音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

レコ発でした

2008年08月10日 | Weblog
PoPoyansのレコ発ライブで渋谷7thFloor。満員の観客。
水面に落とした小石の波紋が少しづつ広がっている感じとでも言うのでしょうか。
去年の春には、何も知らなかったし、誰も知らなかった二人に女子が少しづつステップを上がっていきます。この仕事の冥利に尽きますね。

アンコールの最後の新曲「さよなら、今日の悲しみさん」(タイトルうろ覚え)はぐっと来ました。
伊賀君のベースは本当に良いです。清志郎(祈復活)の物真似も激似です。


レコーディングで三軒茶屋のスタジオで某バンドのレコーディング。
ここはコスト・パフォーマンスの革命かもしれないです。












発見と、さよなら

2008年08月06日 | Weblog
ポッドキャストをやったりミドリや相対性理論などなど多くのアーティストがお世話になった音楽フリーダウンロード・サイトmF247が今月いっぱいでクローズになるという連絡がある。
日本の音楽業界のレジェンド丸山さんともお付き合いさせていただいたり、これは新人アーティストのプロモーションに、これは素晴らしいと
思っていたのに残念です。僕のレコメンもはじめ、良い音源いっぱいあるので今のうちに落として下さい。

映画「百万円と苦虫女」を見る。蒼井優づくし。
前菜からメイン、デザート全て蒼井優な感じでお腹いっぱいになりました。
ラストは切なすぎ。
少し前に、WOWWOWで「蒼井優と四つの嘘」という番組をやってたのですが、演劇仕立てで、飼い猫が朝起きると、ださいおっさん(温水洋一)なっているという二人芝居があるのですが、これは彼女の演技力の素晴らしさが堪能出来て素晴らしかったです。舞台やって欲しいです。

なんか会議に出る。外資になったせいか、諸々が英語でややこしいです。粗利とか純利とか聞くと分かりました。


Snowy White's Blues Agencyのアルバム購入。ベースは湯川潮音の「灰色と私」のプロデューサーのクマ原田さん(写真)ちょっと今の亀田誠治さんと被りませんか?
88年に、この音楽性は相当アゲインストだったと思います。
こんなバンドがあるなんて僕も全く知りませんでした。
でもペンギン・カフェの後にクマさん、これやってるわけですから逆行してますよね(もしくは早すぎ)

クマさんも、勝手にソウルメイトのニック・ポッター(祐天寺で偶然飲んだバンダーグラフ・ジェネレーターの初期ベースで氷室京介の友人)もブリティュシュ・ロック最高のギタリストは実はSnowy Whiteなんだと力説されました。
機会があれば自分の耳で確かめてみて下さい。

下北沢のモナ・レコードで和田章花ちゃんのライブ。あっけらかんとした楽曲とキャラが良い感じ。MCは荒挽き団でもいけるかも。キーボードのゴメス君も弾き過ぎだけど今後に期待です。
















もし8日の夜暇ならば

2008年08月05日 | Weblog
PoPoyansのレコ発ライブが8日の金曜日に渋谷7thFloorであります。
この日はプロデューサーの鈴木惣一朗さん他、レコーディングに参加してくれたミュージシャンも出演してくれるスペシャル・ライブです。

これは彼女達の記念すべきファースト・ステップ。
僕がXTCやNICO,ミスチルを下北シェルターで見た(歌は上手いけどキャラが立たないバンドだなと思いました。懺悔)ライブを見たと自慢出来ようなライブに20年後なると思うので、見に来たほうが良いと思います。是非。

7月に買ったソフトなど

2008年08月03日 | Weblog
U2はやっとちゃんとリマスターされましたね。84年の初来日の渋谷公会堂は僕が人生で一番感動したライブです。ボノが旗振って「No War!」と叫んだ時「やっぱりノー・ウォーだよ」と思いました。ボートラも含めて嬉しすぎ。

スパークスは21作目。先日、アルバム全曲を21日間やるライブがあったそうです。僕も全部聴いてますが「インテリア・デザイン」とか微妙なアルバムの日は、どうだったんでしょうか。彼らはビーチボーイズとガーシュインのミックスチャーだと70年代のファンクラブの会長で葡萄畑の青木さんに聞きました。

イースタン・ユースのベストは世界レベルで見てもパンクの発展系のあるべき形なのではないでしょうか。

SMBのベストは89年に僕がアレンジしてリリースしました。
このファミリーツリーのグッドなデザインは立花ハジメさんに頼んだのですがクレジット入れ忘れました(懺悔)失くして、もう無いと思ってたら店頭在庫発見で。


CSSは正直、この何年かで彼女達以上の海外の新人バンドは個人的にいないです。
やっぱり一人あの、おっさんが居ると言うのが新しいのでしょうか。

シガーロスは僕的には今のレディオ・ヘッドを越えてると思います。

久保田麻琴と夕焼け楽団は、このライブ盤で始めて良さに合点が行きました。
とろけそうなスライド・ギター。
「そして私、細野晴臣がお送りしました」なんて久保田さんのMCが寒さもドキュメントで。

ガル・コスタはMPB色は皆無。ポルトガル語のサイケ・ロック
XTCの変名バンドDOSのファンも是非。


ジョニ・ミッチエルのファーストはアナログで初めて聴いたのですが、アナログを35mmのフィルムにしたら、CDはビデオ、HVはSACDなのではと思いました。本当にマスターピース。

戸川純の3枚組アンソロジーはナイロン100%の本の出版イベントで彼女のライブを見て感動で購入。ブックレットもマスタリングでも丁寧な仕事ぶりで素晴らしいです。

日本の今に続くポップ・カルチャーの原点ですね。
自分も学祭でゲルニカを呼びました。
全く古くないというか、むしろ新しいです。

同じくチャクラのサードも語られないですが、むしろこれが今耳で聞くと代表作だと思います。




レコーディングの現場とフェス

2008年08月02日 | Weblog
レコーディングの現場が3つ重なる。
でも自分のA&Rとしてのポリシーは「いかにスタジオに行かなくても、自分の意にかなった作品なるようにする」という事なので。

その内のふたつは某プロデューサーのプライベート・スタジオで知り合いにしか貸さないというもので、そういうのは穴場だったりします。

デモをレコーディングした某ティーンの女性SSWに「凛として時雨」の良さを強調される。僕にとっては激カラ料理みたいなものなんですが、聞きなおしてみます。

8月1日はROCK IN JAPAN FESで茨城のひたち海浜公園。もう毎年の恒例。前回も書きましたが日本のフェスの歴史も10年になり、リピーターになってくると、欲を言えば、なんかサプライズが欲しくなってきます。

でもマスドレのステージはメンバーの笑顔が良かったです。

アーティスト・エリアのBBQは新しいですね。食べ過ぎました。