音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

仕切る日々

2008年11月30日 | Weblog
両親の金婚式を仕切る。50年前と同じ結婚式場でやったらどうかと思い、探したら眺望が奇麗で良く聞くフレンチ・レストラン(経営母体は同じ)になってました。併設の写真館も、そこで結婚式を挙げた夫婦は10%割引だそうです。
「何月何日の・・」と言ったら50年間前の記録も残ってました。素晴らしいです東條会館。

PoPoyansのライブで大阪のマーサというカフェ。
ここは雑貨、カフェ、ダイニング、ライブとかなり多目的ですが、「音楽」「雑貨」「飲食」が同じセンスで等価に置かれているのが良かったです。トイレにはこんな落書きも(写真)うちのトイレにも落書いて欲しいです。
もうすぐグループ魂の港カオルのスタンドイン(芝居用語の代役)に入れるかと
思うくらい日々下腹部が成長を続ける大阪のイベンターMTKW氏と、広島でのイベンター時代は週6日は打ち上げでお好み焼き屋につきあわなければいけないので、お好み焼き嫌いになり、ひっそりと「塩焼きそば」とか裏メニューを頼んだとか、そんな話。

ツアーで一緒の笹倉慎介さんのマネージャーに失礼な事を9月26日のB.Y.Gのイベントのブログで書いたことも発覚。この場を借りてお詫びします(汗)

笹倉君のこのロウにほわっとした倍音があるボーカルは本当に良いと思います。
アルバム「ロッキンチェア・ガール」も最高です。是非聴いてみて下さい。

Lotteryて宝くじ感ないですね

2008年11月29日 | Weblog
湯川潮音ちゃんのマネージャーのMTOKさんの誕生日パーティで恵比寿。
11月25日は椎名林檎ちゃんも同じで三島由紀夫が自決した日も同じです(カレーライスbyエンケンさん)
パーティのコンセプトはバブルでという事で場所も水槽(生簀でも良いですが)がある地下のイタリアン。
バブル・ファッションというとマイルス・デイビスもお気に入りだったアーストン・ボラージュですね。
僕もファミリー・セールとか行くくらい当時は好きでした。
持っていたら着ていきましたが、残念ながら、その時の服は火事で燃えたのでありません。
でも、バブルの時は、とにかくタクシーが深夜捕まらないという記憶しかないです。でも、それがある日91年頃突然捕まるようになってびっくりしました。

誕生日のプレゼントのお返しは年末ジャンボ。

100万以上当たった人は知り合いにも居ないし、知り合いの知り合いとかに居ないんですが、それを思うと性善説は信じられません。

写真に写りこんでいるトッド・ラングレンの「UTOPIA」は一部トッドのファンには「無くてよいアルバム」とまで言われてますが、パワーポップとして聴くと相当良いと思います。アナログLPで入りきらなかった曲が7inchでボーナスでついてきているのもクリエイティブの「溢れる感」がして。

再発が縁で最近良くしていただいている元ジャックスのギターで、後の横浜銀蝿、WINKなでのスター・ディレクターだった水橋春夫さんのセッテイングで懐かしいメーカーディレクターの人たちと食事会。
キーワードはオジロザウルス、ファナ・モリーナ、ジム・オルーク、鬼怒無月など
年齢に関係なく、新しくて面白い物をを求める人達と話すのは面白いです。





フリペ12号出来ました

2008年11月28日 | Weblog
フリペ「Great Hunting」12号出来ました。
exART-SCHOOLの大山純君復活のストレイテナーが表紙&巻頭インタビュー。
元ART-SCHOOLのディレクターとしては、もう音楽シーンには復活しないだろうと思った彼の復活は嬉しい限りです。

全国のライブハウス、大手レコード店、リハスタで配布中です。

写りこんでいるニッチ・ハードロックの名盤、Captain Beyondのファーストは1曲目の5拍子のドラムからしびれます。

アナログの語源は?

2008年11月24日 | Weblog
KUMAMI君とスタジオで、ピアノで弾き語ってもらい最近作った曲を聞かせてもらう。(彼と最初に福岡で会った時も、そうしてもらいましたね)
更に成長しています。彼がいかに稀有なソングライターであるという事を確信しました。

下北沢BaseMentBarでdry as dustのライブ。
まだ本当に一部の人しか気づいてないですが、このバンドは本当にすごいです。
ナンバーガールが上京してまだ間もない頃、Art-Schoolの木下理樹君に「こんなに良いのになんで客増えないんですか」と言われたのを思い出す。

後はボーカルのマッツンのキャラ立ちがしてくれば文句ありません。

打ち上げは2000円で飲み放題で泥酔。楽しかったような事しか記憶なし。

アナログ好きがこうじて、ついにキュアーのニューアルバムをCDはスルーしアナログで買う。
CDのないパラレル・ワールドがあったら、もう行きたいかも。

ザ・フーのドキュメント映画「アメージング・ジャーニー」を見に行く。
バンドのメンバーが突然死んでいっても、残ったメンバーが意地でも続けるというのは
ぐっと来る。
ライブでキースが倒れて、客席から「ドラム叩ける奴いるか」という呼びかけに応えて上がってきた奴っているんですよね。それどうなったのか見てみたいです。













思いつく事

2008年11月23日 | Weblog
スタジオ・コーストにブリティッシュ・アンセムというイベントを見に行く。
こういう混みあうとこはビールのバーカンだけ別にすれば良いと思うのですが、どうですか?
VOLA&OROENTAL MACHINEのアヒト君に会う。モードな感じのファッションも良い感じ。色々新しいバンドの話などする。新しい サポートのギターはバイオリンも弾くので相当面白い感じです。
トリのシャーラタンズは初来日は行きました。その時は何の印象も無かったのですがリズム隊がタイトで最高。
BaseBallBearはもし僕が中学生で彼らを見たら、自分も彼等みたい絶対になる、と思ったと思います。

高円寺でタイ料理屋なのにアナログがロック喫茶ばりにある店で「類は友を呼ぶ」という諺を思い出す出会い。英語だとなんて言うんですかね。

クドカンの舞台「七人は僕の恋人」を見に行く。
本当に最高だ。
僕が好きなものが全てあります。芝居はレコメンしても見れませんからね。
まだやってるので何とかして見て下さい。芝居好きでよかった。

「パチンコ伊勢志摩」「映画コメント48県」とか「ギュウカド」「無言の帰宅」
「そこでザワザワ」とか見ないとなんの事やら分かりませんが、生きてて良かったレベルで楽しいです。

栗コーダーカルテットのライブで赤坂ブリッツ。
湯川潮音ちゃんがゲスト。
今、彼らは僕の仕事したい人チャート1位です。
ゲストの原マスミさんは学生の頃からファンで82年の学園祭に来てもらいました

一度コンピに参加してもらった時に、あまりに音楽性が謎なので「どんな音楽が好きでなんですか」ときいたら「ローリング・ストーンズです」と言われてよけいに意味が分かりませんでした。
20年以上ニューアルバム待ってます。
紙ジャケ再発のあるうちに買いましょう。

潮音ちゃんの歌は自由の意味が分かるような気がしました。

久しぶりの「公開デモ評議委員会」来ていただいた方ありがとうございます。
ガチでした。

代官山ボンジュール・レコードでマッシュ・アップのCDを買う。
「表現の自由」がシステムを追い越してます。

ビザール・ギター(写真)に魅了されるのはなんなんでしょうか。











Who are the group sounds?

2008年11月16日 | Weblog
フーの来日公演は、何となく違うかなと思ってスルーしてしまったのですが、罪滅ぼし?に映画「ライブ・アット・キルバーン」を見に行く。
1年ぶりのライブなので、エンディングが分からなくなったり、ローディーに切れたり、思いつきでやった曲がぐだぐだだったりしますが、このカッコよさはしびれます。
フーというと「Who's Next」「Live at Leeds」「Tommy」が名盤とされますが、自分名盤はリアル・タイムで買ったせいもあるかと思うのですが
トピックがないせいで、ほとんどスルーされている「By Numbers」ですね。

高校生の僕にはヘビロテでした&ジャケも鉛筆でなぞりました。


映画「GSワンダーランド」を見に行く。
これは最高。

「青春デンデケデケ」「アイデン&ティティー」とかパースペクティブ系音楽映画はディテールの詰めの甘さが気になったりしますが、これは完璧。
脚本、演出はクドカン感もありますね。

ジャックスの40周年ボックスのデザインをやってくれたサリー久保田君も音楽で良い仕事してます。

フレッシュ・フォー(温水洋一!)も最高なので、本当に是非見てください。

渋谷スペイン坂でJapn狂激Specialのストリート・ボードが展開してあって、ちょっと驚く。






公開デモ評議委員会

2008年11月15日 | Weblog
ほぼ1年ぶりに「公開デモ評議委員会」やります。
11月22日(土曜日)の17時から渋谷デセオです

これは持ってきてもらったデモを、その場で僕が聞かせてもらいコメントするというものです。

当日はブローバルというサイトが主催のオーディションの最終ライブ審査なのですが、そのイベントの一部という感じです。

ただですし、良ければ来て下さい。

打ち合わせの語源は何?

2008年11月14日 | Weblog
月曜日から打ち合わせの連続。打ち合わせって語源はなんですか?
でも違う意見を打ちあいながら合わせるってニュアンスが例えば英語の「Meeting」よりあってますよね。

Mr NiceGuyで仙台の某レコ屋バイヤーのIMI君と久々に会う。目の前でCDが売れる、売れないを見るのは大切です。仙台って実は日本で食い物が一番美味いのではという話で。

元ジャックスのギター水橋春夫さんと打ち合わせ。彼は後に横浜銀蝿とWINKのディレクターとなり大ヒットを産むのですが、色んな人と繋がって面白いです。懐かしい人と会えそうで。

ニッチなアナログ買いは500円コーナーとかあると燃えますね。
ドアーズのジム・モリソンが死んだ後の2枚のアルバムはCDにすらなってないですが、、それもさもありなんのつまらなさ。
レイ・マンザレクもそれなりに歌えるのですがバンドの魔法が溶ける謎が分かります。

デビッド・ボウイのバックバンドのリズム隊が作った「Spiders From Mars」もバンド名も便乗商法がひどいです。
これも逆にデビット・ボウイがどれだけすごいか分かります。でもこのB級感はたまらない物もありますね。

カナダのマホガニー・ラッシュは臆面もないジミヘンのバチモン、ないしはX Japanがカバーしたバンドとしてしか知られてないですが、このアルバムは意外に良いです。

ストラップスは内容はともかく(ロック・クリティック名曲!)ジャケはエロ・ジャケBEST3には入ると思います(1位はもちろんスコーピオンズのヴァージン・キラーで)













誰も探していないレア盤

2008年11月05日 | Weblog
レコ審美眼を磨くためレコ屋に入ったら必ず何か買う、という縛りを自分に課してます。
大阪で入ったレコ屋で「ルイスの幻影」80年東芝EMIから。
再評価、裏名盤的な記事の類は全く見たことないです。
歴史的の残っているのは薬師丸ひろ子主演の「跳んだカップル」の主題歌を担当した事くらいですね。

個人的にはドラムの京極さん(大学のサークルの先輩です)は当時青山学院のロジャー・テイラーあるいはスティーブ・ジャンセンと呼ばれてました。
後に90年代はDe-Luxのメンバーになり、今は三宿の高級焼鳥店の店長です。

音楽的にはデビット・ボウイ、ロキシー・ミュージック、スティーブ・ハーレイなどに影響をビジュアルも含め受けてると思います。

クレジットを見たら何曲かは鈴木慶一さんアレンジ。
ムーンライダースのメンバーのクレジットもあるので当時はありがちな実際の演奏もそうかもしれない疑惑。チト河内さんのアレンジもあります。

ただの偶然ですがルナシーみたいにも聴こえます。

所属が芸能系プロダクションなので、ロックというよりアイドル的に売りたかったのだと思います。ただその割には曲がマニアックでイマイチ。

でも1500円もしたので探してる人がいるんでしょうか。
でもこれ買うなら同じ青学の先輩だったSKIN(Pro佐久間正英)を探して下さい。

映画「ロック誕生」を見る。フラワー・トラベリン・バンドが象のハリボテの上で歌うのは後にユーミンが本物の象に乗って出てくる元ネタなんでしょうか?

もっと色んな人に話聞けるし、you tubeで裸のラリーズの映像まで見れる時代なのでもっとレアな映像を!と思ったりもしますが、内田裕也さんのインタビューが最高なので、それだけでも見る価値があると思います。






ホームレスはエコ

2008年11月04日 | Weblog
コースしかない和食屋を予約して、名前を言ったら「鴨鍋ですがよろしいですか?」と確認された。その気の使い方はいらないと思う。

松井優子ちゃんが渋谷のHOMEでライブ。工事中の時に見たのですが出来上がって初めて来ました。良い感じの小箱です。禁煙にしてくださいね。
キーボードのゴメス君は大抜擢で12月から中森明菜のツアーに参加するそうです。帰ってきたら色々聞こう。

「GREAT HUNTING」の取材でネモトラボルタ。「ミュージャンになる、なんていうのは遣唐使になるみたいなものだ」という説にうけてくれました。(でもミュージシャンは死にはしませんから)

ミナミ・ホイールにKUMAMI君が出るので大阪。
パン工場の下がライブ・スペースという変わった小屋。(シカゴでボーリング場の片隅がライブ・スペースというのもありましたけど)
博多弁というのは唯一、コンプレックスも虚勢も意地も感じさせないカッコイイ方言ですね。
曲とMCのギャップは、どんどん行きましょう。

LEO今井君のライブを見て(今の彼のライブはやばいです)
打ち上げにお邪魔する。
ビザール・ギター(芝浦スタジオのロビーに飾ったあるやつ最高!)と今は見なくなった外人の吹き替えの通販のCMの話で盛り上がる

PoPoyansのデモのレコーディングでLDKスタジオ。
もう少しで魔法の粉が曲にかかると思います。

ホームレスはゴミを拾って何かに活用しようとしていて「これはエコだ!」と
閃く。ホームレスにエコ・ポイントあげられればいいのに。

写真はスタジオ前の横断歩道出発見。音響系アーティストは押してみてください。