桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

体罰の話

2013年01月16日 | keep smiling
ちょっと遅れていますか?
Ride on timeでないことはわかっているのですが、
デリケートな問題なので、少し時間をたたせてみようと・・・

私が得た情報はネットでだけなので、
どこまで正しい情報なのかわかりません。

大阪市立のスポーツの強豪校。
バスケット部の監督の体罰と、それが原因とみられるキャプテンの自殺。

スポーツに関する考え方。
監督と選手の人間関係のとり方。
スポーツを通しての教育への考え方。
どれもアメリカとは違うと思うので、意見を述べるのは少し難しいと感じています。

ただ、私が驚いたのは、
その高校の保護者の中に、体罰があったことを黙認していたり
逆に、強くなるためには体罰はあたりまえ的な考えがあるという事実です。

蹴ったり、殴ったりして、スポーツの技術が向上する・・・なんてことはないと思います。
その点において、監督さんの考え方は遅れてる。
これだけスポーツ科学が発達している今日、体罰でうまくなるという考えは
改めないといけないって思いました。

冷静になると、この監督もわかっておられるんだろうなあ・・・
じゃあ、体罰はなんで行うのか・・・たぶん精神論。

アメリカは、学校教育やこと教育の場では
先生は子供の体に触れてはいけないことになっています。
逆に言えば、ほめるときも触りません。
日本人は、ほめるとき頭をなでたりしますよね?
あれもありません。
せいぜいよくやったねということで、肩をぽんとするくらいです。

いろんな宗教がありますから(頭をさわったらだめっていうのもあるんですよ)ね。
男の先生が、女子生徒の頭をなでていたら、セクハラで訴えられるかもしれません。
ですからここでは体罰文化・・・あえて文化といいましょう。
は、育たない。


人は人に暴力をふるうとき
そこに愛情を持つことができるのでしょうか?
親ですら、子供のおしりをたたいて、物事を教えるとき
そこにあるのは、愛情だけではない気がします。
一瞬でも、怒りが存在するのではないかと思います。

Obamaが銃規制をしようとしています。
今までももちろん、その動きはあったけれど、昨年の多発する銃乱射事件に
いよいよ、我が国も変わろうとしています。

こんな事件がないと変われないのは残念だけれど
各校の先生方が、指導の在り方を考えるいい機会になったかもしれませんね。
変わらないと、あまりに亡くなったキャプテンがかわいそうだ。

Sとこの話をしていた時
「程度はあったけれど、この先生も気の毒だ」
と言っていました。
生徒も先生も、体罰を黙認するムードがあること
ここに付け加えておきますね。