ザ・ビートルズ(The Beatles)で特に好きな楽曲といえば。
"Here Comes The Sun" (梅雨の時季にこそ聴きたい)
"Something"
"While My Guitar Gently Weeps"
特に "While My Guitar …." は僕が初めてエレキギターで取り組んだ(つまり練習した)曲です。
諸事情でエリック・クラプトンが参加し、、、見事に響かせた "泣きのギター"。
一家にひとつ(いや、ふたつか)! 僕の実家にもちゃんとありました「赤盤」と「青盤」。
("赤"は リヴァプールF.C 、"青"はエヴァートンF.C を示唆している、と)
CDが擦り切れるのか知りませんがそれぐらいよく聴きました。
後期の名曲集「青盤」に収録されていた "While My Guitar …." に中学生の頃まず惹き込まれ、2、3ヶ月集中的にこの曲ばかり弾いていたようです。いえ、、部活漬けの剣道少年で「バンド」なんてアクティヴなことやっていませんでしたからひとりで CD の音に合わせてリードギターのパートを弾くだけです。
そして遂に、、、一瞬クラプトンの「泣き」の境地に達したような錯覚に陥り、、、それで完結でした。
ところで、上記の好きな曲。全て George Harrison(ジョージ・ハリスン)の作った楽曲です。
(※ウィキペディアより。この写真に限っては25%ほど稲川淳二)
ビートルズのメンバーのなかでなんとなく一番好きなジョージ・ハリスン(2001年に惜しくも亡くなられました)。 寡黙で冷静、繊細で控えめな雰囲気が感じられます。
(だからといって故意にジョージの曲をピックアップしたわけでは、、、はい、半分わざとです)
ジョージの名曲!これを忘れてはいけませんね。
"Old Brown Shoe"
なんて複雑なテンポで素晴らしい一曲。
ハリスンさんは詞のなかで「古ぼけた Brown Shoe はもう脱ぎ捨ててしまおう♪」って歌っていますが、、、当然暗喩とは言えこれに関してはちょっと表現上共感できません。
Old Brown Shoe は履けば履く程、大切に「適度な」メインテナンスを施していれば尚更、驚く程美しい表情を見せてくれますよ、と。 そんな…「破棄」みたいな勿体ないこと。。。
ほら、、、、
このブログを始めた当初に購入した "
初ヒロシ" も良い歳のとりかたをしているように見えます。
クロケット&ジョーンズ製「
ラルフローレン・コードヴァンウィングチップ」。
コードヴァンということもあり特にオールド感満載。表情豊かで。
皮革繊維質の乱れ、毛羽立ちの関係か銀面(?)の輝きが失われています。
サフィールの「
クレム1925」を少しだけ塗布して(本来このクリームはあまりコードヴァン向きではありませんが)、ブラッシング、、、あとは乾拭き。
え、分かりにくいが…これだけで少し蘇りました。自然な、鈍い輝きで現在は充分。
この
JMウエストン "ゴルフ"(頻出…)は全く古くはありませんが、、、雨天に履いて雨染みだらけ。でも翌日、何事もなくすっきりと。
みんな「靴」に徹した良い顔してる。
Old Brown Shoe の語り尽くせぬ魅力。
「脱ぎ捨てよう」には納得し得ぬ、と書いたんですが、ハリスンさんは勿論とても共感できることを歌っています。
♪ショートヘアで 時々髪を長く伸ばす娘がいいな♪
ですと…..。
そういうことなら理解しやすい。
....いやまて、やっぱりずっとショートのままがいいか。
おわり。