音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

フジファブリックと新宿厚生年金会館の思い出

2009年10月25日 | 音楽
新宿厚生年金会館にフジファブリックを見に行く。
この会場は最近ロック系はあまり使いませんが、高2の時にブライアン・フェリーを見に初めて行ったのですが田舎から横浜に引っ越してきたばかりで、場所が良く分からず、親戚のおばさんに聞いたら武道館と間違えて教えられて、ライブに間に合わなくなりそうになり、そのおばさんを恨みながらあせり汁を出しながら会場に行ったのを思い出します。
(その時はブライアン・フェリーよりも当時exキング・クリムゾンだったジョン・ウエットンの方が喚声が大きかったですが)

フジファブリックの志村君は僕の本「ミュージシャンになる方法」を読んでくれて
デモを送ってくれたそうなのですが、その返事が全くつれなかったそうです(全く記憶にないんです、懺悔)
その後、当時部下で現フジファブリックのマネージャーのOMR女史が「少年メリケンサック」の、栗田かんなばりのテンションで「良いバンド見つけました。20才でスピッツみたいな感じです」とデモを聞かせてくれました。

そんな事が過去にあったなんてすっかり忘れ、なかなか良いんじゃないのという事でギターの総君を紹介したり、デビューまで色々サポートしました。
ライブを見ても本当にワン&オンリーなバンドだと思います。
料理で例えるとフレンチの一流店修行した後に京懐石の店を開いたみたいな感じでしょうか。
それと、レーザーを多用した照明も凄く良かったです。

写真は厚生年金会館の階段横の謎のオブジェですが、この建物は全体的に万博感がかなりあって、みうらじゅんとか好きそうですね。
思ったんですが、これが仏像とかみたいに500年後も残ってたりしたら文化遺産になるんですかね。
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