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日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

草食系ライダース 【TOMORROWLAND レザーライダースブルゾン】

2011年02月26日 | ファッション(全般)




 やわらかな日差しと漂う花粉。



 



 地方にもよるでしょうが、そろそろ春の訪れにリアリティを感じ始める2月の終り。




 トゥモローランドで発見、「ハッと」させてくれたレザーブルゾンを買いました。


 なかなかの質感を醸し出しながらも、オリジナルのものですので6万円弱ほどと比較的お手頃でした。



  



 ライトブラウン系の、、キャメルです。



 レザーの上着を買ったのは久しぶりな気がします。数年前、馬革のブルゾンを頑張って着ていて(『アタッチメント』というドメブラのものでした)、これはもう鎧のようで一体何年たったら馴染んでくれるんだい、と肩や全身がこって苦しんだ経験があったからか、重たいレザーものは当分いいや、という気分になっていました。


 でもこれはそんな心配もいらぬ、洗いのかかった今日的なくったりラムレザーでしかも完全な春仕様。


 薄いライニングのみの軽やかなものです。


 


 サイズ感も最近のレザーものにありがちなパツパツ激タイトなものではありません。


 これがもしパツパツサイズだったらきっと買うまいと意を決して試着してみたのでした。



 大人っぽく、適度にほんの少し身頃に余裕があり、着丈も短過ぎず「ごく普通」な感じです(アームホールはしっかり細くフィットするから、袖に腕なりの自然なシワ感が現れるのがいいですね)。




 


 フロントフルジップで、その形から分類としてはライダースのようですが、徒歩者が着てて違和感なし(それはそうか)。





 ハードさはなく、むしろその色味や「ごく普通」なサイズ感から、少し「ゆるい」雰囲気。


 


 春らしい淡さを楽しめる一着です。




 リネンでヴォリュームの出過ぎないストールを合わせたいところ。

 ただ、上半身全体が淡くなると「春」をやり過ぎる気が致しますので少し締まったネイビーやブラウンの巻き物がいいかな、と思います。


 いや、特にストールもせずにゆるーい「着くたびれた」グレーのスウェットの上に軽く羽織る感じも面白い(ジップは閉めずに)。


 ボトムスも少しゆったりシルエットのものとか。


 この色だと白パンも勿論ぴったりそうで、さくさくと様々な着こなしのイメージが浮かんできます。



 あと、手持ちの腕時計に合いそうで、このことも大切でした。


 


 IWC:MARK16 なんて特にぴったりそう。





 誇れることではありませんが、外見内面共に淡白人間(これを単純に『草食系』というのか不明瞭ながら)の僕でもこんな緩やかなレザーならすんなりと着こなせそうです。
 


 

 些細なことながらジップが riri というのもちょっと嬉しい。





 今日は英国軍の古着のオリーブ色のスウェットに早速このレザーブルゾン。


 

 District(ディストリクト)のコットンパンツに靴はバーカーブラックの「グランサム」。

 



 、、、、はっきり言って夕方からかなり寒かったです。






 















 
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植物エキスとU太郎(仮)

2011年02月23日 | ファッション(靴)


 こんにちは。


 僕がひとりよがりにブログ上でわちゃわちゃ言ってるだけですので、ご覧下さっている方にはなんの感興もないのは当然ながら、久しぶりに三陽山長「U太郎(仮)」を履いて、故郷に還ったような穏やかな気分になりました。


 気分を揚げてくれる靴も履きながら、こうやって馴染み深い一足にホッと一息を。



 




 ところで以前、この「U太郎(仮)」を履いて多摩川の河川敷を散歩していたんですが、結構草むらの中とかそのままどんどん進んで行ってたんです。

 そうしたら、たくさんのベトベトした、なんていうんでしょうか、植物エキス(そんな良さげな言い方じゃなく)、樹脂みたいな草汁みたいなのがところどころ付着していまして、まあ、帰宅してからクリーニングしたら適当にとれるだろう程度に考えていたんですが、、、、。


 
 なっかなかそれがとれません。



 

 清掃に心を砕き、だいぶ取り除きましたがこのように点々と。




 ねばーい。



 あーぁ、せっかくの大切な「似非ジャーナリストシューズ」が......。



 これらの自然派植物系の汚れは意外と革靴にとって難敵なのだと気づかされました。


 靴を大切に履かれているみなさんも、ある程度きれいに履いていきたい靴の場合はどうか草むらを闊歩することは極力避けられることをお勧め致します。
 特に「ひっつき虫」系の植物が生えているあたりは注意が必要だと思います。


 それにしてもこの靴は本当に変容が激しい。


 


 
 
 かれこれ10年履いてますって言ってもとおるような。


 
 


 
 実はそれがすごく気に入っているところです。






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addition

2011年02月21日 | ファッション(全般)




 District (ディストリクト)の定番シャツ(OX)

 

 今年も追加しておきました。
 


 こちらで入荷告知されているのを見てすぐに。


 

 




 2枚目のラウンドカラー。



 オンオフどちらでも、優しくマイルドなヴイゾーンを楽しむことができます。   











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旧き良き...外鳩目とAlden

2011年02月20日 | ファッション(靴)
 

 懐かしさと哀愁をはらんだオールドオールデン。



 この外鳩目.....。



 



 僕はこの外鳩目ってのが本当に好きで。


 「ウィスキーロングウィング」を購入した動機にもその要素が大きくありました。


 もちろん靴の用途、種類によりますが、その靴が外鳩目であるというだけで大幅ポイントアップ。


 #9901を購入当初、有名な靴の修理店に、鳩目に金具を付けて外鳩目にカスタムしたいのだが、と相談して、、、「できないことはないがなるべくやめておいた方が無難」とアドバイスされたことがあります。


 まあ、それは無理にカスタムしなくてよかったと現在では思いますが。



 フルレングスのパンツではなかなか十分に表現されない地味な魅力です。


 これから少し暖かくなっていくにつれ、パンツもロールアップしたりクロップドものをもっと履くようになるでしょうし。


 そうなるとまた楽しみ方が増えますね。


 旧き良きオールデンならではの、この赤みの強いカーフも魅力。 


 


 まだまだ寒そうですが3月の主役の一角はこのオールドオールデンに委ねよう。



 






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Cool Black..... 【 Tricker's ブラインドブローグカントリーブーツ】

2011年02月20日 | ファッション(靴)




 昔から基本的に黒のブーツは履くことがほとんどなく。

 
 でもブラウン系(濃茶、キャメル等)のパンツに合わせるとして、よく用いている同じブラウン系のブーツだと足元にメリハリが感じられないと思い立ち、黒レザーのブーツを探していた時期がありました。


 2年程前のことですが、その頃見つけて購入したのが「トリッカーズ」のブラインドブローグ仕様のカントリーブーツ(黒)です。


 


 どちらかというと(一側面でしかありませんが)ポッテリ野暮ったさに大きな魅力を感じていたカントリーブーツですが、木型はトリッカーズらしいクラシックなものでも、簡潔に流線的なアッパーのデザインで随分シャープな雰囲気にもなるものだと、その巧妙な調和具合が気に入っています。


 

 
 今はそうでもありませんが、この「ブラインドブローグ」というのに随分魅かれていたんですね(何足かこの仕様のものを盛んに履いていました)。


 レザーソールですので、いずれコマンドかダイナイトソールに換装したいな、とタイミングをみています。


 事実、茶系のパンツを履くことが多い秋冬には当然の如く活躍するものだとあらためて見直しました。



 ちなみにこれを見て、あ、そういえば、と影響されて書いています。。。

 





 しかしまあ、黒でこのブローグだと足元がいつになく引き締まりますねー。


  


 こういうキリリと少し冷たい感じの Tricker's もありだなと。





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ありがたや、プレゼント。

2011年02月19日 | 日常・風景・雑感


 やもすると時機を逸した感のある「セントヴァレンタインズデイ」(※以下V-DAY)について触れるのですが。

 彼女 "K" からその日の朝プレゼントを受け取りまして、とてもありがたや~(以前ニュースの会見映像で観た、肴クン、、サカナくん、、さかなクン、どれが正確でしょうか...)と喜んだのも束の間、その内実というのが、普通の箱入りチョコレートと、5本指ソックス5個セット(※画像では4個しか写っていませんが既にひとつは早速開封して使用している為)というものでした。


 以前記述した記憶があるのですが、"K" は美容健康オタクですので、熱心に五本指ソックスの健康維持への有用性について家の中で提唱していたのです。


 それで僕も今まで3つほど厚手薄手のものなど使っていたのですが。

 たまにはちょっとオシャレ風なのをとり入れたり(このような)。



 これは全部同じ黙々と真っ黒の。


 「縫い目のない5本指で湿気を防ぎます」

 「抗菌、防臭処理!」


 ......透徹した合理主義、啓蒙主義的精神みなぎる。


 それにしてもなんだか嬉しいような切ないような、でも頂いたものだから有効活用しないとな、と考えています。

 ということで、ありがとうございました。



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フレンチでモダンでなんだかガゼル 【 Letroyes(ルトロワ)カットソーパーカー】

2011年02月18日 | ファッション(全般)


 ユナイテッドアローズ原宿メンズ館の地下フロアでこれを買いました。



 春先に重宝しそうな Letroyes (ルトロワ)のカットソーパーカー(プルオーバー)。



 



 ぱっと明るい色目のものを念頭になんだかんだと探していて、結局買ったのがこのダークネイヴィーのものになりました。。。(濃紺しかありませんでした)

 ピンクとか水色とかライラックとかそういうのあれば、より選ぶ楽しさがあったんですが。



 お店の方がどういう解説をしてくださるのか興味があり、「どうしてこんなにピラピラのが23100円するんですか」という趣旨の、敢えて無惨で迷惑な質問をしてみたところ、

 その店員さん、少し哀れむようにうっすらと微笑み「着てみられたらきっと良さが解って頂けると思いますよ」的なことを、一種の韜晦趣味なのかそんなふうに仰って。


 それでなんかタグがジャラジャラ首もとについていて、タイトそうだし試着するの面倒だな、と思いながら、早速着てみたら、まあ小ギレイ。


 正直試着するまでは購入の意思はあまりなかったんですが。。。



 


 (非常にピラピッラなのでハンガーにかけて撮影しても良さが表現されることは全くありません)




 着るとすごくいい。


 自分の体型が変にしなやかに見えました。

 インパラとか、ガゼルとか。


 それは冗談ですけれど、ただタイトじゃなく(カッティング、編み方や素材の関係か....)なるほどうまく作ってるんだろうなあと、かねてよりシャンパーニュ地方の風に乗って聞き及ぶその評判を認めざるを得ませんでした。


 とにかく着心地の良さのキモはきっとこの伸縮性なんですよね。 

 ピッタピタです。けど、不自然ではありません。


 これがモダンなフレンチフォルムなのか....そうなのか


 Lサイズであっても細身体型の方じゃないと少しサイズ感は厳しいのかもしれませんが。


 いつもいい加減になるんですがこれはきっちりネットに入れて洗濯するように気をつけます。


 軽やかでいいものが手に入りました。








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時よ止まれ お前は美しい

2011年02月13日 | ファッション(時計)


 ほんとに時計が止まってしまうと困るんですよ。

 でもそんなファウスト博士の一節が思い起こされたので。



   Werde ich zum Augenblicke sagen: Verweile doch, du bist so schoen !



 それぐらい美しい時計だと今現在思っています。

 
 時計の写真撮って悦に浸っているのはさぞや滑稽な様態かもしれません。

 でも3針の位置が瞬間瞬間で違うごとに、ファインダーの向こうのフリーガーマーク16が異なる表情を見せることに僕は気づいたのです。



 もちろん真に受けないで下さい。

  
 気の迷いですから。



 ところで買ったばかりのこれつけててもシンプル過ぎて「K」は全然気づきません(よしよし)。






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収納煩悩

2011年02月13日 | ファッション(全般)




 この前フッと気づいたんですが、自分の理想の女性のタイプって意外と友近だったんじゃないかと。


 どうでもいい報告から。




 この冬。

 休日にはそこそこは活用していた、「ダニエル&ボブ」のレザートート。


 どうしてもダークトーンな服装に身を包むことが多いですから、このマスタードイエローがうるさくなく適度なアクセントになったのはよかった。


 でも「トートバッグ」ってのは単純明快なつくりでドサッと物を入れられるほうが使い勝手がよさそうです。


 これは中にそれ自体がジッパーつきで1室となっている、言わば「間仕切り」がついています(よくわからない説明で....)。

 ですから3室で構成されていると考えられるんですが、、結局ですよ、仕切ることによって1室ごとの空間が狭められて、物を入れるときに仕切りが邪魔になったり、充分物を入れられないフラストレーションに繋がったり。


 やっぱりトートバッグってなんとなくそのまま簡単にドカドカ物を呑み込み収納していかないと、ってつい考えてしまいます。なにしろ間仕切り構造のせいでノートPC入れるのも一苦労ですから。



 



 いや、わりとね、「お洒落そう」な雰囲気はあるし好きなんですけれど、、、どうも自分にとっては使いにくいのです。


 そのようなこともあり、休日はついつい、モサッとガバッとバックパックを背負う状況になりまして(こんなふうに)。



 あんまりモッサリばかりでも面白くないので。


 やっぱり普段使いのバッグは本当に自分に合ったものをしっかり吟味しつつ探さないといけないな、と。 

 ストレスなく使えるっていうのがやはり永く愛用する為の要件ですもんね。
 

 これもまたないものねだりの煩悩ですけれど。
 


 ....ちょっと上品で、機能性に優れるからこその狙ってない華があり、充分なキャパシティを備えているのはもちろん、なによりその基底には緻密な計算と卓抜且つ正統を堅実に踏まえたセンスを感じるような。

 そして妥協のない熟練されたクラフツマンシップと独自の流儀。

 言い出したら切りがありません。

 


 ということで、昨年から現在まで持ち越されている探索課題として、「カバン探し」。

 
 上質、シンプルなもので見つけたいと思っています。


 目利きじゃありませんから結局有名どころから選ぶことになるんでしょうけど。



 


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春待つウェア 【MILLET HEADWALL JKT 】

2011年02月11日 | ファッション(全般)



 全国的に寒波で大荒れですが。



 





 MILLET(ミレー)で Macaw green のジャケットを購入。



  



 春を思い、ロードバイク用に。



 「マウンテンアクティヴィティ」に最適とのことで本来は登山時のミッドレイヤー、インナーウェア用ですが、サイクルウェアとしても使えるでしょう。

 

 結局昨年12月からこの1月の間、まともに自転車にのることがなくて。。。ひどい運動不足。

 
 近所のスーパーやパン屋に乗って出る程度です。

 いつも厚着してころころの格好でしたから。



 この HEADWALL JKT はミレー自慢のテクノストレッチで、当然防寒性は些少でそれなりですがなにより動きやすい。


 





 シルエットもピタッと。 


   



 毎日ころころの格好ばかりでいい加減肩が凝りますが、これを着るとほんとスッキリ。





 本格的に活躍してくれるのはもう少し先でしょうけど、春の到来に向けて着々とロード再始動の準備は進めています。


 










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invariable one 【IWC マークXVI IW325501】

2011年02月07日 | ファッション(時計)


 このMARKシリーズのものはいつか必ず買おうと不退転の決意を抱いていたのです。


 「マーク15」か現行の「マーク16」かで少し迷いましたけど(通の方だったら15を選ぶ傾向なのかも)。


 ルクルトの機械を積んだかつての「マーク12」もファン垂涎の逸品なんですよね。



 僕の場合、やはり初心者なりに正規店での購入にこだわりまして、現行の「16」にしました。


 これです。

 
 



 ある知人は、そのうち「17」がでるんじゃないの?って、購入にやや疑問を呈していましたが。


 そんなこといってたらもっと待ったら「18」も出るかもしれないし、なるべく新型であればそれが良いってもんじゃない、と色々斟酌するのを止め、お店に注文しました。


 あ、仕様は断然レザーベルトのもので。

 価格的な問題が第一ですが、なんとなくこれをブレスで使うことは自身の場合イメージが湧かなかったので。



 並行店にはまだそれなりに在庫があるようですが、正規店では少し品薄傾向のようです(※レザーベルトのものの場合)。

 
 ちなみに並行品の価格は大体30万円あたり。

 正規品だと40万円弱が現状です。


 将来オーヴァーホールの為リシュモンに持ち込んだ場合、正規品だと料金50%オフだとか(たしか.....ちゃんと調べておきます)。




 取り寄せて頂き、いざ入荷連絡。実際手にしたときの喜びといったら、、、、はい、そんなにいうほど爆発的でもない。


 



 でもそれは分かっていました。この時計はじわじわ喜びがくるんです。


 購入まで何度もお店で手にとって見物させて貰いましたが、必ず毎回「かっこいい...」と、静かな気持ちで感心するんですね。

 
 様々なお店の店頭でたくさんの時計を見せてもらいましたが、そんなふうにブレることなく思えたのは僕にとってはこの「マーク16」だけでした。


 つまり気分や時期によって、あっちもいいな、こっちもいいな、と良くも悪くもムラのある趣向や楽しみ方の対象になる時計ではないのだ、と気づきました。

 
 特にその傾向の強い時計だと思います。


 


 顔つき精悍ですけど、派手さは皆無ですし。



 持ち帰って見れば見る程、じわ~と「いいわ~...これ」と。


 以前紹介させていただいた、ミューレの M12 にやはり通じる同様の魅力だと思います。




 昨日手にしたばかりですので未だ特筆すべき詳細な感想などは書き出せる程まとまった形を成してはいません。




 ただ、これから何十年、きっと変わらず飽きることなく使い続けるであろうことへの、ゆるやかな幸福感があるのみです。 




 ってかっこつけて言っていますが、とりあえず2011年は滑り出しから散財してるな~。。。。



 自身に最良の1本を追加できたところで時計探求はここでしばらく停止。



 あ、でも梅雨時期から夏にかけてダイバーズが欲しくなりそうな嫌な予感が。。。。 
 


  




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チラベンダー

2011年02月07日 | ファッション(靴)



 今日も少し心地よい陽気で。


 私用で青山まで出ることにし、特に時間に追われていなかったのでカフェをハシゴしたりそのあたりをブーラブラしながら。
 

 履いていたのは J.M.ウェストン の「ローファー180」。


 今春の私的テーマカラーになるであろう「ラベンダー」のソックスをちらっとのぞかせて、局所的に「春を先取り」。


 


 最近気に入った多様なソックスをたくさん揃えることに注力しています。

 地味に楽しめますから。




 さて青山ですが。

 待ちに待った(実質それほど待たされていませんが)あるものを引き取りに。
 


 .....あるもの....














 .........ってもったいつけるかと思いきや.......




 隠しだてするつもりなんてありません。


 


 しかし画像でかいな。





 
 
  
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コードヴァン、香しき土曜日

2011年02月06日 | ファッション(靴)


 

 土曜日です。


 オールデンのシガーチャッカとともに。


 にぶい光を放つ「葉巻色」のコードヴァンが香しい。


 
 


 
 トゥモローランドで買った濃紺のコーデュロイパンツに合わせています。


 ダブルモンクジャコメッティを早速履きおろすか迷いましたが、いずれもう少しちゃんとした「お出かけ」の時にでも。



 毎週末、密かな葛藤があるんですよ、、今日一日をどの靴に託すか。


 気分的にはバーカーブラックの「グランサム」も捨て難かった....。

 

 ま、でも「育てがい」を優先してシガーチャッカに落ち着きました。

  





 時計は久々にこれにしました。


 ハミルトンの「カーキフィールドオート

 

 
 出番激減ですが、つけているとやっぱり僕にはこれもちょうど良い。


 静かで真面目な時計です。





 さて、日曜日は何を履こうか。。。。

 


 お、その前に。



 履いた後はブラッシングを忘れずに。


 







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機械と情景

2011年02月04日 | ファッション(時計)


 こんばんは。

 またこの時計のことですが、いや、気に入り過ぎて。


 ついつい毎朝これを当然の如く手に取っています。

 
 補完的な意味での手巻きもできる自動巻時計は使ってきましたが、純粋な「手巻き時計」というのは初ですので、正直毎朝大体何回ぐらいリューズを巻けば「負担なくして充分」なのか未だに感覚が掴めていません。


 この巻き巻き作業がいい加減だと故障の原因になるとの恐れが強く。


 すごく慎重に巻いています。


 大まかに、20巻き~ぐらいでしょうか(多分少ないんですよね)。
 

 リューズを時計回り(右)に巻いたら、そのつど一端逆回転で戻して、また巻く。というのが負担軽減になるらしいのですが、この逆に回す(戻す)というのが気分的に何故かあまりよくない、したくない。



 ところで、精度ですが日差+1秒か2秒ぐらい(自分でかなり適当に調べたのであまりあてになりません)ですので、まったく順調、問題無し。



 冒頭の画像。将来的にこの時計がかなり使い古されてヤレた風合いが出てきたところをイメージしてみました。



 時計っていうのは往々にして写真にすると「絵」になります。



 特にこの不朽時計の面持ちは精巧な機械製品ならではの情感をたたえていて、月面(宇宙空間)に限らず映えますね。






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兄弟仲良く 【フラテッリジャコメッティ ダブルモンクストラップブーツ FG241 】

2011年02月02日 | ファッション(靴)

 「発見」というのでしょうか。


 「出逢い」というのでしょうか。



 ここしばらく(といってもひと月程度ですが....)靴に関しては、ハートにグッと刺さるような一足に巡り会わず。

 手持ちの靴に親しみ、育てる充分な時間を持つのにはそれで好都合なわけですが。 
 

 そうは言っても、「魂」を秘めた、そして「カッコイイ」靴を発見したい。

 その「発見」と「衝動」が僕にはごはんを食べるが如くとても大切で。



 これは、、、、、刺さったのです、、、痛、、。


 ついに2足目の F.lli Giacometti (ジャコメッティ)。



 









 最近のジャコメッティ兄弟の洗練と良心を感じる精緻で上品なラウンドシルエット。

 




 横顔、、おー、クール、、、でもホット!、、、どっちでもいいや。

 




 

 後ろ姿もキマっています。これは大切なことです。





 製法はフルハンドメイドに限りなく近い「九分仕立て」だそうで。


 ここの靴の醍醐味ですものね、「ハンドソーンウェルテッド」。
 




 足に合う、気に入ったものを見つけたら、出来ればそのメーカーの靴を2足以上は試したい、履いてみたいというのが僕のどうしようもなく抑え難いところで。。


 一足目の「地味」ジャコメッティ(こちら)は当初手こずりはしたものの、しっかり馴染んだ現在となってはまるで履き馴染み過ぎるぐらい馴染んだ中学時代の体育館シューズのような軽やかさ。

 堅牢で型くずれもしていないのに履くとソフト。

 ポイントはカカトと靴の一体感、要するにヒールカップの「包容力」の出来、不出来。

 これは上質な靴には欠かさざるべき絶対的な条件ですよね。


 ということであまりに1足目が気に入り、また少し顔つきの違う2足目ジャコメッティを試してみたいなと去年から考えていて、このタイミングで発見(価格は8万円台半ばでした)。
 



 最近気になる「ややエレガンス」な一足です。
 
 



 そしてスエード素材ならではの合わせやすさ、軽やかさ。
 


 


 実際このスエードはなかなかのもの。英国の名門「チャールズ・F・ステッド社」の SUPERBUCK (スーパーバック)です。




 

 仕上げのきれいなレザーソール。





 あ!なによりこのことを書き忘れてはいけません!

 この靴は短時間の想念に依って衝動買いしたものでは決してなくて、、実は少し前からダブルモンクのブーツがすごく欲しくなっていたからこその購入なんです。

 それというのも、右欄でブックマークリンクさせていただいている tky-spiritさんのブログ TRADITIONAL MIND で紹介されていた Hidetaka Fukaya per TOMORROWLAND のスエードブーツ(ダブルモンクストラップ)があまりに素敵で。。。


 僕の従来の靴選びのアイディアの中にはダブルモンクのスエードブーツって、存在が殆どなかったのですが、これはかなり影響されてしまいました。

 tkyさん、勝手にすみません。。そしてありがとうございます。






 


 いろんな靴を履いてきたつもりですが「ダブルモンク」って初でした。


 さて、どう履くか。。。


 まずはすんなり普通のジャケットスタイルに。


 ちょっと気取りながらも余裕を感じさせる足元。


 それのみならず、、もっとこれから「おとし込み」のアイディアもいろいろ浮かんできて楽しくなるでしょう。

 
 これから春っぽい雰囲気のレザーブルゾンに合わせたり。 



 これは「お出かけ靴」としてとてもいいな。


 クラシックなハンドメイドシューズでも、やっぱりイタリアならではのほのかなモダニズムとさばけた遊び心が感じられて。



 ところで製作者ってどんな兄弟なんでしょうか。


 主にマネ-ジメント担当で、「底付け」「仕上げ磨き」をこなすお兄さん LUGINO (ルジーノ?)さん と、「型紙」担当で、自社内縫製ラインの「製品管理」を行う弟の ROBERTO (ロベルト)さん。

 そうでしたか、このふたりを中心とした努力と協力と情熱の結晶なわけですね。



 フラテッリジャコメッティ、、、ここからどんな靴が生み出されるのかこれからもとても楽しみです。
 

 
 本当に本当に素晴らしい靴達ですから。



 引き続き兄弟仲良くお願いします。




 












 

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