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my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

王者の背中

2012年03月19日 | ファッション(靴)


 カカトを律持するその傲然とした背中。




 靴の王様はブーツ(なぜだ)、ブーツはまあ大体...冬(?)、そしてそのブーツ達からそのシーズン最も膂力、存在感を発揮した一足をひとしれず選びます。寂寥...




 昨冬は文句なくクロケットの「ラドナー」。



 








 この冬は迷いましたがこれでした。



 



 他を押し退けてその権勢を振るい続けた。



 



 オールデンでもウェストンでも、その圧力を排除しきれず。



 



 傷だらけの王者、シミだらけの冬将軍、ムラだらけの圧政者。



 



 たしか、"シューティングブーツ"というらしいのですが、トリッカーズ( Uチップブーツ )です。



 強い。。。恐いものしらず。


 悪条件であればある程この靴の強みが分かりました。






 
 


 一時期は同ブランド新参のジョッパー "PETER" にキングの地位を脅かされかけたが…..


 


 ジョッパー、ジョドファー、ジョドパー、ジョドプール、、、読み方はなにが正解かどうもよく分からないままに少し失速。



 U「お前は黒々かっこいいけど名誉の戦傷の痕がわかりにくいんだよ!このキズを見よ!」

 
 と、言いながらまたこのUチップが前へ前へのさばってきました。



 
 


 先端の裂傷は以前紹介させて頂きました。任侠の世界じゃありませんが、これがまた無言のまま妙にドスを効かせるのです。



 


 あとはサイドのストームウェルト沿いに水染み。


 


 なかなかの肌荒れ荒武者ぶり。



 「豪雨」によるひどい雨染みは、「小雨」によって克服する(目立たなくする)という方法をこの猛者は体を張って教えてくれました。


 





 




 履き味硬めというのはトリッカーズに特徴的かもしれませんが、このブーツは返りの悪さも不快ではなく、逆にそのホールド感に助けられました。余程足にあっていたんでしょうね。



 



 2年程度の使用で、既にダメージと復活を繰り返した末の独特な「古艶(ふるづや)」が。。。。



  




 しかし奢れる平家も久しからず。いつまでも猛威を振るってもらっていては他の靴を楽しめず困る。




 やはり足元から季節感変化させて行きたいですし。




 次の冬までさようなら冬将軍、、、ということで。 茶番劇でした^^




 








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ロクヨンセイラー

2012年03月15日 | ファッション(靴)




 "滑らないソール"…..解釈の仕様によってはその authority というべき、、、「スペリーソール」。


 ポール・スペリー(ヨットが好きだった)という人物が、湖面の凍った湖(?)の氷上を滑ることなくはしゃぎまくって、もう盛り上がり過ぎてはしゃぐことを止めずどんなに「骨っこ」(犬用お菓子)を見せて誘導招請しても帰宅の気配すら見せない愛犬を見てズビビっときて「滑らない靴」の開発と「犬のしつけは後になればなるほど難しいこと」について深く考えるようになったんだとか。。。。


 ちなみにこの愛犬の名前は Pooper でした(これは嘘)。



 



 スペリー氏、名前だけみると非常に滑りやすそうですが、この御仁が1935年、「デッキシューズ」の代名詞となる SPERRY TOP-SIDER(トップサイダー)を創業したのです。


 当時から事故が絶えず、滑落しやすい船の甲板上の安全の為に。


 セイラーの頼もしい味方。



 いうまでもなくデッキシューズとしての用途ではなくとも、僕の身の周りにもトップサイダーは当然に存在していました。大学時代こればかりよく履いている友人もいましたし( NIKE やコンバースが全盛だった周囲の狭い世界に於いてはチャーチとトリッカーズを履く僕とトップサイダー派の彼は足元の様相に関しては異端児だったのです)。



 
 
 


 自分で履こうとやっと購入したのが一昨年頃だったでしょうか。


 OXFORD というスマートなタイプでアッパー素材は 60/40(ロクヨン)クロス。


 最近常套句化しているのですが "褪せた" ライトブルー、クラシカルなロクヨンの素材感と相まって雰囲気抜群だと感じました。



 


 といっても履いたのは昨年でしたか、たしか下田の温泉にいった際とか数回程度。



 この春以降はデッキシューズのように軽やかに楽しめる履き物として エスパドリーユ(エスパドリュー)に面白いものがたくさん出てきそうですね。


 比較的早い時期からクロップドやショーツが登場してきそうなこともあり、エスパドリーユも気になりますがとりあえず僕の構想ではこのトップサイダーの登用機会を増やすことを考えています。 m's braque のジャケットにも肩肘張らず合わせてみたく。



 







 



 冒頭スペリー氏の犬のエピソードは、僕の実家に長く居て、風防力学的に理想的な形状(新幹線のよう)で庭を疾走し、たびたび家を脱走、帰還を繰り返した白く細い愛犬のことを想い出させます。たしかに滑り知らずでコーナーのターンが見事だった。

 



 ちなみにトップサイダーのアウトソールに犬足の肉球感は実際感じられません。

 


 
 
  
 





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FAIRWAY

2012年03月03日 | ファッション(靴)





 こんにちは。さっき身長2メートルぐらいのおばさんを見かけました(おばさんのようなおじさんではありませんでした)。


 もちろん日本人です(名前は大庭さんとかかな...)。179cmの僕が見上げる感じ。2メートルのおばさんがいてはいけないということはないのでしょうが、念のため忘れないように記しておきます。





 大きなおばさんの話からこの小顔のおじさんが「顔」をつとめる靴の話へ。


 







 


 みなさんきっと大好きな adidas STAN SMITH(スタンスミス)。80s復刻版と称す。旧称は「ハイレット」。




 





 
 


 
 スタンスミスは当然のように学生時代の頃から履いていて(履き方は現在の感覚とはまた違った発想によるものだったかも)多分3代目です。



 「世界で最も多く売れたスニーカー」.....(?)



 




 
 



 この "フェアウェイ" というグリーンがいいんですね。


 
 




 素朴なタンとか"そのまんま"な接地感とか。



 



 大人のスポーツマインドを清涼に足元に取り入れる、スタンスミスは "ローファー感覚" でちょっと気取って履いていきたい。




 春の兆し。 まだちゃんと寒いがね...。




 


 鮮やかなホワイトとフェアウェイグリーンのコントラスト。




 ワイドテーパードシルエットに九分丈ぐらいがこれからまた楽しみなボトムス展望。




 僕のような者が今更言うのもおこがましいのですが、上品でいて、清潔感があって、軽やかで、、、見事なチープさ! 




 


 

 嗚呼、スタンレー・スミス....デフォルメされたあなたは僕の目には一瞬ヨハンクライフに見えるよ。。。。。



 
 ベンチ内の頼もしい春要員たち、、、、あたたまってきたようです。




 










 
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足下素描

2012年03月01日 | ファッション(靴)





 
 "偉大な結果を生む思想はいつも単純である"


 と、あのロシアの偉大なじいさんあたりがゴニョゴニョ言ってたかな。。。。



 それにしてもここしばらく(主に休日)どんな靴を履いて外出していたか。


 靴をやたらと履き替えたがるひと特有のこころの「ひずみ」みたいなものがあるのかないのか、、、自分でもそこはよくわかりません(実はちょっと分かる気が)。



 とにかくいろいろ履いて楽しんでいました。


 偶然ですがなんとなく近年の主役、オールデン率ウェストン率がこの頃は低かったようです。




 写真と共に振り返らせて頂きますね。






 




 
 


 テラソンのデニムにトリッカーズカントリー(エスプレッソバーニッシュドカーフ)。
 




 

 





 


 ユナイテッドアローズのカーゴパンツにトリッカーズカントリー(ブラインドブローグ)







 





 

 
 ウィムニールスのプチサルエルにトリッカーズの「バートン」(ネイビーカーフ)。



 (トリッカーズ愛はやはり根強い)






 





 


 ハバーサックのニットジョッパーズにヒロシツボウチのオイルドレザーブーツ


 




 





 

 
 J.W.ブラインのウールパンツ(カーキ)に J.M.ウェストンの「ローファー#180


 (このローファーを履いている日、電車に間に合うかギリギリの状況で無意識にダッシュしていました。ローファーでダッシュできたことに驚き....電車には間に合わなかったんですが)






 





 


 ん、仕事の日の写真が混ざって...(なにやってる..)三陽山長の「友二郎」です。我ながらこの靴はよく磨かれていて大切にされているのが分かります。







 





 
 
 
 もちろん時にはスニーカーも。。。ノンネイティブに「ニューバランス1400CC」。この深いチョコレート色はクリース入のドレス系のパンツにもとても相性がよくて。
 





 





 

 
 バンドオブアウトサイダーズのオリーブパンツに山長のマウンテンブーツ「穂高」(山さん)。

 




 ....多いぞ、ちょっとここからはもっと簡単に。。。。


 







 やはりチャーチが一番好きです。



 

 チャーチの「チェットウィンド」(ダークブラウン)。



 

 これもチャーチの「チェットウィンド」(タン)。ノンネイティブのデニムとチャーチのフルブローグを合わせる、、こういう感じがキブンイイ。



 

 クロケット&ジョーンズの「チルターン」。歩き心地、ボトムス合わせ、楽々。



 

 オールデンのモディファイドラストのプレイントゥ(ネイビーカーフ)。起用機会低し。





 どうやら思いのほか長くなりましたのでこのへんで。



 例年ならブーツ傾倒が顕著なのですが、今冬は短靴もスニーカーも幅広く。



 靴ども、いや靴の皆さん、寒い中よく働いてくれました。 



 そろそろ「冬の王者」を決めなければ....





 




 Fin...






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足だけ品格

2012年02月23日 | ファッション(靴)





 とにかく均質で繊細で、滑らかな毛足の J.M.ウエストン #705



 




 ガツッとぶつけて目立ったキズでもついたら悲しいでしょうが、スウェードの日常及び非日常の手入れは基本的にこの2種の道具による。



 




 



 栄養+防水スプレーとスウェード用ブラシ。



 多少の防汚性も備えているらしいこのスプレーを、毛足を逆立たせて浴びせかけ、乾いたらまた逆方向にブラッシング。



 「予防措置」完了。




 そしてさきの休日。「K」と買物に出かける際、このチェルシーブーツを履き降ろしました。



 



 これが完全な自然光のもとでの見え方ですが、ほお、明るいですね。



 「金茶」(Snuff Suede)と呼ばれる色のクロケットのスエードチャッカと比較してもかなり明るめ。


 
 良くも悪くも惹き付けられる美しい発色。。。(履いていく歳月と共にきっとくすんでいくものです)



  



 特に寒い休日にはよく着ている marka(マーカウェア)の「遊牧コート」(土臭い系)と、"八分五厘"丈に直した数年前の G.T.A.のウールトラウザーに合わせて( Lee のホワイトデニムでもよかった)。

 
 履き始めた感覚は想像通り特に問題ないものの、まだ返りが充分にないせいで爪先が削れ、靴内でソックスも動きかけていました。


 このラスト(Dウィズ)はポールジョイントから先端にかけて思いのほか細く狭く、もしサイズ感を間違えた場合苦労しそうな気配が。



 一服しようと立ち寄ったカフェで椅子に座り足を組んだときにハッと気づくこのブーツの独特な美しさ(足だけ品格といいます)。。。


 
 



 これ見よがしではなく、"エレガンス"ってのをあくまでほんの一部、ほんのりとり入れられるような、、、そんな足元からのビルドアップを。
 



 寒さはきっとやわらぎ、季節も少しずつ移り変わる中、この靴のもつ柔らかく温かな雰囲気はますます活かされそうに思います。





 色移りはあり得るが、試しに今度デニムにも合わせてみよう…..
 



 
 

 






 
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砂上の「V」

2012年02月15日 | ファッション(靴)



 (一応砂上に足の角度でななめVが表現されてるんです、あとから気づきました)



 なるべく目立たぬように、仕事にオールデンのアル!ゴン!キン!(Vチップ)を履いて行くことがあります。




 ビジネスに「V」(縁起は良さげ)、、、正直しっくりこないんですが(ベルトの色なんて全然合わなかったし)。



 でもなんとか履きたかった。




 



 通勤途上の公園、砂上にて。




 それはどうでも。




 ご存知でしたか?




 
 



 Vチップは真正面から見ると「足袋(たび)」に見えるんです。




 敢えて語るに及ばず。。。




 こんな更新無用のことでした。




 では....もう少し残ります。










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プレッピーに

2012年02月12日 | ファッション(靴)






 J.M.ウェストンの「ゴルフ」のシューレースを交換しました( shoe stripes )。



 
  




 「生成り」のシューレースとウェストン的ブラウンは大変マッチして。



 ハリスツイードのジャケットなどと共に、昨日午後からの予定があったので履いて出てみました。



 
 


 

 

 (ジーンズは『テラソン』です)

 


 ベルギーあたりのお菓子のようで。



 紐2本が変わっただけで、重古い(おもふるい)ツイードジャケットスタイルが随分力の抜けたものに変わった気がしました。



 




 よりプレッピーな印象になったように思います。




 でも、選んだ紐の長さは間違えましたよ。だいぶ短めで....結び目がリボンのようになったのは狙ったのではなく。









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「美は細部に宿る」

2012年02月10日 | ファッション(靴)







 以前のエントリーの続きとなります。



 



 J.M.WESTON(ジェイエムウェストン)の #705(チェルシーブーツ)。



 
 




 

 ナンバーリングによると、ラストはおそらく….「39」(?)。

 



 


 クラシックラインのサイドゴアです。


 トゥモローランド関係者の皆さん、売って下さってありがとうございました。


 購入に踏み切るまでの試着は2.5回(?)。


 見え方、履き心地。最初から一遍の文句もないことにやっと気づきました。



 スウェードで、この仕様探し求めていましたし。

 
 



 さかのぼれば、クロケットの「チェルシー」でいいか、と思っていて、、でも内心盛り上がらず消滅。



 



 そして現在に至り、やはり己の問い、彷徨の行く手は「ウエストン」に帰着した。



 (シンプルなフォルムの細部に宿る美、願わくば画像に反映されればと、、、またまた数が多くてすみません)


 
 





 



 サイドエラスティックで、結局フォルムの簡素化を実現しているスタイルの最たるものだと思います。




 

 


 乗せているスウェードは滑らかで非常に甘い(?)色合い。




 

 
 ジョッパー(ジョドファー)ブーツのスクエア気味な形状に比べると、柔らかさを醸す普通のラウンドトウ。




 


 特有のセンタークリースも顕在。



 
 


 細部を見れば見るほど、、、、作った職人さんに感謝したくなりました。フランス人だったらなんてファーストネームだろう、、、「ジョスラン」とか「ステファーヌ」、「エメ」、、「エメ・ジャッケ」。。。

 トラヤの羊羹をしずしずと捧げ持って行きたくなりました。



 ちなみに売出し当時のビートルズのメンバー達はこのサイドゴアブーツを履いていたとか、、、(もちろんスムースレザーの)。




 なんかうれしい。




 また例に漏れず、未だ履き降ろしていない段階でのアップですので。



 


 
 事後、あらためてどうか見守って頂きたく。





 今日は異常です、いや以上です。ありがとうございました。




 











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foreshadow

2012年02月09日 | ファッション(靴)





 こんばんは。だいぶ眠いですね...。




 以前「靴欲の彼岸」なんて題して今年の靴に関する展望について、「展望」しないまま適当に記述してしまいました。



 今回新たに靴を一足。



 昔のように「衝動買い」はなくなりました。



 



 結局心から求めていたものを、充分考え、よく試着したうえで手に入れることができました(そりゃ、これ以上靴が『必要』かというと別の話ですね...)。なかなかこの靴美しく。



 杜撰な性格ですが凝り性(?)なところもあるので、、、この靴に関してまた近日あらためて、ここで!




 
 

 微妙~~に実態を伏せようと(なんでこうしたくなるんだろうね)。





 ついうれしくて、、、早い段階で(断片的で恐縮ながら)アップしてしまいました。。。。



 



 ではまた、宜しくお願い致しますー。








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Whisky は凍らない

2012年02月05日 | ファッション(靴)



 寒波ちは。こんにちは。

 
 先月1月というのは序盤、欧州主要リーグの休止期間が一部重なるとはいえ、フットボール好きにとってはストーブリーグという本来の競技とはまた別の楽しみを提供してくれる「動く」ひとつき。


 基本ヨーロッパ基準ですが今回もあわただし、、、いや、昔に比べるとやはり欧州の通貨経済危機の影響。静かでした。


 僕は昔からこの「移籍市場」というのが異常に好きで、国際サッカーニュースの頻繁なチェックは欠かせません。


 本田選手の「ラツィオ移籍破談」に関しては少し落胆を覚えますが、もともとラツィオ...って移籍先としてあまりピンとこなかったので。


 なし得るなら、セリエ(イタリア)じゃないほうが望ましい。本田選手には本人が好むと好まざるに関わらずボランチとしての適性があるとも言われますけど、とはいえイタリアにいってしまうと他リーグに比してますます守備への献身を強く求められそうで。言語の点からしてもせっかく英語を自在に操れるなら、やはりイングランド、もしくは言語系統の似ているドイツ。両リーグともスペインと同じく攻撃的なダイナミズムはリーグ全体の顕著な傾向となっていて(イメージだけです)、その結果強力な集客力を基礎にしたフィナンシャルフェアプレーを実践しているクラブが多い(英プレミアとブンデス)。


 本田選手のような稀有な攻撃的センス、なによりその意識をもった選手(エゴであろうとこの意識を持ち続けられる選手が日本には絶対必要かと)が敢えてイタリアで不用意な布石を打つ必要などあるでしょうか、イタリアのスタジアムは大抵閑古鳥が.....とも少しだけ思いました。移籍はならなかったけど、、ポジティヴシンキングで。あ、どうしてもイタリアだとすると ナポリ なんて良いのになあ。カバーニなんて類い稀なアタッカーと一緒にやれれば、、、ちょうどよく勢いがあり野心的なクラブですし。


 もう少し前ならリヴァプールFCあたり、理想的だったように思います。。。名門復活をかけてのリスタートが引き続き求められるリヴァプール、、、(ちなみに僕はリヴァプールは好きではございません)本田さんの移籍に関してはもう無理かな。。。


 まずはチャンピンズリーグのレアル戦でなんとか!!一応ペペに不当に削られまくったら一流選手の第一歩。



 ということで、では今日はこの辺で、、、。










 、、、いや、おひらきではなく、もう少しだけ。


 あの、、靴のことで。



 なにを隠そう寒いですね。



 

 (荒涼殺伐とした冬を表す)



 大寒波で降雪の可能性があろうが凍結がなんだろうが、珍宝扱いだったオールデン「ウィスキーコードヴァンロングウィングチップ(#97891)」をやっと気楽に、なげやりに履ける心境に達しています。


 
 



 以前履いた模様を紹介したのが「このころ(昨年)」。




 で、現在。



 



 まだまだ着用回数は僅かです。僅かですが、、、うん、いい感じにますます「靴」になってきました。もう特別扱いは無しだ。



 



 どんより曇り空のもとでは輝きを忘れたかのようですが、もともとプレーントウスタイルのもの( #990チャッカブーツ等)に比べてコードヴァンらしい輝き陰影はそれほどでもありませんね。


 


 コードヴァンらしい "光と影" を足元で満喫したいと考えられるとしたら、Alden チャッカブーツタイプが特におすすめでしょうか。



 

 (メダリオンに急接近!KIWI パレードグロスのダークブラウンで磨いています)


 ちなみに検品のしっかりした国内の正規品として購入した為か偶然かわかりませんがこの「ウィスキー」はムラ感も一切なくて。当たりだったようです、それに加えて少しだけ色が濃くなり「ラヴェッロ」に近づいています。この微妙な濃さに調整できて結構満足。


 「ウィスキー」と「ラヴェッロ」の中間、、、「ウーロンハイ」コードヴァンです。




 ところでウィスキーロングウィングのボトムス合わせですが、どうしても"前へ前へ"存在感が大きいので、、、ちょっと太めのパンツに合わせてしまいがち。


 
  



 この日はステファンシュナイダーのコートに太めのヘリンボーンパンツで。



 ちょっと寒いものの、雰囲気的にざっくりとした ヴァン・デル・ストラートのニットカーデ(前述)なんてイメージにぴったりです。




 分厚く、表情豊かな素材感のものとの相性は特に素晴らしいと感じます。
 



 


 

 とすると、、、気の早い話ですが....春、そして夏になったらどう履こうか。





 ともかく、冬の間にたくさん履こう。凍ってる場合ではありません。




 冬の間に熟成させるんです。



 あ、寝かせてたらだめか。





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ブーツのある風景

2012年01月30日 | ファッション(靴)





 こんばんはー。



 それにしてもこの寒さ....!冬はこうでなくては.....


 
 この季節といえば、何を隠そうブーツです。




 そして、数多のブーツたちと共にある、足元の風景。





 

 実は隠れた大のお気に入り、、、トリッカーズ【モンキーブーツ】。どんな悪条件下でもこのブーツだけは大丈夫。







 

 オールデン【タンカーブーツ】に細身のスウェットパンツ(これが多い...)。





 

 キレイめな "スウェット" が大活躍。




 






 

 YAECA(ヤエカ)の九分丈テーパードパンツ(紺)と。





 

 八分から九分丈のパンツとブーツを合わせて、より「ブーティー」(?)な足元に。







 

 Lee の #205 と J.M.WESTON(ウェストン)ジョッパーブーツ





 

 ほんの少し、自然なシワが刻まれて....


 


 

 それにしてもこの革は大変丈夫でいつ見ても「凛」としています。





 

 ハウンズトゥースのウールパンツにも。





 

 そうそう、トラッドマインド!








 

 トリッカーズ【カントリーブーツ(エイコーン)】は10年モノですがなぜか若い。





 

 "ブーツマン" の主張。ウールヘリンボーン(濃茶)のクロップドパンツに合わせていました。

 




 

 とにかく2012年初頭は「タンカー」がまず好調でございます。




 このように随分満喫していますねー。




 近況報告がてら、、ありがとうございました。








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隣 革

2012年01月28日 | ファッション(靴)





 あ、こんばんは。。。。


 
 先日オールデンに用いられているコードヴァンの発色に関してご質問をいただきましたので簡単ではありますがお隣同士、並べてみました。



 言うまでもないかもですが、左が「シガー」右が所謂 #8(ダークバーガンディ)です。



 自然光(少し日の光が直接差しているので結構明るくみえているようですが)のもとではこんなふうです。




 
 今週は待望の雪景色を楽しむイトマもない程仕事が慌ただしかったのが残念。。。。



 

 (少し暗がりになると、シガーはたしかにダークブラウン)



 やっと週末。一段落できそうです。








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『明日のために靴を磨こう』

2012年01月21日 | ファッション(靴)





 しばらく前に見かけました、某「仏壇仏具メーカー」の広告にあった問い合わせ先電話番号の語呂合わせ。



 TEL 0120-●●●●-●●●●(ゴクラク サイコー)。



 と、、、こう記してありました。


 
 これでいいんですか、、、こんな軽いノリで「お寺さん」に怒られないのか。....なにか促されているようで嫌ですね!






 まず明日のことを考えなければ。




 天気がどうか、、、明日(日曜日)はオールデンのシガーチャッカで、と。

 


 しばらく放置していたので念のため磨いておきました!『明日の為に靴を磨こう』。



 
 





 薄明かりのもとでみせる陰影と変化に富んだ表情が、シガーコードヴァンというのはまた特徴的(?)。




 




 このチャッカブーツは履き始めて以来それほど丹念には(光沢がでるようには)磨いていなかったんです。


 


 思い立ち、KIWI のパレードグロス + ディアマントで黙々と。





 農耕馬の鍛えられた筋肉の躍動みたいなのがさらに現れてきました。




 


 

 力強くて艶々肉々隆々としています。


 
 
 久しく忘れていました「磨く喜び」。




 




 できたできたー これで天気さえよければ明日は万全。




 靴を磨くことには、トイレ掃除(トイレの神様♪)と同じようにひとの心に働きかける「なにか」があるんでしょうね。









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王者の予感

2012年01月17日 | ファッション(靴)





 戦列に加わってまだ間もないトリッカーズのジョッパーブーツ。



 手短かですが "PETER" の件で。



 

 早くもそれなりに見られる顔つきになってきました。







 

 こちらは購入後まだ2、3回程度履かれた時点の顔つき。
 




 
 

 そして現在。


 相変わらず左右のシワ感がいびつですけれど(左足の方が甲が低いんです)。




 順調に成長。タフな属性のブーツはこうあって欲しい。


 

 ほら!


 


 コバが削れてカドが取れてくると嬉しいですよね。
 



 




 「冬の王者」の称号はあるいはこの「ピョートル」が。。。。






 










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靴欲の彼岸

2012年01月13日 | ファッション(靴)



 

 こんばんは。


 先日、三陽山長マウンテンブーツの、、なんでしたっけ、「山本さん」、、、「山ちゃん(仮)」(穂高)を履いて山梨のほうの山岳地帯に出かけてみました(車で....)。



 



 山長のマウンテンブーツで山梨の山岳地帯に。



 

 
 なるほど、山づくし。




 昨年大半はオールデンが活躍していました。


 


 
  





 
 


 後半は特にウェストンが輝き....






 そして年は明け。





 2012年の靴をめぐる予感(悪寒…)。





 早速ですが、前々から興味がある靴があります。



 真っ白スウェードのオックスフォード。もちろん春夏にむけて。


 妥当なところ(シューメーカー)でいうと「サンダース」です。


 サンダースってなんだろうか、イングランド・プレミアリーグのチームに例えるとするなら、、、


 「アストンヴィラ」、いや「エヴァートン」。。。


 地味だけど、いつもそこそこ粘ってて脆くはない(中位あたり、降格しない)、だけどタイトルにはやはり無縁。


 派手な補強はせず、そんなにどんどん選手も入れ替わらず(そうでもないか…)。


 その莞爾とした立ち位置を周囲からリスペクトされています。


 それが!「サンダース」。。。ということで構わないでしょうか。



 (こんな話が続きます)



 


 
 「ジョンロブ(パリ)」はマンチェスターユナイテッド。

 「エドワードグリーン」はマンチェスターシティ(納得いかないな、、チェルシーか)。

 「クロケット&ジョーンズ」はトッテナム。

 「トリッカーズ」はアーセナル。

 「チャーチ」はリヴァプール。

 「ジョージクレヴァリー」はブラックバーンローヴァーズ。

 「グレンソン」はミドゥルズブラ(どこいった…)。

 「バーカー」はリーズユナイテッド(どこー)。

 「ヘンリーマクスウェル」はニューカッスル。

 「チーニー」はボルトンワンダラーズ。

 「クラークス」はウェストハムユナイテッド。

 「アルフレッドサージェント」はポーツマス。

 「コールハーン」はワトフォード(行方不明)。

 「ポールセンスコーン」は……….



 なんの作業、これ。。。。しかも全部カタカナで書いた。



 




 あと、レッドウィングは今年一足履いてみたく。「アイアンスミス」でしょうか!
 
 MOTO のペコスブーツも引き続き候補としたいです。 




 ビシッとビジネス用途で考えますと。


 ミヤギコウギョウのカスタムオーダーで。。。。


 三陽山長のダブルモンク(黒)。「友二郎」と同じ木型のもの。


 そして、年内に願わくば一足は初エドワードグリーンを、と。




 ちなみに写真を撮り忘れて、というか電池切れだったのですが(ショック!)、本年の「靴はじめ」はなんとなくチェスナット(?)な勢いで「チーニー」でした(トゥモローランド別注)。


 


 えー、バランスのとれた良い靴ですので。


 



 あの、、特になにも今年の靴動向を占うほどのこともありませんでした!





 
 



 ではまた!





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