音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

日比谷野音の思い出

2010年06月20日 | 音楽
今日はBase Ball Bearの2回目の日比谷野音のワンマン。
雨とのアナウンスがメルマガでも配信されたので合羽を引っ張り出しておいたら、完全な晴れ。当たらない天気予報に今日は感謝です。

僕が初めて日比谷野音に来たのは多分80年のパンクとNWのイベント
椅子は木でアナーキーがアンコールを受けても出られずボーカルが激怒してステージに出てきたのを覚えている。

多分、リザード、一風堂も出たような曖昧な記憶。

次はパンタ&ハルの歴史的名盤「マラッカ」の発売記念的なワンマン。
少年少女合唱隊が出てきて「ステファンの6つ子」(激名曲なのにアルバム未収録)を演奏したシーンは脳裏に焼きついてます。

この仕事をするようになったからもランダムに思い出すとVOWWOW,デッドエンド、すかんち、アンジー、The Fuseとか見ました。

ウルフルズの奇跡の復活ワンマンは素晴らしかった。氣志團がXオマージュでCO2撒きながらメンバーが客席に乱入したのは笑った。

小沢健二のフリーライブの多幸感、フイッシュマンズの聴いたことがない迫力の低音。

イベントでのデビュー直後の椎名林檎のインパクト。

ナンバーガールのまさかの「OMOIDE IN MY HEAD」の構成間違い

ゆらゆら帝国で究極のダウナー、ZAZEN BOYSで究極アッパー


ここはロックのパワースポットだと思います。






講師やりました

2010年06月13日 | 音楽
MUSE音楽院で「SCHOOL OF GREAT HUNTING」という事で講義をやらさせて頂きました。

今まで何回かこういう企画はやったことはあるのですが、日常のルーティーンの仕事ではないので緊張します。

基本はアーティストに僕が必要だと思っている3つの「ティー」オリジナリティー、ポピュラリティー、アイデンティティー。これに沿って話します。

それはおのおのどういう事なのか、そして、それを自分のものにするためにはどうしたら良いのか。

ひとつは「まず聴け」美味い料理を食べた事がないシェフに美味い料理は作れないという理論です。


次は「作りまくれ」絵は描かなければ上手くならないし、小説も書かなければ上手くなりません。

最後は「考えろ」ラーメン屋で成功しようと思ったら、新しい味を開発するためにラーメン屋さんは、いろんな出汁や麺や具を工夫するわけですよ。
誰かのレシピを真似ただけのラーメン屋に少なくとも行列は出来ないです。

そんな事を実例や音源を聴きながら授業をしました。

最後はいおなじみ公開デモ。予想以上にクオリティーが高かったです。

このレポは次号のGreat Huntingそしてシンラ・マガジンのWEBにも出るらしいです。よければチェックしてください








Great Hunting Night Vol12開催です

2010年06月09日 | 音楽
Great Hunting Night Vol 12 開催が近づきました

年齢、音楽性もごった煮な感じですが、それもまた楽しい感じになると思います。


日時 6月11日(金)

会場、下北沢mona records

出演

大濱吾朗
奄美大島出身18才!のブルースマン。やばいです


mico
30曲以上オリジナルをもつ 17才 かわいいです


light ship
歌声が素晴らしい


湯川トーベン
日本を代表するベーシストの一人。娘さんにもお世話になってます


KUMAMI
ピアノの弾き語りはやはり胸にしみます

デモ応募ボックスも設置します。お持ちいただいた方にはコメントをお返しします

「ブログ見た」と言っていただければ前売り料金でOKです


ではお待ちしています





50周年オーディション開催です

2010年06月02日 | 音楽
今年はEMIMusic Japanが東芝音楽工業として創設されて今年が50年なわけです。

それを記念してオーディションをやろうという事で今年に入ってから色々考えてたんですが、直感で箭内道彦さんと出来ないものかと思いつき、クリエイティブ・ディレクターと審査委員長をお願いしたところ快諾を頂きました。

実は最初の打ち合わせはアラバキ・フェスでやりましょう、とロックな提案を頂いたのですが直前で都内で打ち合わせ。(でもアラバキに行くセッティングはしてしまったので行きました)「無茶振りしてください」とありがたい言葉をいただきました。

とりあえず「やります」的な告知だけですが、色々考えてます。7月1日は詳細発表でデモの募集も始めます。

皆さん準備して待っていてもらえればと思います