音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

COUNT DOWN JAPAN

2008年12月31日 | Weblog
1回目から来てると思います。
今年は大晦日以外の3日間行ったのですが、去年や一昨年、一昨々年に見たバンドや風景が重なって時間軸が分かんなくなります。


開幕時に、やはりツェッペリンのSEで渋谷陽一さんが出てきて挨拶するのですが自己紹介がないので若者は誰だが分からないと思います。

BaseBallBearは初の最大のアース・ステージに登場。
最初の年末イベントは02年で、まだ高校生で下北沢のガレージで20人くらい、
3時くらいの出番で終わって中華食って帰ったような記憶があります。
それが6年後には2万人?のオーディエンスですから。

初めて生Perfumeを見る。
想像を超えるような物は無かったですが、ここまで踊れば絶対インカム・マイクの方が良いはずなのですが、使わないのは僕が常々唱えている説に則っているからだと思います。

楽屋のケータリングの寿司屋が登場してました。
でも一人五貫までの制限あり。
回る寿司しか食った事がない若いローディとかに食われないような予防策でしょう。

渋谷で最後の忘年会
でも良い事があった年は「忘」でなくて「覚」にしたいですよね。
良い事が無い事前提ていうのは日本の国民性ですか?

ウコンてあんまり効いた気がしないのですが、この日は何となく飲んで飲んだら
逆に12時くらいで記憶なしで気づいたたら3時。
僕には少なくともウコンは逆効果だと確信。
もう一生いらないです。

フジファブリック、ストレイテナー(exART-School大山純、奇跡の復活)Art-School(ステージ最高でした)ザゼン・ボーイズ、その他スタッフ関係者。
色んな人に挨拶など。
OSTを担当した向井君から「少年メリケンサック」の試写状をもらう。
やった!滅茶苦茶嬉しいです。

「打ち込み室」という看板発見。
これフェスの楽屋で初めて見たような気がするのですが何をするんでしょうか?
同期を出す時にマニュピレーターがここで打ち込むんでしょうか?(多分違うと思いますが)

タバコのブースはタバコをアピールしてるのか禁煙しろって言ってるのかもはやどちらか分かりませんね。

もちろんタバコなんて害悪は絶滅して欲しいと思います。













レコーディングに参加しました

2008年12月24日 | Weblog
大学のサークルの同窓会。NYから一時帰国のMIQUAちゃんからNYのラジオ局でやったゆらゆら帝国のエアチェックしたCD-Rをもらう。
嬉しいです。

日本のロックでもっともレア盤のひとつ「OZ DAYS」がCD再発されてました。
73年頃の裸のラリーズとタジマハール旅行団の音源が聴けます。
アシッド・セブンは名前負け。多分これも激レアになるので今のうちにゲットしたほうが良いと思います。

CKBのギター小野瀬雅生の初の著書「ギタリスト大喰らい」
70年代のロック・ギタリストを分析してコメントしていくのですが最後は料理に例えるんですね。これは僕の最近の自論「音楽料理同一解釈の論理」も裏付けてくれてます。フィル・マンザネラをみょうがに例えてるのが何か分かりました。

ミドリのレコーディングに参加してくれ、という連絡があり意味も分からずにスタジオに行く。
一回聴かされて、頭からユニゾンで全部歌ってくれというので、訳も分からずに歌う。2テイクでOK?どんなになるんでしょうか。

ライブには間に合わなかったのですがマスドレのリキッドルームの打ち上げに混ざる。灰野敬二さんのCDJ4台使いのDJプレイが凄かったらしいです。是非行きます。
今度は回る寿司の絵皿なしで奢りますから。

ナンバーガールのLive at FACTORYのDVDの最終確認。メニュー画面から動作がうまくいくかなどを確認する。初めてなので不安なのですがどうなんでしょうか。

改めてカッコいいです。「OMOIDE IN MY HEAD」3回入ってますが、日本のロックの名曲10曲に入ると思います。








ランダムに

2008年12月21日 | Weblog
PoPoyansの初企画が代田橋のCHUBBYというカフェにPAを入れて。
もっと,こじんまりしたところかと思ったら意外に大きくてびっくり。
70人くらいで満杯。
こういう手作りな感じのライブが出来るのは彼女達の持ち味ですね。
色々助けてくれたアミイゴ&店の方に感謝。

フジテレビでナンバーガールのDVDの打ち合わせ。
進行が遅れて発売日が1月28日になりましたが、決定です。
初出演した99年てもう発売になる時には10年前なんですね。
今見ても唯一無比なバンドだったと思います。

イギリスで活動してブラーやクークース、プロディジーといったバンドのメンバーともセッション経験がある24歳の日本人のベーシストに会う。
こういう人本当に増えてますね。楽しみです。

湯川潮音ちゃんが日本版主題歌を歌う映画「ティンカーベル」を見に行く。
劇場でディズニー・アニメなんて幼稚園の時の「101匹わんちゃん」以来です。

もうアニメというよりフィギュアが動いているという感じですね。
妖精に色んな人種が微妙にいるのも良いと思います。

潮音ちゃんの歌はカバーなのに既に自分のオリジナルみたいです。
日本で今一番のリアル・ディズニー・キャラ女子かも

19日は潮音ちゃんの誕生日パーティ
アリスの国なかんじのファンシーな店でした(写真)店員もメイド服で歌いながらサラダ作ったりします。メイド喫茶には抵抗がある人もここなら入れますね。

ドレス・コードが「祭り」という事なので、手ぬぐいでねじり鉢巻したら、大うけで「今まで見た加茂さんで一番面白い」と言われて微妙な気持ち。

2次会は僕もマネージャーのMZOKさんも、かなりの盛り上がり過ぎだったかも。
写真見るのが怖いです。








週末、福岡に行ってました

2008年12月10日 | Weblog
福岡にKUMAMI君のライブ、QARENのワンマン、翌日に湯川潮音のイベントとうまい段取りで3つの用事が重なり、あまりに効率の良さ。

KUMAMI君のライブは曲とMCのギャップを自分でも自虐ギャグにして大好評。
これで良いと思います。
次回の福岡のワンマン・ライブのチケットもビックリするほど売れました。

QARENのレコ発のワンマンは200人は入ってたでしょうか。
この、どちらも才能があり、キャラの違うツイン・ボーカルというのはありそうで無いと思うのですが。

打ち上げはカラオケではじける。来年から新しいスタッフになるDIEちゃんは頼んでないのに曲毎にボリューム、バランス、リバーブなどを調整。
さらにドリンクも気を見てオーダーと素晴らしい気づかい。必要です。

湯川潮音ちゃんはクリスマス・メドレーは、この季節に彼女ははまりますね。
それって彼女が12月生まれからですかね。
今、思ったのですが生れた季節が、その人のキャラの合う季節になっているという事はないですか?ちなみに潮音ちゃんと中島美嘉は生年月日まったく一緒です。

何故かクリスマス・ツリーに願い事の札(写真)
これ日本独自のツリーのスタイルにしていったら良いと思ったのですがどうでしょうか。(芸能人と言っても色々あると思いますが)









ジャックス・ボックス出来ました

2008年12月04日 | Weblog
9月ごろふと「40周年じゃん」と思いついて企画しました。
多分これが最後のリリースだと思うので完璧なものにしてやろうと思って動いてたら未発表テイクが偶然見つかったり、デザイナーのサリー久保田君(映画GSワンダーランド最高!)と15年ぶりくらいに再会したり、レアな写真が見つかったり
あきらめかけた初版の帯が締め切りぎりぎりで見つかったり何か運命感じます。

68年、日本にはGSとフォークは有りましたが、退廃、反抗、欲望、自由を表現する意味でのロックはありませんでした。それを何の洋楽の情報もなく初期ピンク・フロイド、ドアーズ、ベルベット・アンダーグラウンドと並べても遜色の無い作品をいきなり作ってしまったのは奇跡としか言い様がありません。
僕はうろ覚えで確証はないのですが、当時彼らが嫌々やっていた八王子サマーランドの営業を67年7歳の時に見たような記憶があります。
それが僕の感性をサブリミナル的に曲げたかもしれないです。

85年僕のディレクターとしての初ヒット(60位くらい)はジャックスのベストでした。

「自分なら、この仕様、この音、この値段で買うか」というのを基準で作りました。

テープの編集表(ブックレット表紙)とかツボじゃないですか?

ジャックスの代表曲「からっぽの世界」とコメントをもらった坂本慎太郎率いるゆらゆら帝国の最新アルバム「空洞です」は何かつながっているとしか思えません。

それと最高に嬉しかったのは今までジャックスに対して否定的だった早川義夫さんが、このリリースをきっかけに心を開き始めてくれた事で、その文章を読んだときは、この仕事してて良かったと思ったチャートBEST5に入りました。


唯一の反省は値段安すぎました。

日本のロックが少しでも好きな人はマストで買ってください。一生物だと思います