goo blog サービス終了のお知らせ 

「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県今帰仁村 「 シイナグスク 」

2014-03-11 05:00:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



沖縄県今帰仁村 「 シイナグスク 」






















拝所を思わせる大岩







かなり深い岩穴がある







入り口付近にある台型の岩






ビニールハウスが目印になるグスクへ続く道












シイナグスクは、今帰仁城が築かれる前から、
この地にある按司がグスクを築いて居城としたらしいが、
築城や按司などの詳しい事は分かっていない。

グスクは標高90mの小高い丘の上に築かれており、
古期石灰岩がいたる所に表出する自然地形を残したままひっそりと眠っている。
標識の立つグスク入り口前は、畑地として拓かれビニールハウスが建つものの、
グスクの立地する丘は、すべて覆い尽くすかのように灌木が生い繁る。
行く手を遮断する雑木を踏み分けて奥に歩を進めると、
往古の姿をとどめた石垣を目の当たりにすることが出来る。

幅1.5m、高さ2mほどの石垣が林立する灌木を貫いて
円を描くように延びている。
全長は100mほどあろうと思われるが、原形をとどめている一部を除き、
ほとんど落ち葉とつる草と雑木の中に姿を隠している。
また、表出する石灰岩に自然石を積み上げたところも多く、
全体像を把握することは出来ない。

石垣の内側は見えるところは平場担っている場所もあり、
その他は、自然石とも石垣とも解からぬ石がゴロゴロしている。
外側にはもう一つの石垣囲いと思われる自然石を野面積みしたものが確認できるが、
途中から深いブッシュの中に消えて輪郭は全く見えてこない。

表出する石灰岩が特に目立つ所があり、奥に行くと拝所を思わせる大きな岩がある。
その石灰岩をくり抜いたような岩穴があり、暗くても得なかったが
深さにして4mくらいあると思われる。
霊気漂う雰囲気に包まれた深山は、グスクの域さえ覆い隠したまま
深い眠りについていた。


シイナグスクへのアクセス
シイナグスクへは、途中まで陣グスクを参考にしてもらいたい。
陣グスクの前を通り過ぎ、県道123号線を道なりに進み、
協同販売所のある呉我山交差点を過ぎておよそ300mほど行くと橋がある。
その橋を渡り終えたところに「協和リサイクルセンター」という看板があり、
そこを左に入る。
そこから約200~300mの所に「協和リサイクルセンター」という
看板のある砕石所がある。
その前のビニールハウスがある突き当りの小高い丘がシイナグスクである。
駐車は、グスク入り口の空いた土地に邪魔にならないように駐車できる。


長崎市 ・ 長崎ランタンフェスティバル 「 新地中華街会場 」

2014-03-11 04:59:41 | 旅行 ・ 温泉



長崎燈會 「 新地中華街会場 」







ずらりと並んだ豚の頭



























お供え物の祭壇にずらりと並んだ豚の頭を見ると、
まるで沖縄の公設市場を思わせる光景だった。
中国に行った時に地元の人が言っていたが、
「 中国では、足がある物は机以外はなんでも食べ、
飛んでいる物は飛行機以外なんでも食べる。 」 と言うくらい、
とにかく何でも食べるらしいのである。
現に、中国の市場では、ヘビ、カエル、トカゲ、アヒル、
さらには犬までも売られていた。

さまざまな食生活があるが、これも古くから続いて来た食文化なのだろう。



熊本県美里町 「桑木野橋」

2014-03-11 04:58:41 | 熊本の石橋



コンクリートの下を覗くと石垣が見える







桑木野橋の全景






しかりと組まれた輪石






橋の割に大きな石が使われている






桑木野橋の案内板






石橋の近くの大きな木の下に水源がある





所在地 / 熊本県美里町清水
架橋  / 不明
石工  / 不明
長さ  / 4.49m
幅   / 4.4m  高さ / 2.7m


桑木野橋は、美里町の内山地区から石の地区方面へ向う道に架けられた橋である。
桑木野バス停のそばにあり、現在はコンクリートに囲まれて判断しにくいが、
川辺から美しい石組みを見ることが出来る。


桑木野橋へのアクセス
桑木野橋へは、松橋ICより国道218号線を旧・砥用方面に進み、
ゆきぞの苑の手前から県道153号線へと入り、
道なりに進んで行くと桑木野トンネルがある。
その手前の橋が桑木野橋である。
駐車は、橋の手前の路上駐車になる。



介護の視点 「 重度化防止と遅延化 」

2014-03-11 04:57:41 | 介護関係
重度化防止と遅延化


介護予防には、要介護状態をそれ以上悪化させないことと、
要介護状態にならない、という2つの側面がある。
介護職は、要支援状態、要介護状態を悪化させないよう、
予防的介護を実践することが求められている。
また、できるだけ現在の心身状態を維持するよう、
要介護状態の重度化防止・遅延化の視点に立った介護を行うことも求められている。

利用者は、介護職に何でもしてもらうと楽だし、
利用者本人が自分ですると時間がかかるので介護職が行った方が効率が良い、
と言う考えはこれに反する。

また、福祉用具を使った方が便利と考えて福祉用具に頼りきりになると、
利用者の生活機能が低下し、重度化防止、遅延化にはつながらない。