音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

セーラー服とマシンガール

2008年08月15日 | Weblog
12日
ZAZAN BOYSのライブを見に渋谷AX.
前半のストイックなビートに絡む、80’sなシンセに、マニュアルの打ち込み、シュールな歌詞の新曲でトランス。
そして後半「Riff Man」のカッコ良すぎて失神しそうになる。

柔道2段松下敦はダイエットに成功したからかどうかは分からないですが、リズムの切れ、破壊力、カタルシスは倍増でした。

ニューアルバムは9月17日発売です。これはレジ直行で。

打ち上げで宮藤さんと話す。
新作映画はレコード会社の新人発掘部門が舞台です。
某名曲のカバーのエンディング・テーマも著作権者のOK出たそうです。
生きてく楽しみが増えました。

13日
仙台にスピッツのイベントで呼んでもらった湯川潮音のライブを見に行く。
こういうアウェイでやるのに彼女のMCは最高でした。
「キンチョール」の一言で持って行きました。
スピッツも、その昔、契約のアプローチをしたんですよね(こんな売れるとは思わなかったですが)

14日
某アーティストとスタッフでこりもせず裁判の傍聴に行く。
でもお盆の時期は裁判官、検事、弁護士みんな夏休みなんですかね。
公判も少ないし、さらに夏休みの小学生の団体とかも傍聴にいて、定員オーバー入れなかったりしてダメですね。
「時給750円と言ったのに550円しかくれないから殺した」という殺人容疑者。そんな200円の差で殺されたくないです。


元大人計画、井口昇監督の映画「片腕マシンガール」を見に行く。
彼が作演出した舞台「紅い給食」というのはタイムマシーンがあればもう一回見たいものベスト10(1位はU2、84年渋谷公会堂ライブ)に入ります。

どんなに良く出来たCGで大宮殿が一瞬で崩壊しても、この血まみれのロウテクのカタルシスにはかないません。インディー・ジョーンズの新作の10倍は脳が刺激で。

「なにもここまで」とフライヤーのコピーにありますが、その通りです。

ただエンディング・テーマはミドリでやったら最高だと思います。続編があるなら是非。