離して考えることはできないとしながら、安全保障ネットワークを築く上でのインドの関与を歓迎した。
尖閣問題にも言及
さらに沖縄県・尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島、Diaoyu Islands)の領有権をめぐり緊張が続く日中関係について質問された同司令官は「われわれが期待するのは、こうした対立が強制のない方法で解決することである。軍事介入なくして諸政府間で決定し、最終的に満足なものとなること」と述べ、最終的な帰属について判断を下す立場にはないとする米国の姿勢を改めて強調した
以下省略
AFP BBNEWS 2013年02月01日 18:52 発信地:東京
【2月1日 AFP】 前文省略
米政府は同盟国との軍事演習を増やし、長期戦略の一環として最新鋭の艦船や兵器、軍用機を徐々にアジア方面へ移動させている。米国のこうした動きの中、同地域ではいくつかの国が東シナ海や南シナ海での領有権問題を巡り中国と対立している。
そうした中、ロックリア司令官は「アジア太平洋地域における戦力バランスを米国が『再調整』するのではとの憶測や疑念が著しいが、これだけは言わせてもらいたい。再調整とは協調と協力の戦略だ」と述べた。
また今後はオーストラリアが「重要な柱となる」と述べると同時に、アジア太平洋地域をインド洋と切り離して考えることはできないとしながら、安全保障ネットワークを築く上でのインドの関与を歓迎した。
尖閣問題にも言及
さらに沖縄県・尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島、Diaoyu Islands)の領有権をめぐり緊張が続く日中関係について質問された同司令官は「われわれが期待するのは、こうした対立が強制のない方法で解決することである。軍事介入なくして諸政府間で決定し、最終的に満足なものとなること」と述べ、最終的な帰属について判断を下す立場にはないとする米国の姿勢を改めて強調した
以下省略