音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

衝動買い

2007年09月30日 | Weblog
30日
劇団「シャンプーハット」の公演「その夜の侍」を見に下北沢スズナリ。
前回はストリーも覚えてないほどの印象だったんですが、今回は良かったです。
駄目人間が運命のスパイラルで悲劇に巻き込まれ駄目になっていくというのはポツドールとか最近の小劇場流行の気がしますが、最後の落ちは上手く落としました。
(映画「リトル・チルドレン」必見!にはかないませんが)
僕が芝居が好きなのは、映画、音楽、では感動しない脳が感動してるような気がするのですが、そういう意味で満足でした。留守電のメッセージを消去するシーンが印象に残ります。

劇場出たらあまりの寒さにガタガタになる。
やはり寒くならないと冬服買う気にならないですよね。

なので冬服買うつもりで中目黒散策してたら琴線アイテム(これ流行りませんか)に出会い(写真)

靴買うつもりなかったのにえいっと購入。
ちなみに「衝動買い」って英語でImpluse Buyingだそうですよ。

店員の「これで最後です」「これ僕も買ったんですよ」というのはどこまで信じて良いのでしょうか。

「買った後悔」と「買わなかった後悔」ありますけど、皆さんはどちらを選びますか。
僕は前者です。「買った後悔」覚えてないのですが「買わなかった後悔」は覚えてます。以下「買わなかった後悔」リストです。

綱島のディスカウント屋にあったクリスタル・ボディのストラト
下北沢の質屋にあったセミアコのリッケンのベース(マニが使ってるやつ)
同じく下北の質屋にあったアンペグ?のクリスタル・ボディーのギターのレプリカ
(ジョー・ペリーが使ってるやつ)
AUNT SALLYのVANITYのオリジナル・プレス
ロンドンの中古レコード屋で売っていたThe Jamのアナログのマルチ、同じくUltra Voxのアナログ・マルチ

ちなみに買わなかったのではなく交換しちゃた後悔は
Roxy Musicの「Both Ends Burning」の日本盤シングル(B面未CD化)とSparksの「Terminal Jive」














ブルーラメのジャケ

2007年09月30日 | Weblog
28日
ゆらゆら帝国のニューアルバム「空洞です」を頂く、
彼らは、僕の出たものは全部買いアーティストなので、もらえた事よりも発売日より前に聞けて激うれしい。サンプルは通常盤なのでちゃんと発売日に初回仕様買います。
素晴らしい。「予想は裏切り、期待に応える」というアーティストの理想を常に実践してますね。
皆さんも迷わずご購入下さい。

ライブの度に確実に歌、楽器の出音が良くなってきているのと、アンサンブルがはまってきています。

即出で湯川潮音ちゃんのヘアメイクをしてくれているSGYMさんの誕生日どっきりパーティーで下北沢。こういう時の勝負ジャケ(写真)で。
ばっちり成功でした。
僕は以前「絶対泣かす!」と思い、2回周到な準備で「どっきり」やった事があるんですが、正直好きです。誰かで次プロデュースしたいです。

渋谷7thFloorで冨田恵一さんとのオーディションのファイナリスト。
島村智才さんのライブ。
「River」という曲があるのですが、これが名曲です。

彼女のデモを作るのを手伝ってくれるギタリスト(10年くらい前にEMIでバイトしてたそうです)の方と当時同僚だったEMIのスタッフとまたB.Y.G

僕がこの世で一番内省的な音楽家だと思ってるニック・ドレイクが一番好きだそうです。(僕も大好きですが)

4(3?)弦を張らないB52'sのリッキー・ウィルソンの話、ジム・オルークのチューメ使用禁止などロック与太話

自分ばっかりがんがんしゃべりすぎました(少し反省)
さらに飲み代もタクシー代も出してもらうという体たらく。



29日
相対性理論の打ち合わせ。
駅でBBBの関根さんに会う、前日僕のブログ見てイタリアのプログレ・バンドAREAの事でメイルもらいました。
彼女はBOX買ったそうです。あの変拍子とキメの嵐はZAZEN BOYSのファンも聴けると思います。
一緒のARERA盛り上げましょう。ラスト・アルバム「1978」探さないと。

相対性理論の半年後、1年後、2年後まで見据え4時間。

フジテレビのファクトリーにゆらゆら帝国を見に行く。

この「緊張した脱力感」というのは何なんでしょうか!?













健康診断で飲み

2007年09月28日 | Weblog
25日
mF247でポッドキャストの収録。
アシスタントのエレクトリックトイズ、横田は一ヶ月後に体重45キロをきって、
それを1ヶ月キープ出来なかったら、番組降板というテレビのバラエティーのような企画。降板後のアシスタントはPoPoyansかぐしゃ人間か!?

26日
脂質(コレステロール)が有り得ないほど高い(レベルI)といわれ再検査。
薬も飲んだんですが3割減ってました。それでも通常に2倍だそうです。
さらば、揚げ物、焼き肉、スウィーツ、果物、卵。

PoPoyansのライブで渋谷のアップリンク。迷いました。遅れてすいません。
おなじみのレパートリーもアレンジを変えたりしていて、面白かったです。
FJWR君、来るって言ったのに泥酔して忘れてくれて良かったです。
これでMTOKさんに怒られません。

おなじみ渋谷BYGでBBBのホリ君、京都から直入りの相対性理論の永井君とかと飲み。
いいですよね若いって、恋の導火線が短いっす。
おなじみの突然テレビ電話を手当たり次第にかまわずする。
ぐしゃ人間が深夜女子なのに出てくれて妹のスキンヘッドを見せてくれました。


27日
マスドレのアルバム・リリースの打ち合わせ。

「じゃあこれで」としめた後に大切な事ひとつ言い忘れ。

「スルーする」あるいは「明日、ちゃんと言う」どうしますかね。

そのマスドレと同じプロデューサーのフレイミング・リップスのCDを取り込もうと思い整理してみる。

ライブDVDなかなか出ないですね。じらしプレイ。












Podcast更新しました

2007年09月27日 | Weblog
「加茂啓太郎のできれば部室で暮らしたい」
第36回が更新しました。

今回はスタッフのARI君のお気に入り、ふくろうず(ボーカルの内田さんは中谷美紀似)を紹介してます。

いつものヨコノリとのグダグダ・トーク、天才、沼田壮平の即興による「勝手にジングル」など聞き所満載(!?)でお送りいたします

イタリアン・プログレ

2007年09月26日 | Weblog
24日
ディクス・ユニオンがバーゲンでイタリア・プログレの紙ジャケをディグ。
これがフィジカルの最後の再発と思うと今買わないともう無いと思うとつい買う(写真)

PFMくらいは聞いてたのですが、個人的には「シンフォニックすぎるかなぁ」と思ったんですがAREAははまりました。
天才と呼ばれたボーカルのデメトリオ・ストラトスのソロ買ってみたのですが
アカペラだけのライブ盤、でも78年でもうホーミーをやってるのはすごいですね。
どれもイタリアのバンドの肩に力入りすぎのB級感がたまらないです。
イタリア行って中古レコ屋行きたいです。

そのBANCO来日ですよ。NMRA君(同級生で青学のスティーブ・ハウと呼ばれ今は博○堂、営業で当時はロン毛だったのが今はノン毛)行きませんか。

映画「サッドバケーション」を見る。キャストはいいのに微妙に残念。

シャワー浴びて飲んで寝るかと思ったら「下北で飲んでるので来ませんか」と某若手ギタリストから電話。

寝酒でも飲みに行くかと行ったらPoPoyansも居て、偶然が3縦で、この面子。
フリーになりたての某ドラマーが名刺も音のサンプルも常に持ち歩いていて、素晴らしい。よく言アマチュアの子に言うのですが「どこにチャンスがあるか分からないので、常に資料と音源は持ち歩きなさい」と言うのですが実践してて素晴らしいね。











自分名盤

2007年09月24日 | Weblog
23日
メインのCDラックを「自分名盤コーナー」を作ろうとトライ。
X/Fernand Abreu,Trouble/Sailer,Treasure/Girls at our best,Yes,we have no
mananas-so get your mananas today/Kevin Ayers,風がとだえた日/Freebo
Be Thankfull for what you get/Willam DeVaughn、マラッカ/Panta&Hal
世界は平和島/進行方向別通行区分、Coney Island Baby/Lou Reed、Captain Byyond/Same,電撃的東京/近田春夫&ハルオフォンなどをピックアップ。

自分の脳内趣味が出ますね。どこのジャンルからもはみ出るものが好きみたいです。

映画「London Calling Life of Joe Strummer」を見る。

最近思うのですが、アーティストってデビュー時にイメージとしての年齢が初期設定されちゃうんですね(綾小路翔の永遠の16歳は、それを逆手に取ってます)それを維持するか、モード・チェンジして現役でいられるかどうかがアーティストが生き残っていけるかどうかなんですね。

Clashが実はマネージャーに作られ、マネージャーに壊されたバンドだというのも
感慨深いです。

最後までバンド・メンバーだったポール・シムノンが何故コメントで出てないのか、謎です。

ミック・ジョーンズとの再会のシーンはかなりぐっと来ます。

少なくともバンドマンは全員見たほうが良いと思います。

僕も「Tommy Gun」のイントロをドラムのフィルで19歳に戻れます。

タワレコに寄ったら東京事変が表紙の「風とロック」が最後の一部発見。
ぼんやり見て手に取りそうな男子がいたので、ダッシュでゲット。
良心の呵責が若干。








ライブ、再会、出会いなど

2007年09月23日 | Weblog
21日
湯川潮音のライブで草月ホール。
松尾スズキさんが芝居で全裸のまますべって、客席まで落ちてしまった事がここであったのですが、それを見て以来です。

出来る限りアコースティックという事でアコギもラインで拾うもののマイクも立てるというこだわりよう。
潮音ちゃんは、そのため常にギターを拾うマイクを意識しなければならず、「さだまさしさんの気持ちが分かります」と的を得てような不思議なMC。
彼女の魅力はソプラノで上の音域で張って歌う、天国の歌声なのですが、いままでは得意ではない中音域が魅力的になってきてますね。

新曲もモードが変わってきているし、アーティストとして次の次元に入ったように感じます。

最後の客だしの影アナが本人だって皆分かったのでしょうか。アドリブでやったそうですが上手過ぎで逆に分かんなかったのではないでしょうか。
お母さん元祖女子アナのDNA


打ち上げでこだわり赤坂見付のバー(以前、この季節は良いミントがないのでモヒートは、お出し出来ませんと断れました)カクテルと目が覚めるくらい美味しかったですが、男子3人で寿司屋でがっつり食ったくらいの額に「東京に安くて美味いものなし」の教訓。

22日
湯川潮音のライブにも来てくれた女性デュオ、PoPoyansのライブで下北沢mona record。
未完成でも、新曲をコンスタンスにやってくれるのは素晴らしい。

二人のケミストリーが少しづつ形になってきているように感じます。

NYのデイブ・フリッドマン・オーディションでお世話になった山田さんに呼ばれて友人の誕生会(ちなみに初対面)

松尾スズキさん演出のキャバレーに出演される大川さんにお会いしたり、踊りすぎで肺に2回穴があいたというテレビ通販会社のケイトとかとお会いする。

そのケイトさん、僕のフリペ渡したら「サンキュー」と言って4っに畳んでポケットにしまいました。
日本人ならしないですよね。国民性の違いを思わぬところで感じました。

「日本の音楽ビジネスの権利を知りたい」というのでアメリカにはない放送社系出版社の話を英語でするはめに。
「Do you understand?」と何度も確認したんですが
「Yes」との事、でも僕の任天堂DSの「買い物が出来るレベルです」の英語では絶対ちゃんと伝わってないと思います。


このお宅はマンションなのに部屋の中に階段があって1階はキッチン&リビング、
2階がバス、トイレと部屋3つ。珍しい間取りです面白いです。
ちなみ女性3人でシェアされてます。

3時半、ダスキン沈没(写真)。









「Great Hunting」6号

2007年09月23日 | Weblog
出来ました。もう店頭にあると思います。
前回、バイトにニッシーが頑張って配布ラインを増やしてくれたので、発送1日目ですでに品薄です。
元メガデスのマーティー・フリードマンの取材が出来たのですが、スケジュールが合えず立ち会えずに残念。是非どこかで探して読んでみてください。