my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

12月の穏やかな日に

2013年12月29日 | 日常・風景・雑感





 こんにちは。




 この年頭に小さく掲げたテーマに添って、よく「動く」ことになった2013年。仕事に懊悩、飛び回り、休日は為し得る限り山野に遊ぶ。僅かな時間でも心がけて花鳥諷詠に親しむ。動いた分に伴い、服や靴も堪能し尽くすことのできた。 ..そんな一年でした。




 

 (これと言った写真もなく.. 夏、支笏湖畔にて)





 





 (このお正月休み、すぐ旅行に出ることにしているのですが旅先での模様もまた。どうせまた寒いところに..)





 




 今後は北海道に完成する新たな住拠点との間を時々休みを利用して行ったり来たりしながら(すんなり札幌転勤とはいきません..完全に移ることが出来るのはまだ先に)行動半径をまた少しづつ広げていきたいと思っています。
 
 

 



 ..やっとゆっくり家で読書三昧。 キッチンにも積極的に立つようにして、パンやピザを上手く焼きあげることに覚醒してしまいました。生地をこね回しながらこれも重ねるにつれてなかなか奥の深いことを知る。

 

 
 

 寛ぎ図。





 




 思えばこの「ブログ」という多弁に過ぎる存在、その「不器量さ」との内的確執。何を書くにも饒舌に感じられ、削りに削りながらの飽くなき葛藤。。(?)



 それでも今だにポソポソと書きつづけているからにはよりすっきりと、コンテンツ(など)をちょっと整理させていただきながら、、 頭の片隅にでも残し置いて下さるのなら、来年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。




 

 


 放り投げるようなあまりに端的な記事の連続にも懲りることなくご覧下さっていた寛大な皆様。心からのお礼を申し上げます。





 また、ブログや SNS を通じて交流を下さった皆様にも感謝申し上げます。





 ありがとうございました。




 
 










コメント (15)
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新 五 傑

2013年12月25日 | ファッション(全般)





 さあ、僕らあらゆることに言い逃れの出来ない大人供が唯一センチメンタルにひととき回顧することを許された、この貴重な数日間。



 (何かしら手当たり次第に振り返りましょう)


 
 こうして何年も「消費とファッション」(『消費』の面の色彩が濃くなることが嘆かわしいが完全に分け隔てることも叶わない)について大した思惑すらないまま書き連ねていると、脈絡のないその披瀝の何もかもが今やひどく照れくさくなっているわけですが、、今年2013年に加わって特に満足を感じさせてくれているいくつかのモノについて。(『ベストバイ』みたいなことを流し書きしようかと..)





 やってきた「傑物」たち。
 



 
 ARC'TERYX VEILANCE(アークテリクス ヴェイランス) "Isogon Jacket"


 



 3シーズン大活躍でした。夏の北海道旅行(2回も遠征)では欠かせない存在に。



 



 薄く軽く、気軽に洗えて、コンパクトに仕舞い持ち運べる。撥水透湿(速乾&通気に優れた究極の軽量素材 TerraTex )の恩恵。ヴェイランスが醸す無二の洗練、シンプリシティ。 目立たないながらも大容量のポケットなど、流石ディテールに妙。



  








 ARTS&SCIENCE(アーツ&サイエンス) Straight Denim
 

 



 心を込めてジーンズを穿く。穿き続ける。そういう"篤い"気持ちにさせてくれたのはこの1本が初めてと言えるかもしれません(遅いぞ)。

 

 



 ごく普通の「501型」。ジーンズのことはいつになっても見識乏しいまま。それにしても穿く者の愛着を引き出すこの魅力はなんだろう。瑞々しいオマージュのチカラ(何..)とか普遍性とかきっとそういうの。



 
 
 

 手持ちのジーンズ群の中では現在最も着よう(起用)のプライオリティの高いものですので表情に確かな変化が顕われています。(また記事にする機会を)






  
 
 
 J.M.WESTON(J.M.ウェストン)#180 "SIGNATURE LOAFER"

 
 


 
 この色(ブラック)の一足を購入してまだ間もないことはこの際問題ではなくて。。10年、20年と履き続ける確信と歓びに満たされています。


 
 



 どんな装いにこのローファーを合わせようか、休日が近づくとつい懸想(?)してしまいます。ファッションがいかに総合的という意味で観念的たるべきものか、現在抱いている理想や希望の実現にこの靴の存在は大きく自己を近づけてくれるように感じるほど。



 


 技巧を排さざるのあるべきか。ファッションを茫漠と「面」で捉えるために。

 
 



 JAEGER-LECOULTRE(ジャガールクルト)"MASTER ULTRA THIN"
 

 



 現在もこれからも、永く自分が身につけていたいもの、昨年辺りから少し変化してきた趣向とその傾向をウェストンのローファーと共に自ら鮮明に義し(誇大表現)不可欠な「自制」を促す、そういう時計。



 



 時計のローテーションに於いて大体週に2日。 望まない限り下手に顔を覗かせることはない。そして一体感は確かに感じられます。(やはり手巻式はいいですね)




 


 NEW BALANCE(ニューバランス)M998


 


 
 履き心地の認識革命。。今年あらゆる身につけるものから受けた新鮮な衝撃の大きさとしてはこのスニーカー、NB M998の履き心地が最たるものでした。
 

 

 

 自分の足に、歩行に、最良の効果をもたらす。劇的なテクノロジー。ここまでの実感は稀有にしてなかなか味わえないものかもしれません。。



 


 
 (..もう一足欲しいぐらい)







 

 



 簡単に総括してみました。(脱力選抜)






  ..結局今年もなかなか指向するものは定まらず。(『脱却』は引き続き大きなテーマみたいです)





 





 とはいえ、何を手にするか。少しずつ.. 確実に..「纏まり」は見えてきている気がします。





 ありがとうございました。 ではここでひとまず^^
 






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Insulator

2013年12月23日 | ファッション(全般)





 こんにちは。



 ひと工夫。



 レイヤーリングを巧く駆使しながらこの冬の寒さを乗り切ろうと思っています。





 キーになりそうなのが中綿入りで「薄く!軽く!カッコ良く!」..作られたジャケット類。





 中綿はやっぱり天然素材!ってこだわりは特にないものの、、まずダウン+フェザーのものから。



 



  英国 Berghaus(バーグハウス)のベストセラー(?)、"FURNACE DOWN JACKET"(ファーナスダウンジャケット)は寒くなってからの山歩きに頻用。(マイクロバッフルダウンJKT。丈夫で軽量なパーテックス素材)



 



 ダウン90% フェザー10% 。保温性・クオリティのひとつの指標となるであろうフィルパワーは「700」(近年のヒット商品となっているユニクロの『プレミアムダウンウルトラライトJKT』がフィルパワー『640』程ということです)。僕の用途には必要充分なスペックです。



 (いずれにしろ、ユニクロ製品の優れたコストパフォーマンスも同時にあらためて思う)




 




 



 おそらく最大のポイント。「バーグハウス社」独自の「ハイドロダウン」というテクノロジーを採用しています。浸透した水分をはじき、通常のダウンに比べ50%の速乾性を実現。



 このことで命拾いする日がいつか来る気がしてなりません。



 ということで薄っぺらな優れもの「ファーナス」、、小さく折り畳み、カバンやザックに仕舞うことが可能。




 同じイギリス拠点の Rab(ラブ)なども同様ですが、このブランドの製品はシルエットもなかなか秀逸。スカンディナヴィア系の「ドアもの」に劣らず、気に入っています。









 



 街なかでのインナーダウン的(厳密にはダウンではないけど)用途で想定以上に重宝しているのが ARC’TERYX(アークテリクス)LEAFライン "ATOM LT JACKET"


 
 




 官公庁、軍用専門に納品されている「リーフライン」版の「アトムジャケット」。スモーキーなグレイカラーは "WOLF" というそうです。
  

 
 

 



 


 


 





 


 こちらは化繊の中綿でお馴染みのコアロフトです。




 コートの中に合わせて、実用的でありながら +ミニマルでシャープな(?)コーディネイトを楽しんでいます。精巧なカッティングが生かされて、自転車に乗る際も使いやすい。






 フランネルのスーツにギャバジンのコート、、あるいは休日なら重厚なメルトン生地のコートを羽織ったり、、日々肩は凝るったら凝る。



 

 たまにはこのようなしっかり高性能でありながら軽量なウェアを着て肩休め。





 





 ひと味加え、自分のアイディアを反映させながら寒さ厳しい季節のお洒落を楽しむ。みなさん様々に魅力的な発想があり興味深い。





 今回紹介させていただいたどちらも特に、他者とカブりにくい(大した要素ではないとしても..)点で記事にする価値をかろうじて認めました。





 悪しからず.. 








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style 18

2013年12月22日 | ファッション(全般)






 冬。コート。..ローファー。



 
 

 COAT : MARNI
 KNIT : District
 PANTS : ami
 SHOES : J.M.WESTON #180






 
 また着画...すみません。 なぜか誘われ吹奏楽の公演を聴きに行った日。



 (何処かの非常階段前で)





 

 
 コートは MARNI(マルニ)。ウール×カシミアの贅沢ブレンド?(今やそうでもないか..) ソフトなメルトン。 色、 "葉巻色" です。


 


 

 

 (ストンとAライン)



 バルカラー。近年傾斜してしまっている「チェスターフィールド型」より落ち着く。結局このほうが自分にはあってるような気もします..







 
 タートルネックのラムズウールニット。


 
 

 昔からの真冬の定番、District(ディストリクト)のオリジナル(とても丈夫!)。 冬の装いなら何にだって。ネイビーも便利でよく着ています。


 (数年前のものですが徐々にサイズがキツく..)







 ボトムスは "ami"(アミ)Alexandre Mattiussi


 


 以前もとりあげました、こちらはネイビーです。僕としては今年最良の収穫のひとつ。


 




 
 J.M.ウェストン。 フィッティングが前回以上に的確でした。現在3回履いた程度ですが既に快適です。


 


 漆黒のコインローファー。この佇まいに惚れ込み中。


 夏の素足履きだけじゃ勿体ない。。







 講釈はありません。。とりとめもなく、見たそのままですがとにかく足元は寒くて。








 



 



 







 皆さん、温かくしてお過ごし下さい。





コメント (4)
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怪 人

2013年12月02日 | ファッション(全般)






 怪人にじう面相..  怪人にじい面相..





 .. 怪人虹面相。





 (涼しい)





 


 andrea's(19アンドレアス47)。 古い木製シャトル織機でゆっくり時間をかけて織られた.. カシミアスカーフ。







 


 帽子を目深に被り..ちょっと怪しかったので首もとレインボーにしてみたら、余計怪しかったのかもしれませんね。









 久しい暗黒から。今年も12月に入ってようやく.. 妙な満足感を感じています。






 














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