音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

傍聴など

2008年06月30日 | Weblog
僕のやっているポッドキャストが更新されました。今回は福岡の大瀧詠一、白井元大君を紹介してます。あと思いつきで世界お国めぐりという新企画。
従姉妹夫婦が転勤でペルーに住んでるので調べました。マチュピチュってペルーなんですね。

某アーティストと詞のインスピレーションを得ようと(ただの口実という説も)
裁判の傍聴に行く。
893の恐喝事件。「手足切ってドラエモンにしてやる、というのは言いましたけど、なまり弾ぶち込んでやるは言ってません」て言われても。

痴漢の温水洋一キャラの常習者に女性検事「あなた口では反省してますって、
いくらでも言えると思ってませんか」ってカッコよすぎ。

集団強姦の証人喚問に呼ばれて、裁判官にたしなめられて法廷で舌打ちして足踏みするパシリ・キャラ・ヤンキー。

これは面白いです。向井君とか好きだと思います。

某インディーズ映画制作、配給会社の代表と飲む。かなりパンクなキャラ。実際秋からパンク映画のレートショーをやるそうです。

80年のPASSツアーの東京公演にドン・レッツらしき人物がカメラ回してたというのは僕の幻想か!?

僕が同時エアチェックしたストラングラーズの初来日公演のオンエアー音源の話で盛り上がる。
同席者は誰もついて来れず。

先週、大阪に行った時にずっとニヤミスでやっとお会いしたギューン・カセットの主催者の須山さんにいただいた音源を聞く。
函館の裸のラリーズのフォロワーと公言する「シベールの日曜日」は「愛」がマネを超えてました。


映画「JUNO」を見る。
サブキャラの30代後半で93年にメルビンズの前座でギターを壊した事が自慢で、今はCMの売れっ子コンポーザーというのは面白いです。
80’s・ティーの次は産業グランジ・ティー(Alice in Chainsとか)来そうですね。
何故、そこでランナウェイズ?なんでモット・ザ・フープル?とか突っ込みどころもありますが、ロック・ファンは楽しめると思います。





出来ました!

2008年06月27日 | Weblog
PoPoynasのアルバムの見本盤が届く。
100枚以上自分がディレクションしたアルバムやシングルがあると思うのですが、この時の嬉しさはディレクター冥利です。

でも怖いのは誤字脱字、あるいはCDにノイズが入ってたりすることを思うと血の気が引きます(実際何度かやらかしました)ハラハラしながらチェックします。

食べ物に例えると上質な木綿豆腐みたいなアルバムだと思います。「まずは塩だけで食べてください」的な感じでしょうか。
発売は7月9日でmF247で先行で1曲フリーダウンロードなども出来るので是非。

意外に初めて

2008年06月26日 | Weblog
24日
「今のロックシーンをどう分析するか」みたいな企画で雑誌「マーキー」のインタビューを受ける。「ナンバーガールは何を変えたのか」「“レア”という概念がない今の世代」「最高級の豆腐の味噌汁と激辛料理を音楽に例える」など思いつくままに話す。では撮影という事で編集長の松本さんフィルムをセット。お見それしました。
ZAZEN BOYSと渋さ知らずオーケストラ、ドラビデオを見にO-EAST。
ZAZENは新曲含むセット。音楽的にはなんだか良く分からないくらいすごい。
ドラビデオは最高のバット・テイスト。渋さはあの10人くらいの管がいっせいに入ってくるタイミングは最高だ。

昔の部下から結婚の報告という事で飲む。
音楽業界の女子は結婚しないし子供も作らないし、日本の未来のためにも良かったです。(人の事は言えないですが)
彼女はいつも会うたびにジャンルが違うのも心配だったんですが、今日はLAセレブ系プチ・ビッチ・キャラでした。

25日
素材を変えた高音質CDの試聴会。盤面を印刷状態で音質に差が出るそうです。
昔、CDのふちを緑に塗ると音が良くなるっていうのありましたよね。

新宿の老舗ライブハウス「ヘッドパワー」にデモを送ってくれたバンドを見に行く。
80年代から、この店ありますが実は初めて来ました。

縁が無いというのは不思議なもんです。

1階になぞの店(看板)チラのぞきしたらウッドベースも見えました。
不思議です。ここは多分一生行かないと思います。






松井優子新曲!

2008年06月24日 | Weblog
冨田恵一さんとのオーディションで優勝した松井優子ちゃんの新曲「bonbon」がmF247でフリーダウンロード中です。

今回は歌と歌詞のみならず、メロディメーカーとしての彼女の才能も確認してください。
アレンジはB-type sessionといってディレクション、アレンジ、エンジニアリング、おのおのの得意分野の人がファイルのやりとりをしながら作業。
最後には生のストリングスのダビングとモダン&ゴージャスなものになりました。

是非ダウンロードして聞いてみてください。

泡沫New Waveが好き

2008年06月22日 | Weblog
金曜日
2軒目に行ったバーが貸切パーティー。まず音楽業界の人間しか来ない店なので知り合いだろうと思い入ったら、これが日本のロックを語る上で外す事が出来ない某レコード・メーカーの大先輩のリタイア・パーティ。
「加茂啓太郎君か」とか他社の人間なのにフルネームで何故か呼んでいただき恐縮。
初対面の他社のA&Rと音楽業界の今後を熱く語ったつもり(実際は多分ぐだぐだ)どう帰ったか記憶無し。

土曜日
11時の新幹線に乗るのに起きたら10時。
大事な時にぎりぎりで目が覚めるんですよね。「もう起きなさい背後霊」がついてるのかも。

心斎橋クアトロで相対性理論がイベント出演。競演はマゾンナ、あふりらんぽ、あぶらだこ、など激コア。
あぶらだこは最初のソノシート以外はリアル・タイムで全部買いしてます。
ライブは10年ぶりくらい。これはやばい。
いつまでもついて行きます。アンプリファイド篳篥(ヒチリキ)って。後テルミン舐めてました。

ヨルズ・イン・ザ・スカイのシバヤンとジプシー・パラドックスのアンディ(父親がスコットランド人でデイブ・グロールのウリニ、でも英語しゃべれず)とかと飲む。関西のバンドマンの、あまりに刹那的な生き方に感動。

日曜日
雨の川崎でKUMAMIのフリー・ライブ。氣志團がデビュー前福岡の敬護公演で雨の中テントの中でやったのを思い出す。いつか伝説になるでしょう。


最近は出張に行くと時間の隙間を見て底値のアナログ・ハンティング

泡沫NWを3枚ゲット。
THE MEKONSはギャング・オブ・フォー、ワイヤーに近いですが全体的にぬるいのが良くも悪くも。今もやってるそうです。

AGE OF CHANCEはソニック・メタル・ディスコというコンセプトで当時ジグスパ、FGTHを超えるカッコよさと思ったんですが一発屋で終わりましたね。
でもこれは87年にイギリス人がヒップホップのアプローチをやっているという意味でもビースティーボーイズともシンクロする名盤だと思います。

SKAFISHはこの妙な刈り上げとデカ鼻のジャケだけは当時からレコ屋(シスコ)で手に取ったんですがジャケ買いするにはいたらず、初購入。
XTC,DEVO,SQUEEZEあたりが近いですが、このハイパーな感じは後に映画音楽の巨匠になるダニエル・エルフマンが率いたOINGO BIONGOが近いです。
曲は結構良いのにサウンド・プロダクションがしょぼいのが残念。でも見かけたら買ったほうが良いです。
















石のふくろう

2008年06月18日 | Weblog
PoPoyansのPVの編集。
可愛い感じなのが出来そうです。
でもPVというのはアーティストの作品のように見えて、実はCDのプロモーション・ツールなわけです、その辺の兼ね合いは難しいですね。
そういう意味で僕の自論はマイケル・ジャクソンの「スリラー」以上のPVは存在しないです。
音楽評論家、編集者、音楽プロデューサー平均年齢50才で渋谷で飲み。
魚とワインが美味くて、これはやらかすかもと思ったらやらかしました(多分、記憶無いです)
でも同席女史2名からも「昨日は飲みすぎてすいません」のメイル。僕的には、そんな記憶ないです。もう一名の平静だった男子からは「みんな、謝るほどの事なかったですよ」と返信。本当に何もないと良いんですが。

目黒にPoPoyansのビルの屋上ガーデンでのフリー・イベントの打ち合わせ。
窓口の方がイベント慣れされてない感じなのですが、初々しくて好感。

LDKスタジオで打ち合わせ。細野晴臣さんが創設者云々のパンフレット発見。
でもナンバーガールは厳密に言えばレコーディングはしてないですね。
でもBaseBallBearとArt-Schoolは確実に使いました。聞いてくれればいいのに。

フリペ「GreatHunting」の打ち合わせ。このビルは入管番号がないと基本的にはオフィスに入れないので、お客さんが、いっぱいの人に発行してたら日にちやら会社名やら間違ってすいません。もう少し何とかならないんでしょうか。
次号は7月25日配布予定です。

湯川潮音ちゃんのライブで昭和の奇跡の建造物、池袋自由学園。PA無し弾き語りライブの第2回。
前回はリハしか見れなかったのですが、今回はきちんと見る。
素晴らしい。特にヴィンテージのリズム・ボックス(トーベンさん所有)を控えめに鳴らして歌う曲はヤング・マーブル・ジャイアンツを彷彿とさせました。
細野晴臣さんの最新刊「分福茶釜」の帯のコピーが「本当の事は静かに聞こえる」
シンクロして。

会場入り口のふくろうの石像。昭和で水木な感じです。













一週間でやった(やらかした)事

2008年06月16日 | Weblog
カンパケたばかりの函館の新しい奇跡Dry as Dustのファースト・アルバムを日曜日の昼だから大丈夫だろうと爆音で何度もかけたら警察呼ばれる。
来た警官の方も「一応呼ばれちゃったんで、すいません」みたいな感じでした。
以後気をつけます。

業界の1歳先輩で自分的には、近いとこで当たりくじを引かれて、悔しく思っている方に20年ぶりくらいでお会いする。
少ない情報量でもきちんと分析してらっしゃっていて流石です。

大学の同窓会的な飲み。
先に逝ってしまった奴、病気の話など。
Who is gonna die first?(by Moon Riders)の年齢という事ですね。

PoPoyansが雑誌ランブリンの「美女とハマケン」のコーナーでサケロックのハマケンと対談。メンバーのnonchanは学校の後輩で「環境係」で一緒だったそう。流石自由の森学園(通称”ジモリ”)です。

これまた業界の大先輩になんと目白の高級ホテルでランチをご馳走になる。
ドアボーイになじみな感じで痺れる。お返し出来るように頑張ります。

新しいスタッフに応募してくれた方の面接。自分も緊張します。

SSWのYUU君とバンマスのマコッチャンとこれから頑張って行きましょう飯会。
舞茸が名物の隠れ家カフェって? 新しい80'Sやりたいと思います。7月11日にライブはmona recordで。

新宿HMVでPoPoyansのインストア・イベント打ち合わせ。僕が見た一番印象に残っているインストア・ライブはロンドンで見た元ストラングラーズのヒュー・コーンウェルので短い以外はほぼライブですごかったです。

相対性理論の初企画で渋谷ネスト「実践 Ⅰ」なんとソールドアウト。
ヒゲの未亡人、最高でした。成田から直行してくれた岸野さん感謝。

前述の渋谷B.Y.Gで僕の初企画。
お客さん来なかったらどうしょうと思ったんですが動員もなんとか形になり出演者にギャラも払えました。
バイオリニスト兼ギタリスト(ノイズ&ザゼン・ボーイズ好き)という新しいミュージシャンとの出会いも嬉しかったです。
曲がった事が大嫌いなYSMTさんを怒らしそうになり少しはらっとする。

日曜日に昼酒飲んで二度寝するほど、もう折り返した人生の時間を無駄にしたと感じる事はないですね。

フジテレビにファクトリーにチョモランマトマトが出るので見に行く。
ツアーを経て、しなやかさと固さが、さらにすごい事になっている。
見に来たマスドレの二人と社員食堂。CDの売れ枚数が信じられないとの事。
こんなもんじゃまだないと思いますよ。













イベントやります

2008年06月11日 | Weblog
6月14日 渋谷BYG(since 1969!)で僕企画のイベントRe;Song Cycle Vol6を行います。

持ち込み企画を普段はやらないこの小屋では画期的なイベントです。

出演はPoPoyansKate Sikora
島村智才

損はさせません。是非来てください。

新しいPoPoyansのアー写も出来ました。可愛い感じです


ライブでした

2008年06月10日 | Weblog
イベント「うたの日」に湯川潮音が出演するので渋谷B.Y.G。このイベントは店長のYSMTさんが良い渋谷を取り戻すために尽力してやっています。還暦を越えても、このスピリット。見習います。
潮音ちゃんは弾き語り。ハープつけてると水飲めませんからね。

KUMAMIのライブが青山曼荼羅。無事ソールドアウトです。
形だけでなく本来のエモーショナルという意味では、こんな「エモ」で「ハードコア」なアーティストはいないかもしれないです。
アップテンポな曲など、別の扉が開いているのも嬉しかったです。

福岡から来たDIEちゃん打ち上げで青山の○民で刺身に期待してはいけないです。

映画「マジック・アワー」を見に行く。上質なエンタテイメント。まっとうな寿司屋でまぐろの寿司をたべるみたいな安心感。

地元祐天寺の中古レコ屋で「ダディ竹千代&東京おとぼけキャッツ」のセカンドを発見、未CD化(多分)
僕は80年彼らの東京タワー展望台ライブを見に行きました。
日本のロック史においては「ファンクと歌謡曲をミックスしたバカテクのコミック・バンド」とファイリングされてますが、ライナーにはザッパ、エディー&フロー、レジデンツ、タキシード・ムーンまで引き合いに出されているように、相当変なバンドです。ビッグ・サプライズ。


リーダーのダディ竹千代さんは多分、駅で何度かお見受けしたので家が近所のはず。新しいi-podを発売日にアップル・ストアに買いにいったら僕の前で購入してました。




ビンの山の中

2008年06月06日 | Weblog
メルツバウとジム・オルークのセッションを渋谷ネスト。

果てしなく続くノイズの中にフル・オーケストラからハードコア・パンクまで、全ての音楽の和声とリズムが聞こえました。

PoPoyansのライブで下北沢440。
のんちゃんの「イタカワイイ」キャラは新しいです。
湯川潮音のライブで原宿ラフォーレ
ライブと途中で立ち上がってストレッチする人は初めて見ました。
戻って下北沢でロック・オタ飲み。ボニーと言えばボニー・エムでボニー・ブラムレットではない。

mixy musicの説明会。7月から出来るそうです。何かが変わるように期待してます。
見に行った新人バンドに「一言言ってやってくれと」と言われ、出来るだけ偉そうにならないように話たんですが、恐縮されてまだまだですね。


PoPoyansのPV撮影で某公共住宅。理事長さん、分かりますけど。
移動して下高井戸のボトル・シアター(写真)で撮影の続き。
1本40万円のレア・ボトルからマウンテン・デューの1、5リットルまで5万本とか。
いつか「チャリーン」という音がしないか、はらはらしっぱなしでしたけど、何も起きなくて良かったです。
これは良いPVになりそう。