音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

BYG

2008年02月29日 | Weblog
和田章花ちゃんのライブを見に、渋谷7thFloor
彼女は去年の年末に渋谷デセオでやった公開デモで参加してくれたんですが、バイトのクボッチの専門学校の後輩でもありました。

ネットで不特定多数のつながるというのもあるけれど、実はこういうアナログでつながる事も大事だし、面白かったりします。今度、自分のイベント(5月18日モナ・レコード)に出てもらおうと思います。
オザケンのラブリーのカバーは出来はイマイチでしたけど狙いはあってます。

以前コンタクトを取っていたのに、疎遠になっていたSSWからMy Space経緯で連絡があり、久しぶりに会う。良い感じにタフになってました。

これはネット社会に感謝です。

何か出来るといいですね。


「格好いい事は何て格好悪いんだろう」というのは早川義夫ですが「意味の無い事はなんて意味があるんだろう」なんて事をライブ見ながら考えてました。

道玄坂BYGで、僕の最大にRSPな親爺YSMTさんと打ち合わせ。
69年開店のライブハウスで企画やらさせてもらうなんて光栄です。

はっぴえんど、裸のラリーズ(写真)と同じステージ













カナユニ

2008年02月27日 | Weblog
送別会で元赤坂のレストラン・カナユニ
通勤途中に見つけ謎の店だなと思ってました。

ランチやってないのでリサーチ出来なかったので、パーティーをしたいと、うそついて見に行きました。

創業1966年で内装も多分当時のまま。日本で始めて生の牡蠣を出したとか、三島由紀夫が愛したオニオン・グラタン・スープがあるとか、その当時の名士に愛されたそうです。

グランド・ピアノがあり、控えめにジャズ・ボーカルが生演奏されていて、昭和の映画を見てるような気分になります。

ここでCKB横山剣さん歌ってくれたら、はまりすぎで卒倒しますね。







初来客

2008年02月24日 | Weblog
20日
松井優子ちゃんのPV撮影を30分だけのぞく(写真)
眠れる美女ですね。顔をひいて上目づかいだと深田恭子に似てるかも。
出来上がりだ楽しみ。


21日
新オフィスに初めてのお客さん。このビルは事前にPCに来訪者を登録して、そこで発行される番号を1階ロビーの端末で打ち込むとバーコードが入った紙が出てくるので、それをかざすとガードが開くというもの。
良く27階までたどり着いてくれました。

mF247でポッドキャスト「出来れば部室で暮らしたい」(最新のがアップされました)の収録。

エレトイ、ヨコノリの「私もエコりたい」って流行らせたいですね。
沼田壮平君は昔から何があっても絶対レジ袋を使わないので、暴動が起きて店に暴徒が商品を抱えて逃げる、みたいに時々なってます。


22日
拙宅で冬も終わりというので鍋パーティー。
オーディオ・マニアでザゼン・ボーイズ、マネージャーの森さんに「このアナログを聴くシステムは49点ですね」と酷評され落ちる。

でも5,1Chの良さを某アーティストに分かったもらってよかったです

終電で解散のつもりが激飲み。かなりもう分け分からず。
かなり反省。


23日
下北沢のPerfume(by mona records)PoPoyansのジャケットの打ち合わせ。
正直二日酔いでくらくらでした(すいません)

隣の人間とのボーダーに居るような女子タバコをすい続けて最悪。
「全ての飲食店を禁煙に」という公約の政治家がいたら全力で応援します。

タバコを一箱1000円に出来ないのなら、灰皿、一個3万にしませんか。
ライター1個1万円とかマッチ1本500円とか。

その税収でアマチュア・アーティストのサポート・システムを作って欲しいです。

それはともかくPPyは可愛い、でも、それだけじゃないビジュアルを作りましょう。

京都生まれ、シアトル育ち、今は京都大学に留学中のEmi Mayerのライブで渋谷BOXX
20歳とは思えない表現力。歌のスケールが大きくなってます。
次回は5月7日に僕のイベントで渋谷7thFloorです。


















新オフィス

2008年02月22日 | Weblog
18日
引越しました赤坂のハイテク・ビジネス・ビルの27階。
ゴミを17種類に分別しないといけなかったり、カードもって出ないとトイレに行って戻れないとか、お客さんは事前に来訪者番号を伝えないといけなかったり、して、これは世の中が進んでるのか面倒くさくなってるだけなのかわかりませんが、新しいもの好きの僕としてはワクワク感。

専門学校のバンタンで松井優子ちゃんのPV撮影。学生頑張れ

夜はファンキー大百科でゼップ。
スーパーバタードッグを初めて見たのは94か5年の渋谷。
そこから芯がぶれずに太く、深くなってます。でもエンタテイメント。

レキシも最高。池ちゃんと幕末について語りたい。

スクービー・ドゥーの4月発売の音源をモビーにもらう(マツリ寮つながり)
ゆら帝と同じスタジオ&エンジニアでレコーディングしたそうです。サイケ&ファンク。

19日
松井優子ちゃんのサポート・メンバー候補と上京後初のセッション。
良いメンバー見つかりました。
なかなかこうは行かないので彼女は運があるかも。

岩松了、作、演出の芝居「恋する妊婦」を見に行く。小泉京子は良い感じ。
荒川良々は、はまり役国民的役者にならないですか?

20日
エレクトリック・トイズを見に渋谷LUSH。もうひとつ何かが起きればケミストリーの予感。
移動して下北沢レテでPoPoyans
ゼップでSBD見た影響でしょうか。
二人のMC絡みが絶妙でした。
「ロッカ・マイ・ベイビー」弾きこなせたら1流ですね
あんな鼻歌みたいな曲なのにコード難しすぎ。流石天才ハリー細野。
















踊る鳥人間

2008年02月19日 | Weblog
ずっと聞いてみたかった、スウェーデンのプログレ・バンド「サムラ・ママス・マンナ」の74年「踊る鳥人間」(邦題はジャケの印象からだけの勝手に付けたもので最高)の紙ジャケを購入。
基本はプログレで、ジョン・マフラクリン、ジェントル・ジャイアントとか近いかも、でもマヌケお洒落みたいな感じが北欧ぽいんですかね。
カルト名盤ですね。ブツがあるうちに購入でしょう。

同じく今のスウェーデンのバンド”DUNGEN”というのを聞く。
これがびっくりするぐらいフジファブリックみたいなんですよ。
こっちは狙いでサウンド・プロダクションは初期ピンクフロイド(ピンフロっ言わないですね、語感に誤解が多いからですかね)になってますがメロとコード感、歌の感じも激かぶります。
フジのファンの方は是非チェックして下さい。

話題?のSHM-CD(プラスチックの素材が違う)でベルベッツのファーストをなんとなく試しに買う。
音質が良くなっているのは確かですがベルベッツはリマスターもちゃんとしているのでもう1枚買うかどうかは微妙です。

リマスターから10年経つ10CC、ジョアン・ジルベルトは買いかもしれないです。でもSACD出たら意味ないですけど。

映画「アメリカン・ギャングスター」を見る。
がっつり映画見ました。食事ならフルコースという感じ。お腹一杯。
知らなかったんですが監督リドリー・スコットなんですね。

麻薬捜査官の半分以上が賄賂を受け取りドラッグに手を出していた、という事ですが、タバコも実はただの麻薬であるという事を、分かりながら税収のために国民に売りつけた国家犯罪だという事を誰かドキュメンタリーにして欲しいと思います。











深夜徘徊

2008年02月17日 | Weblog
15日
相対性理論がまつきあゆみ君のイベントに呼ばれ下北沢シェルター
彼らにとっては初45分セット。
不安もあったのですが全然大丈夫、いままで投げっぱなしのMCがはじめて落ちがつきました。

ボーカルのえっちゃん、
感情が全くでないガラス玉みたいな目に宿る目力はなんなんでしょうか。
こんなボーカリストは見たことないです。

打ち上げで色々話す。
ベースの真部君の音楽的幅の広さはかなり驚愕。マルコス・ヴァーリになりたいそうです。意味分かりません。
相対性理論は「本物のなんちゃって」を目指して欲しいです。
それはバンドのアイデンティティーが、ものすごく強くないと出来ない事ですから。

デリック・メイ、サン・ラー、ビーフ・ハート、シド・バレット、リー・ペリー
水谷孝、ホルガー・シューカイとか宇宙系アーティストの話をしたようなしないような、夢なのか。
シェルター飲みは時間の感覚がなくなり。

16日
下北沢440でおおはた雄一さんのセッション・イベント。
告知もないし、誰が来るかも分からないですが、これは面白いです。

決め事なしでステージにあがり、おおはたさんを始め、その場にいるミュージシャンがからんで行きます。

今回は小島大介さん(Port of Notes)PoPoyansのちぇるちゃん、島村智才さんなどに僕は声かけました。

特にちぇるちゃんは良い体験(憧れのおおはたさんとセッション!)になったのではないですか。自分よりうまい人とやらないと上手くならないですから。

黒生飲みすぎ。次回も楽しみです


17日
松井優子ちゃんのPV撮影。これはバンタンという映像の専門学校とのコラボで学生にPVを撮ってもらうというもの。

蝋燭の部屋(写真)が良い感じ

コンペで優勝した学生が監督をするのですが、この女子がなかなか堂に入っていて
たのもしかったです

上がりが楽しみ















別れの日

2008年02月17日 | Weblog
EMIミュージック・ジャパンの溜池本社ビルが2月16日をもって終了しました。
このビルが出来た当時は「ルビーの指輪」大ヒットの直後だったので寺尾聡ビルなんて呼ばれたそうです。
僕がここに始めて来たのは、82年大学生で音楽ライターまがいな事をやっていて
当時アルバムをリリースした元ゴールデン・カップスのギタリスト、エディ蕃さんをインタビューしに来ました。その時は入社が決まっていて、取材の現場にいた後に宇多田ヒカルのディレクターになる三宅さんに「来年、よろしくお願いします」と言ったら、キョトンとされたのを覚えてます。

最後の二ヶ月は違いましたが、ほぼ25年ここに通ったわけです。

屋上や地下室ではArt-School Number Girl 良くPV撮りました。

ロビーでは氣志團のメイジャー・デビュー発表会で司会しました。

やらかして(何かは書けないです)試聴室に呼ばれ現ユニーバーサルの会長のISZKさんに泣くほど怒られました。

中2階でアーティストの宣伝、制作プランを明け方までスタッフと考えました。

中2階の奥の倉庫でロイ・ウッド、パイロット、ピンク・フロイド(箱根アフロディーテ!)のレア映像(16mmフィルム!)を見つけたのは痺れました。
つてをたよって、ただでビデオにコピーして見れた時は感動しました。
でも今は簡単にネットで見れますね。

色んな事がありすぎです。

「繰り返される諸行無常、蘇る性的衝動」by 向井秀徳









どちらもPで始まる

2008年02月15日 | Weblog
フリーフォーク・デュオ PoPoyansのレコーディングで渋谷と原宿の間。
1ヶ月に2日づつという通常はあまりないスケジューリングですけど、その間に
アイディアが広がって面白いすね。

基本はライブと同じように彼女達にはオケも歌も同録でやったもらい、それにアコーディオン、バイオリン、クラリネット、アコギ、ペダルスチールなどをダビングしていくスタイル。
プレイバックを聞くと音楽の魔法を信じたくなります

抜けて東京ドームでポリスのライブ(PPYの二人、惣さん黙って抜けてすいません)

僕は80年の初来日の渋谷公会堂行きました。

下手の最前列。一人でシスコで買ったレインコーツのファースト(名盤なのに再発されないですね)を持って行きました。

当時はレインボーのライブで客の圧死事件の後でライブ中立っちゃいけなかったんですね。

僕は若気でいたりで立ち上がったら体育会系の警備員に押さえ込まれ連れ出され半分くらいしか見れませんでした(泣)

その後半を今日は見ないといけないですよ。

歌は一部はオクターブ下で逃げてましたが、完全な現役。

スティングの頭髪も微妙に戻ってないですか?

でもコープランドのドラムがポリス・マジックだと思いました。
叩くとくるくる回る小さなシンバルなんて言うんですかね?

前座のフイクション・プレインはスティングの息子じゃなかったら許せないですね。
コード進行一緒だし。


当時エアチェックしたカセットの79年のライブもクボッチにアボカド・スタジオでプロツールズのコピーして音質も補正してもらいました。
ホリ君楽しみにしてて下さい。


何食わぬ顔してスタジオに戻る。
バレンタイン・イブという事でスタジオにはケーキやチョコレートなど。

甘いものが世界から無くなっても別に困りませんが、こんな時はあって良かったと思います。










ロッキンな連休

2008年02月12日 | Weblog
マスドレのアルバム・レコ発のライブで下北沢シェルター。
チョモランマトマトがゲストでソールドアウト。
1月にファースト・アルバムが出たばかりで、この動員力のアップは僕の経験的にもナンバーガール並みです。
どちらも素晴らしい。マスドレは長尺のプログレばりのインストを聞かせる演奏力とテンションはギャルバンとか、そんなの関係なくすごい。
彼女達をブログで絶賛してくれた○る○の○田さんも来てくれて、メンバーとも歓談してくれて良かったです。シェルターのハコウチはいつのまにか色んなスタッフやらバンドマンとか来てぐしゃぐしゃ。

ダイノジ・ロック・フェスで川崎クラブチッタ。
マスドレ、チョモ2つとも大抜擢で呼んでもらえました。

諸事情でひさ子ちゃん抜きのブッチャーズは久しぶりに見ましたけど、ナンバーガールのとの対バン・ツアーの時に「これはナンバガもまだまだだ」と思ったのが蘇りました。
チョモランマのオグ君は「落ち込んで精神を病みそうになるくらい良かった」と意味不明な感想。日本の宝です。

マスドレのチエポンは、憧れのひさ子ちゃんに会えず激落ち。
楽しみは取っておきましょう。

そんなブッチャーズの吉村さんのマーシャルには。。。羨ましすぎです。

明け方の曽我部恵一バンドは、スティーブ・ジョーダンが居る時のニール・ヤング&クレージーホースと、99年のライジングサンの明け方に見たサニーデイ・サービスとフジ・ロックのニール・ヤングが色々被って来て眩暈。本当に名曲満載。

午後5時に会場に入って、終わって朝6時。心地よい疲労って矛盾した表現ですが。

映画「全然大丈夫」を見る。荒川良々という怪優を存分に堪能出来ます。
岡田義徳も木村佳乃もすごく良いです。

「俺は憩いまくりたいの!」は使って流行らせたいです。

この映画の藤田監督というのは大人計画の映像を初期から撮っていて、ただのファンなので、個人的に仲良くなりたいためだけに某ベテラン関西人アーティストのPVを作ってもらった事があります(時効、でも懺悔)

映画「ミスター・ロンリー」を見る。
マイケル・ジャクソンの物真似芸人が主人公というのが肝なのに、やはり使用料が高くてマイケルの曲を使えない(多分)というのが画竜点睛を欠き少し残念。











始まる予感

2008年02月08日 | Weblog
マスドレのアルバムは引き続き好調、チョモランマトマトの4月9日発売のニュー・アルバム(最高すぎ)もカンパケてプロモーションがスタートです。

プレイヤー募集のコーナーで応募してくれた女性キーボーディストに会う。
プログレのルネッサンスからシガーロスまで面白い幅の広さ。
でもこれから薬剤師の試験だそうです。合格お祈りしてます。

「音に生きる」の取材を受ける。テーマは「セットリストについて」
「セトリは料理を出す順番に近い」などと持論。

渋谷ののん兵衛横丁ので心のグルの女子と二人でワイン3本空け、おたがい言いたいことだけ言って、かなり楽しい。

相対性理論、マスドレ、つしまみれ、ネハンベースを見に千葉ルック。

つしまみれの「オジーオズボーン」は最高だ。

終電まで1時間もないのに急いで飲みに行く彼女たち根性が素晴らしい。


ポッドキャスト「できれば部室で暮らしたい」第45回が更新されました。
http://www.mf247.jp/mfstation/mfst00000000060.html

今回は福岡のQARENを紹介してます。

週末はマスドレとチョモランマトマトの2マン、そしてダイノジ・ロック・フェスです。ロッキンな週末です。