音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

やはり許せない

2009年10月15日 | 音楽
下北沢某ライブハウスに行く。
ここはドリンク・チケットで引き換えられるのは発泡酒のマグナム・ドライ。
これがまずい。
「発泡酒でも美味しいです」という女子がいたけれど、やはり発泡酒は日本人の舌を駄目にしていると思います。

松尾スズキの舞台でわがまま歌舞伎役者に扮する阿部サダヲが発泡酒のCMに出て「肉体労働者をアル中にする酒だね」みたいな事をいって、溜飲を下げたものです。

以前は発泡酒とは言わずにビールとして発泡酒を出している悪徳ライブハウスも結構あったのでましにはなったし、ここは量は普通についでくれますが、渋谷某ライブハウスは発泡酒を1デシリットルくらいしか注がないので、本当にどうかと思います。
あの小屋は発泡酒なんだよな、と思うだけで、その小屋に行きたくなくなりますね。

日本のライブハウス・カルチャーが欧米に比べ日常に浸透しないのは、スペース上ライブ・エリアとバー・エリアを分けにくい、ライブを見ながら酒を飲む習慣が薄いという事が理由のひとつだと思っているのですが、発泡酒出されたら飲みたくても飲む気がしなくなりますよ(健康にはいいかもしれませんが)

みんなライブ行って美味しい酒を飲みたいと思います。

例えば新宿レッドクロスは500円でプレミア・モルツを出すし、新宿ジャムは1500円(多分)飲み放題のシステムがあったり、代々木ブガルーは2杯目は400円になったり、お客の事を考えたり企業努力をしてるところもきちんとあるので考えを改めて欲しいと思います。