桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

Rちゃんのこと

2005年07月30日 | keep smiling
かなり前に、LDと診断されたRちゃんのお話をしました。
効果のありそうな下村式口唱法というのがあったことも、あわせてここでお知らせしたと思います。

その方法をはじめてまだ1ヶ月くらいですが、やったことは確実に身につきました。
筆順を正しく学ぶので、字形も整うという副産物までありました。

ただ、応用ができないのです。
例えば、育という字を体育の育というふうに覚えてしまうと、知育、徳育の育にはならないようです。
また、新たに知育の育、徳育の育というように覚えないといけないようです。
つまり1対1対応は、できるけど、1対多対応にならない(これを私たちは、応用力と読んでいるのだと思うのですが)ことがわかりました。
いろんなLDのお子さんがいます。
100人いれば、多分100とおりの症状があるんだなってわかりました。

Rちゃんには、吃音もあります。
はじめての文章に向かうとき、それは顕著です。
緊張しているのがわかるので、私はそんな時背中をさすります。
「落ち着いて、大丈夫よ」
そういう気持ちで、背中をさすります。
お母様は、USに来てから、吃音が出たとおっしゃいます。
慣れない土地での生活がよくなかったのかと、お母様は涙ぐまれます。

吃音があっても、私の前では大きな声で音読してくれるRちゃん。
本当にいとおしいです。
ぎゅっとハグしてあげたくなります。


明日夏休みで日本に帰るRちゃん。
しばらく、家庭教師はお休みになります。
日本でゆっくりしておいでね。
そして、また9月からのんびりやっていこうね。

その間に、もう少しLDのこと、勉強しておくからね。