しばらく前、会社の同僚と話していて(話に集中しているふりでそんなにちゃんとは聞いてなかったんですが)。
「なんとなく背中を押された気がした」とか言ってるもんですから(!)途中から怪奇現象の話かとワクワクしてちゃんと聞いてみたら、なんだ普通の「勇気を貰った」っていうポジティヴ系の話でがっかり、、ということがありました。
この夏も結局心に響くような「怪談」と出逢うことはできませんでしたね。。。(僕は恐い話がまったく苦手じゃないので探し求めてます)
「怪談」つながりで。
カーディガンのことを。。。(?)
当初の計画どおり、少し面白味のあるカーディガンを強化しようとドッと準備していました。
そしてそれらをすんなりと着こなしてカーディガニストの「階段」を登るんです(..?)。
スーツの際にインに合わせられるようなベーシックなものは大体揃っています(
ルトロワなど)。
新たに加えた顔ぶれは。
まず、パリ初の CARVEN(カルヴェン)。(『カルヴァン』でも間違いではないみたい...)
1940年代に起源があり、ずっとウィメンズ一筋(プレタポルテは漸く2010年始動)。
GIVENCHY(ジバンシィ)でリカルド・ティッシのもとにいた Guillaume Henry(ギョーム・アンリ)がデザイナーとして就任、2012SS よりメンズラインスタート。
妙に気になりました。
素材は折り紙付きの上質ウール100%。
感心するような独特なグラデーションを描くマルチボーダー。
このブランドが送り出す洋服は、、、やもすると "OKAMAっぽい" という懸念を抱かせますが。
なよっとせず着こなさなければ。着古してザラザラのシャンブレーB.D.シャツ(District)に合わせてみる。
ここの服はやはりそれなりにタイトフィッティングで。
次に、、、おお、、ドイツ発。 説明不要の FRANK LEDER(フランクリーダー)。
切り替えクレイジーパターンになったショールカラーカーディガン。こちらは細いながらもザラつきをもたせたウール素材です。
やはりすこしゆとりを持たせて着るべきですよね。以前程「ボックス型」ではありませんが(?)、敢えてそういうパターンで作られています。ドライタッチの雰囲気を活かして男っぽく。
クレイジーパターンでも抑制の効いた色合わせで使いやすそうです。
(これに関しては独特の『らしい』魅力的なシルエット!ぜひ着用画像を見ていただきたかったんですが...暑いので)
以前アップさせていただいた
「ニードルズ」の RUST カラーカーデも早く着てみたい。
こういうカーディガンを主役級で活躍させられるのはほんのわずかな間ですから、時季を逸しないようにしなければ。
今季はカーディガンに限らず「色とりどりのニット」でかなり楽しめそう。
理想的な生きる標本。ココリコの田中氏からそのテーゼの多くを看取できればと。