申し訳ありません。また長くブログを不在にしてしまっていました。。忙しかった、は言い訳にもなりませんね、、そういうブランクを「家出」「出奔」と呼ぶことにし、今後なるべく繰り返さないようにと思っています。
(以下本題)
存在感を排した時計の存在感。
JAEGER-LECOULTRE(ジャガールクルト)"MASTER ULTRA THIN"
かろうじて飛び数字ながら、秒針もなく寡黙なインデックス。
ケースサイズは34mm。
厚さ6mm程度...
カフへのひっかかりは一切なく、軽量でつけていることすら忘れ、、そして時計を一顧だにしなくなる。
大好きな手巻式(ケースを極限まで薄くしようとするなら当然手巻式にならざるを得ない)で、パワーリザーブは最大35時間、、、その短さすら「品」...(無理矢理です)
落ち着いたアリゲーターベルトも雰囲気創出に一役。
これは相当ズームアップで撮影していますがリューズは至極小さい。手巻き式のくせに相当巻きにくいのです。それを頑張って工夫集中して巻く。。修養の時間..(?)。
一見華奢ですが、ルクルトの「1000時間テスト」もクリアし高次に具備された実用・信頼性。
抑制の効いたスーツスタイルには本当にこれ以上ない相性の良さを感じます。
現在こういう時計を(も、かな)求めるようになりました。
「生意気」を覚悟で、、、僕はここしばらく「抑制の美」「単調の美」に関心があり、、しかしまた矛盾に葛藤するのです。