こんばんは。 大河ドラマ「平清盛」のこと。
際どい(性的に)シーン、ドロドロした(性的に)シーン、それなりにアブノーマルな(性的に)描写がふんだんに盛り込まれていて、決して表現上の問題はないとしても、晩ご飯時家族団欒で視聴しているケースを考えるとどうしたものだろう。
父(42歳・食品会社勤務)、母(40歳・専業主婦)、長女(14歳・中学生)、長男(10歳・小学生)の極めて平均的な構成の家族があったとして、突如平安貴族社会のその赤裸裸ななんというか、大人の事情とか情事とかが安心の象徴であったはずの NHK によって映し出された日には両親(職場結婚)はその緊迫した状況をどうやりすごせばよいのか。ピンチをチャンスに変えられるのか。
「際どい場面スタート」
父:「!!…えーっと、ふー、あのーほら明日のワイシャツさ」
母:「……」(咀嚼に集中のふり)
父:「ク、クリーニング出したのとりに行ってくれたよなぁ」
母:「え、あーうん、たしか」
父:(え、まだ情事続いてる…)
長女:(なに、これキモい)
父:「あー明日帰り遅くなるなあー(早くこのシーン終われ!)」
長男:(じっくり鑑賞中)
母:「、、ほら!テレビばっかり観てないで先に食べないと冷めるよ」
長女:「…..」
長男:(美福門院さま….)
父:「休みってあっという間だなあー」
母:「、、、ほんとに」
長男:(じっくり)
父:「、、あ、もう20時半かあ、、」
長女:「もういいや、ごちそうさま」
母:「、、、ごちそうさま」
長男:(待賢門院さま….)
父:(内大臣さま…..)
っていう気まずい空気が一瞬とはいえ全国何十万世帯ものイノセントなはずだった各家庭のお茶の間にヒンヤリ流れてきっと困りますねという話でした(余計な拡大解釈で)。
それは心の底からどうでもいいとして、ここしばらくあまり心理的に余裕はなかったんですがフト暇があるとシャツシャツシャツシャツ考えていた気もします。
まずはサルヴァトーレ・ピッコロ!
ん、そうか、近いうちに必ず。。。。
すごくよく考えた末(それはどうかな)に MAISON KITSUNE(メゾンキツネ)のB.D.シャツ(結局カジュアルな流れに…)を。
ブランド名は変更になりましたが、変わらず展開されている定番ストライプ(ややパープルがかったネイビーストライプ)の「ハウススタイル」。
このブロードの手触りが、、、、。
シャツは元来アンダーウェアに近い用途のものということで、やはりモノの良し悪しが文字通り自らの肌を以て実感されます。
結果、ほんとにここのシャツは好きになりました
仕事で使うドレスシャツは別として、カジュアル用途のシャツにこの価格(約3万円….)は迷いがありましたが。。。でもかなり満足。
バランス感。。。。上品さと力の抜け具合と(ブランドイメージにかなり左右されてる自覚がとってもあります)。
小ぶりの襟が首もとを控えめで知的な印象に(??)。
(僕は本来ネックサイズ「39」ですが、タックイン、アウト(裾の処理はタックアウトするのにも相応しい仕様になっています)それぞれの際の着丈のバランス、見え方を考慮して「38」にしました)
つくりにとりたてて技巧的なところは感じられませんがやはりこの卓越した素材感。着心地がちょっと違います(本気で)。
当然価格的にポンポンとはいきませんが(できればピンクソリッドのも…)、それに応じてここのシャツは素晴らしく信頼にするに足ると確認できましたので憚りながら報告させていただきます。
シャツは男のオシャレの基台というべきその最たるもの。
それなりの投資をする価値は充分あるんだろうと(気分的な要素も含めて)、今回あらためて。