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日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

マキァヴェリストたちへ(仮)

2012年02月29日 | ファッション(全般)




 最近ちょっと口が悪くなってきてどうもよくありません。


 コジャレテイテ、居心地がむちゃくちゃ良くて、隠れ家な「行きつけのバー」を我が家の近所で見つけたいなと思い(居酒屋とかじゃなく!)、しばらく彼女(K)と一緒に情報収集して探していたのですが、やはり一帯住宅街ということもあり、、、なかなかこれというのが見つからず。



 「死にかけのババアだったらいくらでもいるのに、なんで行きつけのバーは見つからんのか!」  


 と思いのたけを爆発させたら K には珍しくウケました。



 お。。。今後はどんどん毒舌ブログ気味にエスカレートしながらやっていこうかと思います(そんなつもりはありませんが)。どうぞ宜しくお願い致します。





 
 で、洋服のはなしです。



 パリを拠点に活動する、名パタンナーでありデザイナーの松下貴宏氏の m's braque(エムズブラック)。ここの服を着てみることにしました。



 



 ブランドコンセプトとしては "ひとことでは表せない多面性" を持った洋服づくり、と。



 ...そうか。


 昨今特に思うこと。錯覚(?)を利用したというのでしょうか、「なにか」にガンジガラメに支配されたような画一的なブランドネーム、代理店+大手セレクトショップその他モロモロプッシング!ズブズブな勢いを得たストリーム前面の(まあ...もちろんカッコイイ)洋服たちがインポートを中心に市場に氾濫していて。。。。なんだか高度に商業的で横ならびで、、、浅薄な服飾文化につけ込んだ合理性が生む「陥穽」をみる思いがつい….(???)


  ...なんのこと!?



 (ここで煙幕を炊こう!)




 一方で….(?)



 多面性!素晴らしいじゃないか。


 いうだけとしても…珍しくもないけど、まあ憧れる。




 




 ここの洋服は数シーズン前から着たい着たい、と眺めていました。



 



 この春からのコレクションが特に今の気持ちに沿うように感じたので、、、



 



 褪せたブルー(なんとも表現し難い独特な)のダブルブレストJKT(コットンメインです)。

 

 






 




 フランス製の生地からこだわって選び出したものなんですとー。




 





 




 袖付けが敢えてかなり内振りになっていて、これに関しては肩の合わせ方、しっくりくる方とそうでもない方と明瞭に分かれるでしょう。

 
 「38」という真ん中のサイズを選びましたが、「ぐは(げ...これは買わずにはおれまい...)」「キリっ」となるほど体にぴったりで、しかもなぜか似合っている(?)ような気がしたので気分よく購入しました。


 同素材のショーツとかもあるみたいですし!それはカッコつけ過ぎで僕としてはアウトですが、ちょっと惹かれる。



 


 これ、チーフというか裏地というか、時々ありますけどポケット内蔵型です。





  


 洗いがかかっていて生地感も季節的にそろそろ即戦力と見なしてよさそうか。


 去年は「スティーヴンソンオーヴァーオール」のデニム地コンダクタージャケットが大変気に入りましたが、このエムズブラックの「ダブル」はリラックスというイメージは変わらずとも、より瀟洒で洗練された着こなしに。



 とにかくすごく無国籍な雰囲気がよい。 



 

 ついこの前のウィムニールスのシャツや、、、



 

 オールデンのタッセルモカシンスリッポン(ローファー)を合わせたら、、それもきっとよし。



 細身のホワイトパンツ、タック入りのサルエルパンツ、クロップトパンツ、もちろんジーンズ、そしてショーツ。



 いろんなボトムスとの融合に挑戦していけたらいいな。



 人気ショップのディスプレイ、、、数ある雑誌のスタイリング、、、既存の「ジャンル」のもとにいそいそと財布を持って出かけていくのではなく、自らのアイディアで洋服を"多面的に"楽しむことができる余地をここの洋服作りからはなんとなくと感じるのです(って珍しく気の合ったお店の方も似たようなこと言ってました…照)。

 なにより自分も含めて、世界でも稀有に巨大なファッション市場に隣り合わせて生きる日本人が「買う力」を当然の如く著しく伸張させて、、「選ぶ力」についてははたしてどうなんだろう。


 提案!?当然ほんの一部の「プロたち」の。。。。



 (また煙幕を炊こうー)



 よくわからないまま、理想ですけど、自分も少しずつもっと自由な楽しみ方ができたなら。。。




 




 うまい具合に春ももうすぐ。
 


 (憤りを感じる程、論旨にまとまりがないので後ほど改訂すると思います)
 






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