my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

ECRU 【RIMOWA×UNITED ARROWS EXCLUSIVE SALSA】

2010年09月16日 | その他のもの

 
 僕は旅行が好きで(と言いつつそんなには行かない)、、それ以前に旅行の準備や計画も好きでして、旅程に於ける諸条件を適宜論理的に考察し、どれだけ合理的に荷物を少なく、それでいて不足を感じることなくパッキングできるか、ということに毎回腐心し、失敗を重ねています。

 ものもちたがりの僕にはとても困難な作業です。

 こればかりは、より多くの経験に依らざるを得ないところもあるのでしょうか。


 無論、それらの荷物を入れる「箱」を変えたからといって何ら向上することがあるわけでもありませんが、前から気になっていた、ユナイテッドアローズがリモワに別注(毎シーズンやっているようです)をかけたこの色のサルサを購入しました(これまで使っていたリモワはTSAロックのまだ付いていない頃のものです)。

 

 ECRU(エクリュ)というカラーです。大体パールホワイトというとご理解いただきやすいかと思います。
 

 

 ポリカーボネイトらしからぬ、この上品な色、光沢に惚れました。普通のホワイトでは恐らくなんとも思わなかったでしょう。

 表面のコーティング(?)というのか艶感が、キズなどではげていく過程で味がでそうでエイジングも少し楽しみ。

 
 

 2WHEEL CAVIN TROLLEY というタイプで容量は35L。

 小さいですよね、行き先海外を考えると。

 本来なら65Lを選択するところですが、年来の荷物減らしの課題を顧慮し、敢えてストイックにこのサイズです。ギリギリのパッキング勝負をするため。

 これはたしか、、もちろん機内持込OKサイズですよね。


 んで、ディテールにもいくつか別注ならではの変更点があり、内側には通常サルサシリーズでは用いられない飛行機模様(フライトモチーフ)のインナーファブリックを使用。

 


 ほんにまあ、とにかくデザインはスッキリシンプルの極致。

 
 この色、質感は世代性別問わずどなたでも持っていてしっくりくる、そんな中庸なトロリーだと思います。

 展開当初から長く迷っていたのですが、もう全国のユナイテッドアローズ系列各店でほとんど数が残っていないという情報を掴み(本当かなー?)急ぎ購入しました。 


 

 部屋の壁紙の色とも相性良く。おだやかな佇まい。

 当面はインテリアとしておさまりそうです。


 旅行に行けるようなまとまった休みは当分ないから、しばらく部屋の隅でツヤツヤしながらじっとしておいてもらいましょう。

 

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チャーチマン

2010年09月15日 | ファッション(靴)

 カジュアル靴のMVPが前掲のU太郎とするなら、ビジネスシーンに於いて特にイザという時、最高の活躍をしてくれたのが画像にあります Church's の DIPLOMAT です(ケレン味たっぷり風の画ですみません...)。

 今年に入って購入した一足ですが、仕事上のちょっとしたレセプションや気合いの入る大事な場面にはいつも良き相棒となってくれています。
 
 ストレートチップだと考え方としてもっともベーシックで間違いの無い、正統な足元を演出できるものの、そろそろちょっとした味付けやクラシックなこだわり、感性を出したいときにこの「セミブローグ」というのがちょうどいいんですね。
 僕もそろそろ、余裕と品格を兼ね備えた本格的なセミブローグ靴をスーツスタイルにさりげなく合わせてみたいお年頃なのです。

 チャーチオーナーのことを「チャーチマン」と呼称しているのをなにかの雑誌で見かけましたが、僕は大学生の頃からチャーチの革靴にスーツをビシッと決めて働く姿を夢みていました。多分、、、イメージはロンドンの「シティ」で働くエリートバンカーって感じでしょうか。

 
 社会人になるとともにチャーチの靴もどんどん増えていき、ジャケパンのときはタンまたはダークブラウンのチェットウィンド(フルブローグ)、スーツのときはこのブラックのディプロマットで足元から仕事へのテンションを上げています。朝、念入りにブラッシングをし、靴ひもをギュッとしめてエンジンをかける、上質な底材のおかげで歩行感もとても柔らかく、いつもよりさらに気分よく仕事に向かうことができるんです。

 素晴らしい仕事には素晴らしい革靴から。

 これはなかなか現在の僕には必ずしも当てはまりませんが、いつか本物の頼もしいチャーチマンになれるよう日々もっともっと精進しなければなりませんねー。



 、、ところで、チャーチマンって、なに、、?

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カミダナグツの恐怖

2010年09月13日 | ファッション(靴)

 【神棚靴】(カミダナ-グツ)

 所有者が使用に最適な機会を伺い過ぎるあまり、結局使うことなく死蔵したままに終わる靴一般の呼称。

 あたかも靴を神棚の上に祭り、拝跪するかのように大切に保管される様子からこう呼ばれる。 

 靴本来の存在意義、役割が見失われがちな状態を指して、やや皮肉を込めたニュアンスで用いられることが多い。

 例「~~状態」






 

 まだデビューの機会は訪れません.....

 さーて、寝る前に拝むかー。
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comfortable......! 

2010年09月12日 | ファッション(靴)


 自転車と共に風になった後お昼からは、先日入手したサハラを履いて本屋まで。


 履きやすい。。。。

 足元浮かない。。。

 
 わざわざこんな陽気な色のチャッカブーツ履いてる人に、タチの悪い人いなさそうでしょう?

 知らず知らずのうちにイメージアップにも成功しているんです。


 ブルーのギンガムチェックのシャツに細身のベージュのチノーズという極めて平凡かつ能天気な装いにすんなり合いました。  


 平和そのものの格好。



 さて、本屋に行った後、電車に乗ってちょこっと移動。

 あるモノをお取り置き(+お取り寄せ)していただいているお店に顔を出しました(目論み通りお店の方に、かわいい靴ですね、と言って頂きました)。

 そして試着。

 んー。

 んがんん。

 
 快適な SAHARA のおかげもあり、その後軽快に家路についたのでした。


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疾走する日曜の朝

2010年09月12日 | 日常・風景・雑感

 自転車ってほんとに楽しいですね。

 以前、うちの近所は丘陵地帯で勾配が激しく自転車乗るのやたら辛い、なんて文句言ってましたが、逆に下りは高速で駆け下りる快感疾走感がたまらなく、きついのぼりであっても、ガッツや根性が醸成されるような充実感があり、身体的にも精神的にもとても良いトレーニングになります。

 今朝もびゅんびゅん走り回りました。

 ときどきキメキメのピチピチサイクリングシャツ着た、筋肉ムキムキの本格的な自転車乗りさんたちに追い抜かれて、自分の装いの気の抜け具合(だってただのポロシャツにただの短パンに足元クラークスですから)を鑑みて慄然としますが、まあいいとしましょう。

 自転車に妙に愛着が湧いてきてしまって公園で記念撮影。

 疾走したあとのコーヒー牛乳がうまい!


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足元だけは明るく【CHEANEY トゥモローランド別注キャップトゥ】

2010年09月11日 | ファッション(靴)

 昨夜は銀座で飲んで帰りましたーー。

 仕事仲間と。

 調子にのってつい説教してしまったり、隙をみせると逆に説教されたり。

 色々ほの暗い、厳しい話題も多かったんですが(僕だけはのんきにしてます)。

 足元だけはピカッと明るく。


 全体像、この靴です。

 

 トゥモローランド別注の「チーニー」キャップトゥ。


 この靴履くと明るい気分になります。

 プルンっとした独特な明るさがありますから。
 
 羽根が閉じているものの、、デザイン、木型のバランスや発色が良く、わりと気に入っていますよ。


 
 あ、それはそうと、ちなみにいつもテーブルの上に靴を置いて写真撮っているので「汚えなあ」と思われているかもしれません。

 が、どうかご安心下さい。こちらのテーブルは僕専用の「シューテーブル」で、もう使わなくなった古い「座卓」です。

 靴磨き専用のテーブルなんですねー(まあだからといってちょっと感覚的に汚いことにかわりないか。。。)

 

 
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風合いシャツをトラッドに【District シャンブレーBDシャツ】

2010年09月10日 | ファッション(全般)
 

 「ワーク調」なんて僕の今までの着こなしにはほとんどなかった要素なのですが、お店で昨今盛んに提案されているスタイルをみると、もう単純に「カッコイィ...」と早速影響されてしまうのです。

 それらの提案に於ける象徴的なアイテムが、シャンブレー素材のシャツやデニムシャツなど。

 様々なブランド、シャツ専業メーカーが積極的にワークテイストのシャツを展開しています


 

 こちらは雑誌からですが、こういう着こなしいいですねー。



 

 このディストリクト(District)のシャンブレーBDシャツは確かに傑作です。トラッドなジャケットのインにハマります。インハマです。

 

 コツはアメトラな合わせには敢えて奔らないこと。ラギッド感を全面に醸し出しすぎないこと。

 

 ヨーロッパ的なクラシックな大人スタイルにさりげなく仕込んでしまうことで時代性(?)が楽しめます。



 そしてアジ。エイジング。風合いです。

 着込んで、洗濯して、を繰り返すうちに絶妙なアタリが出てパーソナルな一着に成長していく。このシャツは今日的な装い+αのそんな楽しみ方に最適です。

 僕は1回着て1回洗濯しただけですが、すでになんとなくくったりこなれた感じになりましただ。

 1回着ただけで風合いについてやたら語るな、と?

 失礼、それぁまあそうなのですが、生地の特性上、ちょっと着ただけでしっくり身体に馴染んでいくのが顕著にわかりますよ。


 秋冬も引き続きインに仕込んで着まくろうーっと。

 その為にも季節感溢れる上質なジャケットがまず新たに一着欲しいところ。


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505とU太郎

2010年09月10日 | ファッション(靴)
 
 この前の休日。

 色落ちしたLevi's 505 (organic cotton) に山長のU太郎(仮)、素足履き風という合わせで出かけました。

 こんな力の抜けた感じが最近好きで。

 
 しかし、、ローテーションの中で一番のお気に入り、U太郎の老化が最近とみに激しい。

 老化というか良い風に言うならエイジングでしょうが、それにしてもシワやシミ、傷がすごく目立つのです。

 

 購入時に「多少傷の付きやすい革です」と言われていたとはいえ。

 

 まあでも、この靴はまぎれもない今年現時点でのぶっちぎりMVPです。

 


 ターンオーバー制のもと、最も頻繁に登用していました。


 カジュアル寄りならどんな服装にも程よいクラシックさを加味してくれ、なおかつ造りの良さが漂っており、無骨でいて上品。

 質朴生真面目なつらがまえが愛らしい。


 あの、褒め過ぎかもしれませんがそれぐらい気に入ってるので。。
 

 この靴は履き古した501や505に特に相性抜群です。

 僕はデニムは基本的に滅多に履かないんですが、ウエストンのローファーとこのU太郎にはやっぱりつい合わせて履きたくなるんです。

 
 秋以降もきっとさらなる活躍を。
 


 
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今月のPen

2010年09月09日 | その他のもの

 
 この表紙にも出てるGUCCIのレザー(カーフスエード)のトレンチコート。

 こういうの欲しいな。。。

 
 !!

 63万円。


 ふーん、そう。。。。

 
 、、とりあえず、まずジャケット探そう。
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秋に履きたいブーツ達(2)【トリッカーズ スエードチャッカブーツ M7169】

2010年09月07日 | ファッション(靴)

 今回は文章ではなく画像で語らせて下さい。


 こちらもアンラインドのチャッカ。

 

 トウの控えめなぽってり具合がかわいい。
 


 

 「これトリッカーズ」って言ってもあんまりピンとこない程華奢でスマートな一足です。



 

 「トリッカーズ」のイメージからすると少し意外なややドレス寄りのスタイル。シングルレザーソールです。


 足元に存在感を出したくないときや、足元から上半身にかけて淡いトーンの着こなしをしたいときに主に使いますが、この色はやっぱり便利です。謙虚ないでたちで、なんにでもスッと馴染むので秋にももちろん活躍してくれるでしょう。

 

 色は MILK SHAKE SUEDE だそうです。薄~いベージュです。



 

 履いたらこんな感じです。


 

 ときにはこういうシックな「地味カッコイイ」ものも履かねば。


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秋に履きたいブーツ達(1)【トリッカーズ 別注Uチップブーツ】

2010年09月07日 | ファッション(靴)


 気が早いようですが、これからの季節、やはりブーツを履くのは大きな楽しみです。

 とは言え、夏もときどきトリッカーズのカントリーブーツやモンキーブーツなんかは履いていたわけで。

 着こなしや季節感の表現方法の多様な今日、くっきり分けて考える必要はないのかもしれませんね。


 冬に、というより、特に秋に履きたい一足がこちらです。

 トリッカーズのUチップブーツです。某セレクトショップ別注のもので、色はエイコンアンティークのようなちょっと微妙に違うような。

 なんというか、いわゆる TAN ですよね。

 ソールは大好物のコマンドソール。履き心地、、んー堅!


 ブーツにせよ短靴にせよ、今年はUチップは個人的に豊作でした。

 特にこのブーツは別注モノ特有のポップな雰囲気が致しましてとても楽しい一足です。

 (どちらかというと大人っぽい雰囲気ではないですね)

 本格的に涼しくなったら、グレーツイードのクロップトパンツや、ブラウンのホームスパン地のトラウザースに合わせて。
 
 
 まーそれにしてもトリッカーズ、手堅いだけじゃなく変幻自在のものづくり。

 次から次へと「お!」っと思わせるものが現れます。

 (正直これ以上現れられると予算上困りますが...)

 昔はカントリーブーツぐらいしか認識していなかったものの、奥が深い。。

 いや、奥が深いなんて軽々しく宣ってしまいましたが重要なことはヴァリエイションの豊富さにあるわけでは決してなく。真にその一足が持つ奥の深さを実感するのはおそらく5年10年履いていってからでしょう(毎回そんなふうなこと言ってますね...)。

 きっと思うんですよ。「丈夫な靴作ってくれたなあ.....」って。


 デザインに自在な遊び心を込めてはいても、内に秘めたる骨の太さはどの靴も決して変わらないのがトリッカーズです。

 
 今回はビシッと敢えて写真1枚で。



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