音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

悲しみよこんにちは

2008年01月28日 | Weblog
ちわきまゆみのマネージャーだった横井さんを偲ぶ会で立教大学。
85年代ころから90年くらいまでマネージャーとディレクターという関係で仕事してました。
新米ディレクターだった僕は本当に勉強になりました(本当に迷惑かけました)
ロンドンにアルバムのミックスで行きました。
マスタリングのスタジオにジョイ・ディビジョンのマスターがあって勝手に触って写真撮った(紛失)なぁ、とか思いだし。

影響を受けた人ベスト10に入ります。「加茂ちゃんが30歳なんて信じられないね」と渋谷のゼストで言われた事が昨日のようです。それから僕は変わってるんでしょうか。
彼は以前大田裕美さんのマネージャーで電車がなくなり広島から東京までタクシーで帰った、という伝説があるのですが、いらっしゃっていたご本人にお伺いしたら本当でした。大声で前歯を見せて笑う声を僕は忘れられません。
安らかにお休み下さい。



湯川潮音ちゃんの出るイベントで池上本門寺。
会場は椅子で400人くらいステージの後ろに3mくらい観音様?が3人くらい
いて、なんか罰当たるんじゃないかみたいな。

でも天井も高くて木の箱の柔らかい小屋の響きは素晴らしい。
まさに彼女の声が響くと、そこは涅槃でした。


でも注意書きで「講堂内では脱帽のこと」とあったのに客も、さらに出演者も着帽率かなり高かったんですが大丈夫だったんでしょうか?
罰が当たって禿げるんじゃないでしょうか。心配です。




ポッドキャスト更新しました

2008年01月26日 | Weblog
是非聞いて下さい

http://www.mf247.jp/mfstation/mfst00000000060.html

僕は何が好きかと言われたら実は70年代のロキシー・ミュージックは本当に好きです

ロキシー・ミュージックのヒストリーDVDを見る。
僕の好きな感じが全部あります。

ブライアン・フェリーのダサカッコ良さはたまりません。

77年の来日公演も一人で行きました

Tokyo Joe


イベントやります

2008年01月25日 | Weblog
僕がプロデュースしたイベントやります。


Re;Song Cycle Vol2
1月28日(月)
19:00スタート
会場、渋谷 7thFloor

出演はhttp://www.numatasohhei.com/
ひさびさのライブの沼田壮平

冨田恵一オーディションのファイナリストの島村智才
http://www.myspace.com/chisas

ノラ・ジョーンズを思わすハーフ、京大学に留学中のEmi Meyer
http://www.emimeyer.com/

間もなくデビューのKUMAMI
http://www.kumami.info/

Port of Notesの活動再開も嬉しい小島大介

これは楽しいと思うので是非。




ラスト・レコーディング

2008年01月25日 | Weblog
EMIの7階にある第3スタジオが1月24日で稼動終了です。

僕が初めてここに入ったのは83年のローザ・ルクセンブルグ(後のボカンボスですね)のヒカシューの巻上公一さんプロデュースのコンピのレコーディングでした。
それから、ちわきまゆみ、からナンバーガール,BaseBallBear,
最近ではチョモランマトマトマスドレまで本当に多くのレコーディングをしてきましたね。
音の良さは屈指のスタジオです。

思い出作りという事で23日はゴージャスなデモ録り。
元ナンバガの憲ちゃんも来て最後は大セッション。
僕も泥酔の上、自分的にはジミー・ペイジばりのソロを弾き倒し、記憶無し。

24日は湯川潮音ちゃんのライブ・リハに使う事に。

最後はスタジオの明かりをぎりぎりまで暗くして「Water is wide」をアカペラで。

第3スタジオ RIP










発見!

2008年01月23日 | Weblog
ピアノ弾き語りSSWオーディションというのをやる。
これはスタジオにグランド・ピアノをセッティングして一人10分の持ち時間で演奏してもらうというもの。
ピアノだとほとんどセッテイングの時間が要らないのでサクサク行きます。
今回は生ピアノがあって弾き語りのSSWが出演するライブハウスの推薦アーティストでやったのですが、次回は飛び込みでやってみたいです。

そんなスタジオの何の変哲も無い掛け時計を偶然ひっくり返したら、こんな文字が。

ホテルの部屋の絵を裏返すとお札があったなんて都市伝説もありますね。
子供の頃は川の石ひっくり返してザリガニとかミトコンドリアとか探しました。
色々ひっくり返して行きたいと思います。



函館!

2008年01月21日 | Weblog
人生3度目の函館。
函館がGLAYについで産んだ奇跡になるか、DRY AS DUSTの函館での上京直前のラスト・ライブ。そのGLAYが当時ライブを良くやっていたいうファンにとっては聖地らしい、あうん堂。
ライブハウスというよりラウンジみたいです。
パンパン140人。
彼らは簡単に言うとトラックはポスト・ロックばりなコード感とアレンジなのに歌メロは異常にポップという、ありそうでなかったスタイル。
初ワンマン。素晴らしい。

函館なのに何故か名古屋スタイル居酒屋、2軒目もチェーン店居酒屋で5時。
東京にこのバカ達が来るのが楽しみです。


起きてDRY AS DUSTの新宿の母、FJT譲と前日に最も5ッ星コメントが多い海鮮料理店。
基本的にこのブログは食べ物の事書かない、というのをポリシーにしてるのですが
人生で一番馬美味かったウニ食べました。


帰りの電車でギターのニャガイとスィニー・トッドのジョニー・デップのキャラは後期ダムドのデイブ・ヴァニアンのパクリなのではないかと。








特殊メイク

2008年01月18日 | Weblog
渋谷で音楽制作者連盟の新年会で大人のパーティー500人くらい。
ライブハウスやフェスに行くと、「ここで自分が一番年上かも」とか思って落ちるんですが、こういうとこだと、まだまだ若者だと実感して嬉しくなる。

移動してチョモランマトマトと飲み。
バシ君、モンゴルの奇祭のグルみたいにメイクされ。

マスドレのアルバムがオリコンのデイリー・チャートで77位に入ったそうです。
素晴らしい。

プロツールズのメーカー、デジデザインにお邪魔する。
「最近、プロツールズが悪者にされがちだ」との事。
でも革命は常に反動されますから。

大塚にMUSIC☆PORT JAPANの主催のアマチュアのデモを聞くイベントのコメンテーター。

43歳本職パン職人がバイオリン担当の「クレイジートイレ」というバンドがまさに狂ってました。
あきらかに高円寺円盤系なのに、そんな意識が全く無いのがすごい。

口からでまかせ言ってるのにメモまで取ってもらってすいません。

菊池成孔のDUB SEXTETはジャズをダブでやるという事なんだと思うのですが、ダブ処理は少しだけなのですが、それが微妙に効いていて音響ジャズ。
良いです。

土日は5年くらい前、氣志團で(シークレット・ゲストでGLAYでした)行った以来久しぶりで函館です。





レコ屋の掟

2008年01月16日 | Weblog
レコ屋に入ったら必ず何か1枚は買う。という自分の意味無しルールがあるのですが、同じとこ行ったら仕方なくカスレコを買う事になるのにレコ屋にどうしても行きたくなり、わざわざ途中下車して学芸大の中古屋。

ペグモというのはCDにもなってないし、語られた記事も見たことないですが、四人囃子(ドラム&キーボード)ハルヲフォン(ドラム)安全バンド(ボーカル&ベース)+2名という日本ロックのスーパーバンドです。

81年リリースで全編デジタル・レコーディング&マスタリングとアピールしてあります。その時期としてはかなり早い導入ですね(だから音がどうとかあんまり関係ないですが)

音は、そのイメージに反してロック的な要素をぬいたすかんち。
ムーンラーダースのセカンド(潜水服ジャケ)が近いと思います。

曲自体はポップで良いのですが微妙に毒気がないのが歴史からも消えた原因でしょうね。セカンドも出たような気がします。

ニッチの中のニッチでしょう。


「ジャーマン+雨」はメディアは絶賛ですが、サイトのユーザーレビューがイマイチなの止めようと思ったんですが、時間も短いし行こう、と思ったら。これは面白いです。
ユーザー・レビューの弊害感じました。

下北駅前劇場とかで芝居を良く見る人なら、この面白さ分かると思います。

山下敦弘監督の描く、だめ人間絵図にも感じにも近いですが、テンションが違います。誰も笑ってないとこで自分だけ笑いそうで。

他人のトラウマを取材して曲にする(謎の譜面)
「憂歌団と一緒のステージに立つ」って発想も謎すぎ。

でも最近の日本のヒット映画って、恋人や肉親が難病&ダイって話ばっかじゃないですか?
これは家族を大切にしろメッセージをサブリミナルに刷り込もうとするという政府の陰謀かと思うのですが。











パーティーでした

2008年01月15日 | Weblog
もし18歳の時だったらびびって入れなかった日本で今お洒落な場所ベスト5に入るであろう目黒のホテル・クラスカのオーナーが変わったとかでパーティー

別にオーナーが知り合いとかそんなセレブな人間関係ではなく、そこに呼ばれたDEDEというバンドを見に行きました。

彼らはインテルのCMにも出ていたデビッド矢野というガーナ人とのハーフの彼がボーカル&キーそして、サポートしているSSWの島村智才さんがコーラスで参加してます。

かなりお洒落度、外人度&身長高いですね。
才能あるけど、金はない若者と付き合う日々&仕事なので、こういうセレブな感じは久々ですね。


でも人混みすぎ(1200人くらい来たらしいです)でバーカンも、すごい行列で何か配給で並ぶ難民みたいでリッチなんだか貧乏んだか分かりません。

スナックも店員が持っていく途中にばんばん食べられててこっちも難民状態。

DEDEのライブはPAとかちゃんとしたとこではないので厳しい状況ですが大うけでした。
3月9日にデビッドと島村さんが出てもらうイベントをモナ・レコードで組んだので是非。

混みすぎでしんどいすぎで浅野忠信のライブもあったらしいのですが途中で退散。

でも、ちょっとかなり個人的に嬉しすぎる事あって今年もがんばれるかと思いました。