my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

ありがとうございました!来年もよろしくお願い致します。

2010年12月31日 | 日常・風景・雑感
  
 この冬、休日の服装に於ける主戦力が適度に固定され、力を発揮し始めました。

 大抵、アウターはノンネイティヴ(nonnative)の「ハンターダウンジャケット(ロクヨンクロス)」に、靴はクロケット&ジョーンズの「ラドナー」です。

 このラドナーの木型はマイサイズであっても少しゆとりのある形なのですが、寒い時ソックス2枚重ねとかしていても履くことができて便利です。

 ハンターダウンのほうは、唯一惜しいのがハンドウォーマー(ポケット)の位置。僕にはあまりに高過ぎる位置にあるんです。元々異様に腕が長いので、このポッケに手を入れ辛くて。。。

 でもとにかくかっこ良くて、身体に合っていて、暖かいのでほんとうに買って良かったと思います。

 と、まあこれらをメインに着回している状況です。


 



 ところで、今年2010年もいよいよ最後となりましたね。


 2月頃にブログを始めてここまでずっと楽しみながら更新を続けられて、軽い気持ちで始めたこの my static spiral が僕の大切な生活の一部になっていました。

 
 昔から欲しいもの探しがひとつの趣味ではありましたが、それが、より喜びやテーマ性、観念を伴うものになりました(ん?)。


 

 こんなに拙く一貫性のない、行き当たりばったりの内容のブログにも関わらず、僕にとっては感激する程たくさんの方がコメント下さり、また少しでも興味をもって多数の方が閲覧下さったり、ときにはご自身のお買い物のご参考にしてくださったり、、それらがとても大きな励み、喜びになりました。


 本当にご覧になって下さりありがとうございます。


 また、様々な情報交換共有をしてくださり、勉強をさせていただいたブログ仲間のみなさんにも心より感謝申し上げます☆



 えーっと、、、来年も自分の欲しいものアンテナを少しでもチューンナップ、フル稼働させながら、日々楽しんでいきたいと思います。


 うっ!!年明けまであと40分!!


 ど、どうぞ、きたる2011年もよろしくお願い致します!







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決められません。

2010年12月30日 | ファッション(時計)



 今年一年自分にお疲れさま名目で、以前から継続して時計探し(調査)を続けていましたが、いまだにとても迷っています。

 
 年内には決めて購入する予定だったんですが、これはおそらく年明け一発目は腕時計になりそうです。

 

 できればオンオフ、シーンを問わずなんとか兼用活用できるようなもので。



 そんなことお前の心の中で密かに葛藤しておいて、と言われそうですが、候補は以下の通りです。すごくベタです。そして文中に「よくわからないのですが」を連発します(実際時計のことよくわからないので)。


 第一候補 ロレックス エクスプローラー1

 第二候補 ロレックス シードゥエラー 

 第三候補 ゼニス エリート ウルトラシン

 第四候補 IWC マーク16

 第五候補 オメガ スピードマスタープロフェッショナル

 第六候補 ミューレ ゲルマニカ クロノグラフ

 第七候補 ロンジン レジェンドダイバー

 第八候補 ベル&ロス ヴィンテージ126 クロノ


 ※ちなみに第一第二などの数字は便宜上のもので、順位ではありません。



 並行輸入品でもなんでも構いませんが出来れば全て現行新品で。


 全ての候補に相似性とか一貫性がまったく感じられないと思いますが、今のところ手が届く(ROLEXになるとかろうじて...)範囲で欲しいのはこのあたりです。







 

 第一候補のエクスプローラー1は2010年モデルチェンジされた最新の Ref.214270 です(ケース径従来36ミリが39ミリに)。昔からロレックスといえばエクスプローラーを第1に考えていました。細かい点はよくわからないのですが、どこをとっても文句のつけようの無いデザインバランス。そしてノンデイト。ややブランド的な(悪い意味での)偏見もあったのですが、実際無視出来ないここの時計としての様々な付加価値。今回賛否両論のモデルチェンジですが、僕は実際見たところ最新版はとても気に入りました。予算がこのまま許すならぜひ購入したい。








 

 第二候補のシードゥエラーですが、これはよく似ている人気のサブマリーナーと具体的に細かくどこが違うのか充分わからないなりに(一応シードゥエラーはスペックがプロ仕様)、サイズや手にとってつけてみた感覚を比較すると僕の中でシードゥウェラーに軍配があがりました。ほんとにほのかな雰囲気の違い、というか所有する喜びが優りそう。これもかなり欲しい。使い込んでベゼルがキズだらけになったらほんとに宝物になるでしょう。ちなみにイングランドのD.ベッカムも使っていたとか。しかし特にベッカムは好きではありません。新型サブマリーナーももちろん含めて、とにかくこれは実用時計としては文句のつけようがありません。でも高い。






 
 

 第三候補のゼニス「ウルトラシン」ですが、これはやはり驚異的なコストパフォーマンス、高性能の自社製ムーブメントで30万円台。淡白で洗練されたデザインもすごく好みです。ゼニスのシンプルなこの1本を選ぶことでなんとも「わかってる感」を醸し出すことができそう(実際はなにもわかってないけど)。実物を見せて説明してくれたお店の方もえらく大絶賛しておられて、雰囲気的にそのまま決めてしまいそうになりました。危ない危ない。。。 








 

 第四候補のマーク16。これは、いつか必ず買おうとずっと(もう何年も)心に秘め続けてきたものです。その魅力は男なら大抵の方は一見して感じ取られるはず。だからあまり適切な説明が出来ないこともあり、特に何も言うまい。でも現在の気分は正直クラシックなパイロットウォッチに向いていません。また先でいいかなと思っています。いつかは買うと思います。 








 

 第五候補の「スピマスプロ」ですが、今まで全く興味がありませんでした、社会人になりたての頃、同社のシーマスターを購入したときも「スピマス」は全く念頭になかった、、でも現在すごく気になります。手巻きってのが特に魅力。他にどこに魅力を感じるのか、はよくわかっていません。人気があるからでしょうか。







 (※適当な画像がありませんでした)

 第六候補のゲルマニカ。名前が素敵ですね。グッと地味な候補になりましたが、大好きな「ミューレ」の上位モデル。実物を見ていないのでこのままでは決めようがありませんが、ミューレへの愛着を貫きたいと思わせる程、「なんとなく」すごく良さそうです。色んな時計を知っているわけではないのでなにがと言われるとわかりませんが、ここのは質感がどれも無骨で良い。








 

 第七候補の復刻レジェンドダイバー。一時期のロンジンのイメージダウンからは昨今やや回復傾向なのだと思われます。単純に復刻のバックグラウンド、デザインやスペック的にも謙虚堅実でちょうどよい。分厚過ぎず、スーツにも合わせようと思います。そしてなによりお手頃感。デイト表示がないのも良い。これも昔から結構欲しかったので。。。








  

 第八候補のベル&ロスはなんとなく飄々としていて立ち位置というか、その存在感が好きです。こういう時計を選ぶ自分でありたいと、何故か思ってしまいます。もう単純に瀟酒なデザインですね。ただ、正規価格だと高すぎるとの声も。並行輸入品を狙うべきでしょう。







 というところです(曖昧なひどい解説でした...)。そのほか番外でミューレのダイバーズ、SEIKOのセイコーブライツ フェニックスの漆黒の、あと定番でタグホイアーのカレラクロノグラフタキメーターも少し気になります。


 マーク16、スピードマスター、あたりはまたいずれ将来的に、という感覚があるので、、そうなると絞られてきますね。


 それと、ミューレの「ゲルマニカ」は実物を見てみないと。。。




 相当思い切ることが出来ればエクスプローラー1(場合によってはシードゥウェラーorサブマリーナー)。思い切れなければゼニスの「ウルトラシン」、もしくはベル&ロス。あるいはさらにロウリスクで「レジェンドダイバー」ってこともあり得そうです。

 比較基準も曖昧、しっかりした用途設定、意義になんら立脚しておらず、なによりわからないことだらけでよくここまで「なんとなく」候補をピックアップできたなあ、と自分で一応感心しています。


 「K」(彼女みたいなひと)の許可は得ているので早く向こうの気が変わらないうちに決めたいっていう焦りがあります(なんで自分の稼いだお金で買うのに『許可』なのか納得がいかぬが.....)。


 こうしてああだこうだ考えてるのは気楽で楽しいもんですね(長々とすみませんでした)。

 

 休みに入った今、僕の頭の中の65%ぐらいが時計のことで占められています。

 

 それにしてもどうやって決断したらいいものか、、、ほんとに時計ってよくわかりません。



 でもきっと新年早々、、買うでしょう(ですので年明けのセールは不参加の方向で....)。



 (※やむを得ずの画像借用、まことに申し訳ございません)

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2010年靴納め 【三陽山長 キャップトゥ『友二郎』】

2010年12月30日 | ファッション(靴)



 慌ただしかった師走。

 
 さすがに僕も普段どおりうわのそらで仕事しているわけにはいきませんでした。


 それでようやく年末となり、仕事もどうにか片付きました。



 今年は仕事に関してはどうも張り合いのない一年だった気がして、今更反省しきりなんですが、録画していた「坂の上の雲」を観てたら元気になってきました。 
 



 ほんの少し前のことなんですが、忘れかけていた「なにか」を取り戻す為に、とにかくしっかりしたフォーマル靴を購入しました。



  



 今年三足目の「山長」。



 



 ストレートチップの「友二郎」(トモジロウ)です。ユウジロウではありません。



 



 このお店のオリジナル靴にしては最高ランクのお値段(税込約6万円)。


 でも、文句無く納得のいくクオリティの一足でしたので、迷いどころか安いとさえ感じました(まーそれは言い過ぎ)。



 ちなみに以前の記事(こちら)のものです。



 それとですね、マウンテンブーツの「山ちゃん」と同じ謳い文句「イルチア社製ボックスカーフ」にまたそそられてしまったのですが、そんなことよりなによりラスト(木型)の出来が秀逸。


 程よくスマートなノーズにしなやかな曲線美のラウンドトゥ。



 



 どれほど世の中で高い(ほぼ絶対的な)評価を受けている靴であっても、あらゆる角度で仔細に眺めればなにかと形に関しては不満点が出てくるものでした。

 その点この「友二郎」が意外に理想的だったんです(これは贔屓目ですか...)。



 
 

 
 小さなヒールカップに加えて、土踏まずの絞り込みはかなり積極的に攻めてます。

 一方ポールジョイント幅は極端に細められていないので、非常に肉感的でしなやかな、いわゆる「細マッチョ」という、今日世の女性から高い支持を集め得る、刺激的なフォルムとなっています(気持ち悪い説明ですみません)。



 



 ソールは当然ツルピカのヒドゥンチャネルですが、ツーと滑って行けそうなぐらいで恐ろしい。


 さらに、このボックスカーフはエドワードグリーンで用いられている革とほぼ同程度という少し卑屈な要出典の情報も頂きました。


 6年がかりで商品化にこぎつけたという山長の純正シュートゥリーも同時に購入。

 
 





 名より実をということで、高品質な黒ストを秋頃から検討していて、「ミヤギコウギョウ」か、この「山長友二郎」という国産二強に絞り、特に自分の足に合っていると感じた友二郎さんに決めました。


 はっきりいって僕の知識感覚程度では正直品質やつくりに関して全く甲乙つけられません。ただミヤギコウギョウが、やけに「エドワードグリーン」という名を明瞭に想起させる「ものづくりテーマ」を掲げているように思われて仕方なかったので、、個人的にマイナスとは申しませんが、購入に至る程のシンパシーを感じさせなかったのかも(念の為補足として、ミヤギコウギョウの靴も履いてみた感触、作り込みが明らかに素晴らしかったのは言うまでもありません)。


 
 普段のビジネス靴は、あくまで黒ストなら「パークアヴェニュー」中心ですが、「友二郎」は少し気合いの入る重要な場面でここぞとばかりに登板させましょう。


 来年は友人の結婚式がいくつかある為(一応僕自身も....)そこでもお世話になる予定です。

 

 新年仕事始めでの履きおろしが楽しみになりました。 



 気になっていた理想のものが無事手に入って、気持ちよく新年を迎えることができそうです。

 

 年内靴納めでした。






 












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成長と信頼

2010年12月21日 | ファッション(靴)



 おはようございます。
 
 いよいよ年の瀬にはいってきました。

 もう2010年もあとわずか.....



 それにしても今年もたくさんの靴を買ってしまいました。

 以前の記事で「貢献度」を基準に今年度の靴ランキングをしてみたのですが、そこで第2位としたのがこの靴。「フラテッリ・ジャコメッティ」でした。すごくシンプルな、現代の靴の原型を思わせるようなシンプルなデザイン。


 靴というのは、店頭に並んで(あるいはお店の奥の靴箱の中で)買い手を待っている状態というのは結局のところ未だ道具として完結していない状態です。「道具」ですから購入者によって適宜使用されてこそはじめてその存在が成立すると考えます。
  
 そして、問題は使用者にとって、その靴が足元を支えるに適切な一足に成り得るかということ。 

 とにかく、購入する人間、ひとりひとりの足型が全て異なっていることを考えると、特に既製の靴を買うというのは一種の賭博的行為です。
 


 僕自身買ってみてどうしても足に合わず(馴染む可能性を感じず)、そんな失敗は当然幾度もありました。

 このジャコメッティも当初は「あれ、、」って感じでした。

 どーもしっくりこないんです。慎重に何度もフィッティングしてみたうえで入手したはずだったんですが、お店で試しに歩き回るなんてこともできませんし、いざ購入して、外で履き始めてみると全然靴と足に一体感がないので正直がっかりしました。
  
 返りが悪いわけではないんでしょうが、ヒールカップの芯地が堅すぎるのか、足の(踵の)皮膚への負担が大きいように感じました。


 


 それでもめげずに、常に靴擦れの恐れを感じながらも微かな希望を抱いて履き続けたのが良かった。


 気づいてみれば、今年購入した短靴のなかでは事実上最良の履き心地になっていました。不思議なくらい、いつのまにやら。


 グッと一体感を感じたのは10回ぐらい履いたころからでしょうか。

 今や長距離歩行も素晴らしく快適です。


 たいした時間経過ではありませんが、よく育ってくれたものです。


 大きな期待を抱いて購入、履いてみて最初はがっかり、でも結局ぴったり。


  


 この落差ってやはり楽しいですよ。


 靴という一種の有機物、工芸品の奥深さ、その本質をすごく感じられるプロセスです。


 オールデンあたりになると、たしかにもう最初っからとても足馴染みが良かったりして、それはそれで敢えて言うまでもなく素晴らしい靴なんですが、ジャコメッティは最初はきかん気で、結果的に今年最もその成長過程と共に楽しませてくれた一足でした。


 ってことが今回のエントリーで言いたかったことみたいです。。


 とまあ、ここまでは変な似非ロマンティシズムじゃありませんが、ひとと靴の信頼構築について。。

 
 すごく高いポテンシャルを感じるので来年には、いずれもう一足「ジャコメッティ」を履いてみたいなと考えています。


 ん~とめどもない。

 良く言えば「探究心、好奇心」、実のところ有り体に言うならその源泉は「物欲」ですか。。


 (朝起きて早速書き上げたのでいつも以上によくわからない内容となりました.....)







 










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靴と過ごす週末...

2010年12月20日 | ファッション(靴)

 

 週末。


 きまって、朝目覚めると布団の中でまず今日はどの靴を履こうか、とじっくり頭を巡らせる。


 極めてささやかな、ココロトキメク時間です。




 昨日(土曜日)は横浜駅で友人と会う約束があったので、ちょっと気取って久しぶりにチャーチの「チェットウィンド」で。


 

 
 僕ではまだまだ貫禄不足ですが、素晴らしい靴です。僕のような者でも足元に品がでるような気がします。


 


 あ~、気取れた気取れた。良い気分。




 本日(日曜日)は彼女と青葉台にある、イタリア料理店に昼食を食べに。おランチに。。

 結構距離があるんですが、ハイキングがてら歩いて(!)行きました。ここでは、やっぱり履きたいアンチクショウ、オールデンの「シガーチャッカ」を。


 
 


 今までどうしてこのチャッカブーツに目を向けなかったのか!否、目をそむけ続けてきたのか....!嗚呼...自分は大バカものだった!と言える程履き心地が良いんです。

 
  

 これで履いたのはやっと4回目ですが、もう4年は履いてるような気心のしれた柔らかな履き心地。

 
 Cigar だと微妙な色調で、見たところオールデンだと分からないのもひとつの魅力です。




 



 と、そんな週末でした。


 こんなことで休日を豊かな気分で満喫出来るんですから、幸せ者です。。。


 ありがとうございました。




 



 
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沈毅なコート 【District UNITED ARROWS ウォッシュドヘリンボーンコート】

2010年12月17日 | ファッション(全般)

 

 「甘栗むいちゃいました」じゃありませんが、このコート洗っちゃいました、ってコートなのです。


 いつもの District (ディストリクト)で。


 「洗う」というのはここのオリジナルの得意技ですね。


 今年の初秋には購入していました。


 真冬のコート編ということで。



 

 結構目の詰まった本来ゴワっと重たいウール(ヘリンボーン織)のコートですが、製品洗いによってなんともくったり、ソフトな仕上がりになっています。


 英国のカントリージェントルマンが新品のツイードのジャケットを、雨ざらしの軒先にしばらく吊るして天然の風合いを出してから初めて着る、っていうような、きっとそんな発想でしょう。


 


 着てみると極端なタイトフィッティングではないものの、非常にスマートなフォルム。

 アームホール等、細くすごくきれいです。


 この、着方によってはどこか辛気くさいコートのどこがかっこいいのか具体的に申し上げるのは難しいが、とにかく雰囲気。

 
 
 

 一昔前のポールハーデンにみられたような。。。(?)そんな雰囲気。


 風合いコート。


 ミニマルコート。


 
 インに、ややトーンを変えたミックスグレーのざっくりタートルニットを着て、ボトムスも色調を微妙にずらしたダーク系のウールパンツ。

 足元だけマルタンマルジェラのレモン色なハイカットスニーカーとか(これ)。

 ちょっと無理して、クロケットのグレインレザーのラドナー(これ)をリジッドのデニムに合わせてブーツインとか(ブーツイン...実行したことはありません..)。。


 あ、もちろん、ウォッシュドといっても特にくしゃくしゃでは決してありませんから、スーツの上にも時々着ています。

 
 スーツもダークグレー系でタイもグレーのウールタイ。足元は黒のフルブローグを。


 これを着ると、ちょっとヤレた、ほろ苦い雰囲気がでるのが楽しいです。
 

 すごく沈毅で無口なひとが着てそうなコート。


 渋さを求めて試行錯誤、、無い物ねだりなんですが。


 
 









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戦列復帰 【REGAL TOKYO サイドゴアブーツ】

2010年12月15日 | ファッション(靴)




 ここしばらく特にアイディアもなく、気もそぞろなビジネスシューズについて、たまには。。


 今日は久々にサイドゴアのブーツを履いて出勤しました。

 3年程前に REGAL TOKYO (リーガル東京)で購入したものです。


 今朝、その存在を思い出して履いて出たものの、なんとなく、とんがってて落ち着かない。


 


 こうしてみるとこんなに鋭角な形状のブーツだったとは。。


 最近履いてるものがベーシックなラウンドトゥか、休日だと極端に丸っこいのばっかりですから、当然気分的にすぐには馴染まないものですね。


 履いて出てから靴のことでわざわざ家に戻るのも馬鹿馬鹿しく。。


 モーーッド(?)な男性用ファッション誌で Gainer ってありますけど、ああいうイメージに見えないか少しそわそわしていました。


 



 昼休み、いつも尖った靴履いてる職場のあるひとが「その靴、どこの?」って。

 「ああ、リーガル」って答えたら、話は特に発展しませんでしたが。


 でも、いつもは靴について話したことなんてないのに、まさにこのタイミングで。。
 

 意外とひとは足元って見てるものなんでしょうか。


 


 一日履いて過ごしてるうちに、このぐらいのバランスなら若々しく凛としてシャープで、たまにはいいかっと落ちついていました。

 あ、こういうドレッシー(?)な雰囲気もありだな、と。.....いや、打ち出し方によってはかっこいいかも。。
 

 それにリーガルは我が国のビジネスマンの足元を永く支え続けてきた大功労者、大恩人です。

 邪険にはできません。
 
 

 一応リザーブチームには登録しておきましょうー。


 




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旅とシューケア

2010年12月14日 | 日常・風景・雑感


 
  早速、個人的「ドイツあるある(表層編)」から。


 ・大したことでもないのになにか出来たらすぐ「ペルフェクト!」っていう(※perfect の独逸風読み)。

 ・ドイツ女性は身長が異様に高いか、すごく低いか両極端。

 ・電車に乗り合わせたドイツのお年寄りはこっちが日本人と分かると高い確立で「日本の皇帝は元気か?」と聞いてくる。

 ・バルにしてもカフェにしてもビアホールにしても大抵テーブルの面積が小さ過ぎる。ほとんどお盆か画板ぐらい。

 ・エスプレッソとかカプチーノを売ってる機械式の屋台みたいなので、注文をすると大抵機械が壊れている(でも決して謝らない)。

 ・現地では定番のネアンデルタール人ネタを外国人に対して必ず言う(何度も聞いた)。

 ・マンハイムには中国人しかいない。


  (昔滞在中感じたことを、かなり誇張のみで書いていますので全く真に受けないようにお願い致します、ドイツ人の名誉の為に、予め申し訳ありません...)




 ところで、何日かそれなりの日数の旅行にでるとき、僕はやはり気になるので必ずシューケア用品をいくつか持って行きます。

 画像にあります6点は最低でも携行するようにしています。


 (馬毛ブラシとアニリンカーフクリームは特に重要な気がします)


 これだけでも結構荷物になって負担を感じることもあるのですが、なぜか常備していたほうがいいような気がして。

 
 でもそういえば、ホテルの部屋で寝る前にばっちり靴磨きって正直やったことはありませんけど。。。

 
 
 旅先でわざわざパレードグロス使ってシューポリッシュする機会なんて今後あるんでしょうか....



  


 





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冬マリン

2010年12月13日 | ファッション(全般)


 またこんばんは。。

 
 さっきブログの編集画面見たら、昨日の時点でブログ開設から「300日」ですって。

 僕は昔から別に「3日坊主」とまでは呼ばれなかったにせよ、それほど根気があるほうでも元々ないんですが、にもかかわらず、300日間少なくとも自分のブログを一応忘れず見守ってきたわけでして、「300日坊主」って自称できるのだとしたら、それはなかなかすごい坊主ですよ。3000日とか経ったら相当な高僧ですよね。




 前回の続きで、「ドレステリア」のコートと「オーチヴァル」をメインに。


 


 こんなふうに合わせたかったのです。

 
 




 「冬マリン」。

 
 最近おしゃれなひとがこんなカッコしているのを見かけて。

 
  



 今回はそれだけが書きたかったので連続投稿失礼致しました。



 





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波間にミエカクレ 【ORCIVAL (オーチヴァル)カットソー】

2010年12月13日 | ファッション(全般)
 

 ここ数日仕事の関係で海のそばを通ることが多いからだと思います。

 大型客船とか海鳥とか海観てるひととか観てると時間経つのを忘れます。


 海繋がりふう(?)のアイテムで以前から欲しかった大定番のものを。

 ORCIVAL (オーチヴァル)です。


 



 



 ズドンとした素朴なシルエットが今着ると逆に新鮮で。

 質感もざっくり真面目でいいですね。

 現在もしっかりフランス製なんですか。


 .....これは敢えて真冬に、インで使おう。


 よくショップスタッフさんがされてるようなのを僕も。



 



 すぐ次のエントリーで。





 

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鯨と錨とネイヴィブルー【ドレステリア メルトンコート】

2010年12月13日 | ファッション(全般)
 
 高木 ポンセ パチョレック.....


 これを聞いて「は!」っとなにか熱いものを呼び起こされた方はココロの友です。

 
 どれほどの年月が経ってもオマジナイのように覚えています。


 横浜大洋ホエールズ。


 まだ幼く物心つき始めた頃、唯一僕が野球ファンだった時代の微かな記憶。


 その昔存在した伝説のチーム。ホエールズ。

 
 当時、野球のルール自体ほとんどわからないまま一生懸命応援していました。

 
 なんであんなにあのチームが好きだったのでしょうか。。。

 

 実際理由は簡単でした。

 

 ユニフォームがとてもかっこよかったからです。

 
 ネイヴィー基調で。

 
 紺は紺でもまたその紺が濃いんだわ、これが。。。


 子供心にこんな渋いユニフォーム纏った大人達を応援せずにはいられなかった。それからずっと現在までやっぱり濃紺はなにより好きな色です。
 
 買う服はネイビー率がとにかく高い。



 その原点が「大洋漁業」(現マルハ)に在ったとは。




 今季買った「ドレステリア」の定番メルトンコートも理想的な深い濃紺です。


 


 錨のマークの入ったボタン。


 




 ホエールズもそうですが、やはりその精神の基底となるのは紺碧の「海」なんですね。

 


 
 世の大人の男性達が服を選ぶ時、なぜか大抵ネイビーのものを選び出してしまっているとしたら、、それは大洋ホエールズの記憶に起因するのかもしれませんよ。。。 






 

 
 ポンセはどこに...




 



 
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flavor of cigar 【オールデン Chukka Boot Cigar ShellCordovan #13132】

2010年12月12日 | ファッション(靴)



 靴関連のエントリーばかりで、なんかなぁ、、と思いつつ、暫くは構わないかなと迷ったり。。。

 それに、我ながら苦し紛れのチープなタイトルですが、勘弁して下さい。

 さらに、、今回写真が無闇に多いのでその点も予め申し上げておきます。


 

 ご存知、こちらの箱.....


 

 
 開けてみます。


 
 


 1~2週間前より方々問い合わせてみたり、そこらへんに詳しそうな知人に頼んだり一応探していたのです。

 片一方ではアレンエドモンズのチャッカもいいな~と思いながら。


 目当てのものが手に入りそうになければ、それはそれで構わない。


  


 結局意外にも見つかりました。買えてしまいました。 

 巡り合わせとは嬉しいやらちょっと辛いやら。


 
  

  .
 オールデンのコードヴァンチャッカブーツ(Alden Chukka Boot ShellCordovan #13132)です。


 


 色は Cigar(シガー)っていいます。


 葉巻色?


 なんというか...断言はできませんが、普通の大手セレクトショップなどでは滅多に出てくることが無い色だそうで、、ウィスキーコードヴァン同様、あるいは流通量でいうならもう少し珍しいぐらいなんでしょうか...。

 ウィスキー → ラヴェッロ → シガー という順にブラウンの色が濃くなって参ります。


 僕は手に入れるなら「シガー」か「ラヴェッロ」のどちらかを望んでいました(いつのまにかそんなこと考えてて)。



  


 
  



 全般に存在感の大きなここのコードヴァン靴にあって、シガーになると、ややその趣は変わり、ちょっと鄙びた(ひなびた)、あるいは錆びた(寂びた)また独特な風格が漂います。単純にオールデンではあまり見かけない色だからそう特別に感じるだけかもしれませんが、そこは多目に見て下さい。。。

 みたところ、エドワードグリーンにある「ダークオーク」という色にやや近いでしょうか。それでいてコードヴァンなればこその微光沢ですから、面白い質感です。 


 艶やかでありながら深く沈んだ色合いはさらに着こなしへの採り入れ方への幅を広くしてくれそうで、どう履くかいろいろ考えています。


 



 僕はオールデンのチャッカブーツはもちろん初めてですが、ただでさえ履き心地抜群のバリーラストがチャッカになることでさらに(おそろしいまでに!)履き心地が向上するんですね。


 履いている際の安定感。安心感。


 以前ウィスキーロングウィングチップを入手した時に比べると、自身、捉え方が大いに違っていて、ウィスキーのときのまるで財宝を扱うような、消極的な意味での有り難がり様は特になく、履き心地申し分無しな実用品として、使う気満々でいます。


 使う気、というかもう2回履いて外出してみました(最寄り駅まで)。


  


 宝の持ち腐れという蹉跌はいけません。


 これからどんな服装に合わせ、どんなところに履いていきましょうか、楽しみです。足への負担が少なく、結構どこまででも歩けそう。

 
 海外のオールデン通販サイトでもこの「シガー」はときに扱っているようですので、気になられる方は調べてみて下さい☆


 


 

 、、前回オールデンを購入した記事の中で「最後の~」なんて思い切って啖呵を切ってしまいながら、この有り様。申し訳ありませんでした。。。。
 
 
 しかしね、手に入ったのは良かったものの、、内省とまではいきませんが思うところもあるんです、、。

 そのモノが少し珍しかったり入手がやや困難だったりすることにばかり、最近随分と価値の重きを置いているのではないかと。

  

    より困難なものを、より美しきものと見ること、これが人類の通弊である。 



 ってデカルトが言ったとか言わないとか。。(言った) 

 
 




 ....でもとにかく、靴ってのはおもしろいですね。

 今回はシガーの甘い(?)薫りにやられてしまいました。 



 








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これは欲しい.....(4)

2010年12月11日 | 『これは欲しい』



 正直、今「物欲」はそんなにないんですけど、「靴欲」は相変わらずのようです(どちらも同じことか...)。


 世界有数、イルチア社のボックスカーフを贅沢に用いた「三陽山長」の今期のキャップトゥ(黒)。

 この画像だけでも、いかにもこの靴がただものではないことが見てとれませんか?


 あらゆるバランスが素晴らしそう。


 これ以上なく精密丁寧。


 もともと底材に若干の脆さは指摘されているようですが。

 でも、相当な渾身の自信作らしいです。


 えー、、この記事をご覧になったみなさん、どうか購入しないで下さい。在庫無くなると困るので。。。(笑)


 
 ベーシックで上質な黒ストをそろそろ補充したいと考えています。

 

 ん~、これは実際欲しいです。
 

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ORIGINS

2010年12月10日 | ファッション(靴)
 
 Free&Easyブーツ特集を読んでいて、あれもいいなこれもいいなと、、でもふと我に帰ると、出発点というんでしょうか。

 靴に関しての「原点」ってありますね。

 
 僕のスターティングポイントはちょうど大学生になったころでした。


 まず、やっぱりこのブーツこそがそれです。


 出発点はひとそれぞれのはずですが、僕の場合、本格的な靴、つまり何十年も履けるような靴に憧れるきっかけになったのはやはりこの「トリッカーズ」です。


 それから、徐々に諸方面に派生していきましたが、始まりはこのカントリーブローグブーツ。
 

 もちろん今も一定の周期で楽しんでいます。

 
 これは、、ブラックウォッチ柄のトラウザースに合わせて。


 


 ちょっとさすがにこの合わせは嘘くさいまでに英国傾倒しすぎてますね。


 

 次に永く憧れたのが「チャーチ」(チャーチズ)。特にまずなんといってもバルモラルでフルブローグの、「チェットウィンド」。

 


 


 今はカジュアルな服装のアクセントとして用いることが多いんですが、より伝統的でジェントルマーンな服装に合わせてこそ似合うようになりたく思います。

 でもまだまだです。






 大学卒業。社会人になってまず不可欠なのが黒のストレートチップ。

 当初は、地味でのっぺりしてて、こんなつまらん靴を毎日のように履かないといけないのか、となんの魅力も見出していなかったのですが。

 何年か働いているうち、そろそろ自分が面白いと感じられるようなビジネス用の一足はないかと靴の世界を見回し始めました。
  
 雰囲気があって、物語があって、堅牢でヘビーローテーション用の一足を。

 
 そして惚れ込んだのがアレンエドモンズの「パークアヴェニュー」でした。


 


 現在も変わらずビジネス靴の愛着ナンバーワン。


 
 

 大切にしています。




 今回は過去の記事の内容に重複するところもありますが、いくつかの「原点」について回顧してみました。

 
 このブログをご覧下さっている靴好きの皆さんにもこれぞ!って初めて靴の魅力に開眼させられた「原点靴」がきっとありますよね。



 そんなことを思い出しながら、また新しい靴との出会いと発見を欲してる自分がいるのですが。。。






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海を眺め、塔を見上げ、バーニーズで考えた。

2010年12月09日 | 日常・風景・雑感
 今日は仕事でみなとみらい方面にいく用事があり、ありがたいことに直帰の許しを得ていたので、少し足をのばして日本大通、馬車道、山下公園周辺をぶーらぶらしていました。

 今の時期、日が暮れるとともにこの街はひときわ美しい光彩を放ちます。

 


 

 これですね、「横浜マリンタワー」。この塔、実は中で結婚式、披露宴ができるようになっています。僕も以前彼女と見学にきましたが、あくまでちょっとですけど..高所恐怖症気味なもので、きっぱり見合わせました。





 

 そしてこれこれ。山下公園といえば、氷川丸(入ったことはありません)。きれいにライトアップされていました。

 山下公園のベンチで佇んでいると、遠くから船の汽笛が聞こえてくるんですよね、「ベイ」なんですから当然ですけど。


 それがすごくいい雰囲気なんです、特に冬の夕暮れは物悲しくて。

 


 ここを忘れてはなりません。

 

 バーニーズニューヨーク横浜。

 


  広い。。。

  
  商品多過ぎ!

 
 「全部見てやろう」とか張り切ると絶対疲れきる。。(あ、だからカフェが併設されているのか...)


 

 
 靴は相変わらず充実していますね。


 ここだけで充分楽しい。

 伊勢丹の靴売り場のほうが当然はるかに商品数充実してますが、こっちのバーニーズは大抵ほぼ無人なんで...別の意味でリラックスして靴を鑑賞できます。

 エドワードグリーン(チェルシー?もあったかな...)も何型か3割引ぐらいでセールになっていました。

 
 
 それから、、最近気になるアンチクショウのこれをちゃっかり試着してみました。

 

 

 ....完璧、履き心地が(倒置法)。


 .....すごい、やっぱり、オーラが(倒置法)。



 オールデンのチャッカブーツ。

 
 
 他にショウウィンドウにこんなおじさんたちが。

 


 


 どなたでしょうね。



 それはそうと「アレンエドモンズ」のチャッカブーツ(DUNDEE)は以前試着してじっくり観察してるんですが、、、んんんん。


 やっぱりモノとして、靴として、オールデンに一日の長を感じてしまいました(まだ結論ではありません)。


 個人の好みもありますし、ほんの僅かな差ですが、これが僕の現在の本音です。


 あ、しかし、、前回のがもうラストオールデンだった....!

 
   

   ああ、どうすべきか....

   
   なにを為すべきで、なにを為すべきでないのか...




 バーニーズの靴売り場のソファに座りながら、これ以上なくニヒルな表情でしばし物思いにふけってしまいました。

 
 「オールデン、、アレン、、どうしようか...このぼんやりとした不安...」(芥川さん勝手にすみません)


 ....店員さんが声をかけにくそうにしてるのに気づいて、すぐちゃんとおいとましました。



 







コメント (2)
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