音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

7月に買ったソフトなど

2008年08月03日 | Weblog
U2はやっとちゃんとリマスターされましたね。84年の初来日の渋谷公会堂は僕が人生で一番感動したライブです。ボノが旗振って「No War!」と叫んだ時「やっぱりノー・ウォーだよ」と思いました。ボートラも含めて嬉しすぎ。

スパークスは21作目。先日、アルバム全曲を21日間やるライブがあったそうです。僕も全部聴いてますが「インテリア・デザイン」とか微妙なアルバムの日は、どうだったんでしょうか。彼らはビーチボーイズとガーシュインのミックスチャーだと70年代のファンクラブの会長で葡萄畑の青木さんに聞きました。

イースタン・ユースのベストは世界レベルで見てもパンクの発展系のあるべき形なのではないでしょうか。

SMBのベストは89年に僕がアレンジしてリリースしました。
このファミリーツリーのグッドなデザインは立花ハジメさんに頼んだのですがクレジット入れ忘れました(懺悔)失くして、もう無いと思ってたら店頭在庫発見で。


CSSは正直、この何年かで彼女達以上の海外の新人バンドは個人的にいないです。
やっぱり一人あの、おっさんが居ると言うのが新しいのでしょうか。

シガーロスは僕的には今のレディオ・ヘッドを越えてると思います。

久保田麻琴と夕焼け楽団は、このライブ盤で始めて良さに合点が行きました。
とろけそうなスライド・ギター。
「そして私、細野晴臣がお送りしました」なんて久保田さんのMCが寒さもドキュメントで。

ガル・コスタはMPB色は皆無。ポルトガル語のサイケ・ロック
XTCの変名バンドDOSのファンも是非。


ジョニ・ミッチエルのファーストはアナログで初めて聴いたのですが、アナログを35mmのフィルムにしたら、CDはビデオ、HVはSACDなのではと思いました。本当にマスターピース。

戸川純の3枚組アンソロジーはナイロン100%の本の出版イベントで彼女のライブを見て感動で購入。ブックレットもマスタリングでも丁寧な仕事ぶりで素晴らしいです。

日本の今に続くポップ・カルチャーの原点ですね。
自分も学祭でゲルニカを呼びました。
全く古くないというか、むしろ新しいです。

同じくチャクラのサードも語られないですが、むしろこれが今耳で聞くと代表作だと思います。