my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

足元暫定監視委員会(第一回)

2012年05月28日 | ファッション(靴)





 紳士たる者、矜持と価値観の源泉はその足元に存すると言われる。



 明治以降日本人の足元を支え彩る靴たちも今や成熟、百花繚乱の様相を呈し、、、、





 平成24年4月1日付けで「足元倫理保全法」という法律が新たに施行されたのをご存知でしょうか。



 読んで字の如し。爛熟の末、混迷退廃の一途を辿る日本紳士たちの足元の倫理観の改善保護、取締を目的とした罰則規定を一切有しない新法です。



 そして同時に、混沌且つ無基軸化する「足元」の秩序維持と安全保障、また「足倫法」の周知浸透を目的とする監視及び審査機関としての委員会が暫定的に設置されることになりました。



 

 (※イメージ『象牙の塔』)



 本委員会は今後漸進的にその機構の権限強化、重層化が計られ、常設執行委員会としての性格をもつことになります。



 (現時点ではあくまで「暫定的」性格の組織であるため、本委員会に帰するその責任は大いに限定されるものとなります)



 
 具体的条項については面倒なので詳述致しませんが、本委員会の監視取締基準の概要は以下のようなものです。



 1、靴(革靴の場合)への適切なメインテナンスは施されているか(ワックス厚塗り等)

 2、足元の装いに季節感が反映されているか

 3、靴のフィッティングは適切か

 4、左右別々の靴を履いていないか

 5、パンツのレングス及び裾幅と靴のバランスはとれているか

 6、靴のつまさきが尖り過ぎて凶器と化す危険性がないか

 7、靴底に買った時そのままのあのシールみたいなのが貼られたままになっていないか


 (…中略...)


 179、異様に高級な靴ばかり履いて周囲の人心を惑乱せしめていないか

 180、実在するのか怪しい適当なイタリア人ぽいネームの謎ブランドの靴を履いていないか(例えば…『ピエルカルロ・ストラマッチョーニ』等)

 181、パンツの裾と靴の狭間に「希望」は見えるか





 なお以上の取締基準に抵触し、早急な「足元」の是正が必要と判断された監察対象者は本委員会への出頭を命じられることがあります


 委員会本部は島根県に所在していますが、山陰山陽以外の地方に居住する対象者には出頭の際不便であることを考慮し徳島県にも仮設の審問機関(徳島県庁内)を設置しています(※東日本在住の方は徳島県の仮設委員会に出頭して下さい)。


 出頭までの猶予期間は出頭命令到達の日より6年間と定められています。




 向後監察の対象はあらゆる制限を超越し、世に存在する様々な「ファッション・靴ブログ」に登場する「足元」にも当然に及ぶこととなります。その結果として厳格公正な判断に基づいた容赦のない弾劾糾問ときに協賛が、あくまで足元秩序維持の信念に立脚して為されることとなりますのでその点どうぞ予めご理解下さい。




 では第一回。早速このブログを書いてるひと(神奈川県在住会社員)の足元を厳しく検断していきましょう。
 
 備考:この要監察者は休日外出の際にはほぼ必ず足元の写真を撮り記録を怠らないとのことである。





 (1)

 


 Alden(オールデン)のスウェードローファーと District(ディストリクト)のチノショートパンツ。Teeシャツの上にm's braque(エムズブラック)のダブルジャケット(ブルー)。

 
  



 

 「少しクセのあるジャケットをゆるやかな気持ちで着たいが為にショーツとスエードのスリッポンで極力『こなれてます』感を強調しているようです。下半身ベージュ中心なのでかなり遠めには下半身裸のように見えそうで好ましくない影響が危惧されます。あと、すね毛がいや」

 




 (2)
 
 


 靴はオールデンのウィスキーコードヴァンロングウィングチップ(アローズ別注)。昔の GTA のトラウザーをオフ用に短く改造したものと合わせています。


  



 

 
 「短丈にしているとはいえこのウールパンツの素材感はやや暑苦しく感じます。ド迫力のウィスキーオールデンに負けないようにと考えたようですが裏目に出て野暮ったさしかありません。メダリオン部コードヴァンの輝きにも物足りなさを感じます」






 (3)

 


 チャーチのアンラインドチャッカ(SAHARA)、パンツは古いインコテックスのトロピカルウール(ライトグレー)。トップスは不明(忘れました…多分ネイビーのコットンVニットか)。

 
 



 


 「パッとしたカラーの靴なのに印象としてぱっとしません。クリース入りのトラウザーズである必要は今回感じられません」


 



 (4)

 


 フラテッリ・ジャコメッティの黒ブルーチャーリディアルのハンパ丈パンツ


 


 「なんですかこれは。ギンガムシャツを着ていますがパンツと合っていないようです。」






 (5)

 


 adidas(アディダス)復刻スタンスミスにユナイテッドアローズのコットンパンツ(カーキ)をロールアップで。



 



 「少し大きめのスタンスミスをギュッと引き絞って履く。スニーカーのほのかな汚れ具合。まさにとても正しい道を歩んでいるように見えます。」


 



 (6)

 



 


 マーク・マクナイリー×サンダースのスウェードタッセルスリッポンリーヴァイスヴィンテージクロージングの#505 。トップスはメゾンキツネのB.D.シャツ。バッグは休日によく使っているボロボロの jas-MB 。


 


 「珍しくはっきりシャツが写っていますが KITSUNE のシャツがよほど気に入っているアピールであざとく感じられます。スタイリングは爽やかなフレンチアイビーという雰囲気でさり気なく(ひとの特別な印象に残らない点で)まず問題はなさそうです」






 (7)

 



 


 ■昨年はあまり気に入っていなかったウォークオーバーのダーティバックス。パンツは District 。ほとんど写っていませんがシャツはウィムニールスのストライプシャツ(B.D.)。


 



 


 「この時期実は気分にマッチして気に入り始めている様子のダーティバックス。しかし着用回数は限られていたのに関わらずインソックの一部に『剥がれ』が生じていて、、、そのまま履いています。また、インビジブルソックスがはみ出し過ぎていて見苦しく。これらは看過しがたい事案です」







 (8)

 



 



 J.M.ウェストンのクラシックローファーに Wim Neels(ウィムニールス・デイリー)のプチサルエルパンツ。シャツはまたも(!)キツネストライプのようです。


  




 


 「ウェストンのローファーはとても良い雰囲気に外見上の馴染みが感じられます。フィッティングも適切だったようでフォルムにいびつな変形も見られません。それにしてもいつも『素足履き風』、シャツは『タックアウト』、、、気の弛みが顕著です」







 (9)

 

 
 シューレースを交換したJ.M.ウェストンのゴルフを PT01 のネイビーコットンパンツに合わせている。トップスは購入したばかりのメゾンキツネのブルーオックスB.D.シャツ


 




  


 「裾幅の狭いパンツの丈はほぼノークッションでちょうどよくバランスがとられています。相変わらずこのひとは休日は一切シャツをタックインするつもりがないようです。またゴルフの羽根が完全に閉じているのは問題点と言えそうです」


 




 (10)
 
  



 ロクヨンクロスのトップサイダーにトゥモローランドオリジナルのホワイトパンツ。 


  




 


 「この休日は珍しくジャケット(シアサッカー)を着用しています。パンツのロールアップの仕方が適当過ぎてなにがしたいのかわかりません」






 (11)

 


 ブルックスブラザーズ×Peal&Co(クロケット&ジョーンズ製?)のコンビウィングチップ。シャンブレイ素材のイージーパンツと。



 




 


 「ゆるいイージーパンツとバルモラルのシューズはいくらなんでもアンバランス。しかも何度か履いているのに右くるぶしに靴擦れが生じています。その痛みが原因で写真でも座ってしまっているものと推察されます。今後真摯な改善への取り組みが強く求められる足元です」






 (12)

  


 再登場ジャコメッティの地味なシューズを「ひとつ覚え」のように素足履き。たしか YAECA(ヤエカ)のパンツと。


 


「どこの場所か知りませんが床が変です」






 (13)

 


 ■オールデンのコードヴァンタッセルスリッポン。パンツは District(NOP3)。シャツもDistrict のデニムシャツ。


 




 


 「このタッセルは全く磨かれていないことから倫理観の欠如が感じられます。爪先の削れも放置。まずコードヴァンの良さを引き出す手入れが早急に必要です。また、このディストリクトオリジナルのパンツのシリーズは買い足し買い足し、コットンとトロウールなど同型3本使っていますがそれでも気に入って長く酷使し過ぎて実は破れが生じています。そしてこのときぐらいはデニムシャツをタックインすると良かったように思いますがそもそもベルトをしていなかったようで非常に怠惰です」





 綱紀粛正!!



 ということで、このように監察対象者の顔や髪型、体格などひとの印象を左右する要素を一切排し公正合理的且つ簡潔な審理に徹することが出来ます。



 あまりに多くて途中でかなり嫌になりましたが、このダラけた監察対象者には厳重な戒告が相当という結論に至りました。



 対象者が神奈川県在住ということで今回は特別に徳島県の仮設審問所への出頭を命じます。






 思いつきで書いてそのままアップして、後で読み返して恥ずかしく削除するパターンになりそうですね。



 これに要した休日の少なくとも2時間弱を返して下さい!




 (当初チャーチの『ウェストバリー』のエントリーにしようと考えたんですが....)




 随時要監察の対象者があらわれましたら「第二回」以降でとりあげたいと思います。





 ではまた。 



















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至高の FOX

2012年05月26日 | ファッション(全般)





 MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)のB.D.シャツ。




 あまりに素晴らしかったので2枚目。




 




 イタリア製オックスフォード生地のもので。このOXが滑らかであまりに上品!

 

 



 ざっくりアメリカ的なオックス生地とはまた大いに異なった魅力満載です。





 


 以前購入のブロードのもの(キャンディストライプ)と形は実質同じですね。





 





 同型ピンクのものも購入するしかないという気がしています。





 このナチュラルで美しいシルエット、、、、未体験の方はぜひー








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A.D.S.R

2012年05月20日 | その他のもの





 春夏限定で。




 たまにはかけますサングラス。





 





 あまり奇をてらわない雰囲気で使いやすく。今春からはこれで。A.D.S.R(ENO 02)....
 




 





 ややストリート寄りな....(?)。でも大丈夫、ちゃんとベーシックです。
 





 テンプルは濃厚な鼈甲柄。これがなかなかエグいのですが。





 













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FELT F4130-105

2012年05月17日 | 自転車





 こんにちは。




 恐れ多くも...2台目の自転車に乗ることになりました。。。。




 もう少し「楽じゃない」乗り方。つまり、もそっと「颯爽と!」スピードを求めたくなるような一台。




 




 ドイツを拠点にする自転車メーカー FELT(フェルト)のロードレーサー F4130 - 105 を選びました。




 




 まずまずクラシックな細身のクロモリフレーム(伊コロンバス製)にカーボンフォーク。コンポーネントは SHIMANO105(レース用コンポの入門型)というあたりがまた恐れ多い。


 

 




 




 




 
 




 2台目購入にあたりいくつか候補が。




 ARAYA(良心的日本メーカー)のエクセラレース(アルミフレーム)。

 オルベア(気鋭のスペインメーカー)のアクア。
 
 プジョー(近年自転車部門が本格復活)のクロモリロードレーサー。

 ビアンキ(誰もが知るイタリアの人気メーカー)のヴィアニローネ アル カーボン。



 
 わりとバラバラ。。。



 ARAYA の EXR はティアグラ装備、アルミフレームですがフォークはクロモリ、でありながらとてもお手頃な価格(8万円台)。しかしアルミロードの乗り心地への少しの不安と、デザイン面でもやはりもうひとつ。。。


 オルベアならスポーツ要素が強く、たとえフルカーボンであっても価格的にまだ手が出しやすい。デザインはやはりレース車って感じでとてもカッコイイが僕の考える乗り方からするとちょと違うので。しかしとても惹かれる一台でした。


 プジョーは懐かしきクロモリホリゾンタルでコンポは充実。デザインが最高。価格は高い(20万円台前半)、予算オーバー。終了でした。


 ビアンキのヴィアニローネは、、、デザイン、コストパフォーマンスなかなか良いけれど、、どっちつかず。ビアンキというメーカーがあまりにメジャー過ぎる気がしたのも自身にはマイナス要素。




 予算は大体15~17万円ぐらいで考えていたんです。



 カーボンロードは憧れますが、やっぱりほっそりクロモリ。。。。



 そこで「フェルト」の F4130 。一応(?)今期の限定モデルで国内では100台限定だとか。。。価格は税込約15万円。予算内!




 


 (※メーカーHPより)




 これの上位車種でイタリア・カンパニョーロ(高級!)のコンポ搭載のものも、国内50台限定で。でも20万円越えで却下♪と。




 

 (ルックス的にはどうなの、、ってとこですがあると便利なのでスタンド付けておきました)



 メーカーロゴが控えめなのは良いとして、全身真っ黒なのがちょっとね。。。。この辺は僕の好みではありません。バーテープ、タイヤやサドルもそのうちスタイリッシュ(?)でメリハリを感じられる色のものに交換しようかと考えています。




 フレームも願わくばホリゾンタルフレームが良かったけれど、なかなか完璧に希望通りにはいかないものですね。。。。




 

 クレッタルムーセンのアルグロン防風ジャケット(レインコート代わりにも)を羽織り。



 

 同じくクレッタルの Fimmafang(フィマファング・色はエボニー)というボディバッグ(結構大きめ)。



 

 そして自転車時の足元は、、、、やっぱりクラークスでした!!



 実際ちぐはぐかもしれませんがクレープソールがペダルにしんなりとフィット、、で僕としては充分乗りやすいのです。




 今回の自転車選び、我ながら生意気にもパーツ的なことに引っ張られ過ぎてデザイン面では実際妥協もしてしまいましたが、やっぱり乗ってみると「ツーリングロード」でタイヤも太い ルイガノCT より遥かに速いし、ギアの切り替えも快適で、、、ススムススム!!ご飯がススム!ぐいぐいどこまでも行けます。正直こんなに乗り味が違うものかとびっくりしました。



 
 




 世に数多の「乗り物」あれど、、、「自転車」ほど益多くして無害なものって他にはみられないのではないかと感じます。



 乗る者の健康にも、きっと環境にも。(あ、違法駐輪の問題はありますね…)



 もちろん乗る側が安全面に充分に注意し、マナー、法令をきっちり遵守してこそ。


 


 今後、長距離ならルイガノCT、キビキビ街乗りとしてはフェルトって体制で。
 



 




 楽しみたいと思います。









 
 





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靴欲の里

2012年05月08日 | ファッション(靴)

 



 思い出したように「靴欲の○○」ということで閉話休題的に述懐してみることにしました。




 黄金週間。天候に恵まれなかった事は事実ですが本来なら休日用の靴も連日みっちり楽しむことができる願ってもない好機です(昨年GWは『こんな様子』)。


 
 この連休中、、、


 「adidas スタンスミス」「クラークスのデザートブーツ」「トップサイダー」「オールデンのスウェードローファー」「マクネイリーのタッセルローファー」「ウェストンの#180ローファー」「ニューバランス576」、、、、履いていたのはこんな顔ぶれ。


 お気づき頂けるようにさりげない足元系…楽~な靴たち中心で悄然。。。。 




 


 NB576 は気楽な散歩靴として。


 








 


 


 マーク・マクナイリーのタッセルは「リディアル」のクロップトPTに合わせて奥湯河原に履いて行きました。


 


 ヒールカップと甲の若干の緩さは購入時より分かっていた為、内側に厚みのある「タンパッド」を仕込んでの履き降ろし。これが功を奏し、さして分析的に履き味を確かめる必要もないほどストレスも感じず。 
 







 



 ここで "新しい靴" への希求についてはどうか。



 好奇心を強くかき立てられる靴に残念ながら最近トント出会っていないのが実情です。



 ビジネス用に、取扱い代理店に在庫のなかったもの(チャーチ)を手配依頼中ですが、少し先になるでしょうか。



 「チャーチ」「J.M.ウェストン」「F.ジャコメッティ」、、あと「オールデン」「トリッカーズ」。このあたりの顔ぶれが揃っていれば充分満足出来るようになっています。


 自然な意味での保守化、停滞(…?)なのか「自分にはこれだな」というのが靴に関して明瞭になってきた気が。




 




 タイトルにもありますが、まさに「里」に落ち着いて縁側でのんびり草餅でも頬張っているようです。



 



 しかしまた程なく里を離れる刻は来るでしょう。


 (情報収集には常に心を砕いていないといけませんね。。。)



 まず現在に至るまで排除し続けてきた「サンダル」について、夏に向けて真剣に候補を擁立しようと思っていて。

 ぶち上げながらも極めて普通な選択として、まずビルケンシュトックから選んでよろしかろうと。 


 そして梅雨明け頃を目処にチャーチ(モンクストラップ)を新たに一足履き始めて、F.ジャコメッティのコインローファーがお店に残っていれば。、、、その後(晩夏以降)はレッドウィング、ウエストン、エドワード・グリーン、、、こんな流れでスルスルと、、いや、きっと蛇行もしながら年内はいくと思います。




 




 思いがけない出逢いによって「里」で平和裏に立てられた計画なんて様変わりします。




 次回の「靴欲の○○」は候補とするに「靴欲の峰々」「靴欲の峠」など、ぜひ仰ぎ見るような「山」の字が入っているタイトルにしたいものです。




 




 あ、このブログの最終回は「靴欲の頂で」または「靴欲の果てに」で決まり(きっと到達なんてしないけど)。 




 当面つづく...





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小宇宙

2012年05月04日 | ファッション(時計)




 「トリアエズ…」と「トニカク…」云々….



 日常、此の曖昧で、生ぬるーく切り替え、纏めるのに適当便利な「ソフトランディング語」の使用頻度がとみに上がっていることに気づきました。こういう口癖はつけたくないものだ、と。




 連休後半開始、無念の豪雨。



 まあとにかく…ブログでも。。。



 あの、NEX-7 用マクロレンズですがやはり僕には静的な対象しか撮れない為。



 



 ほとんど家に居て、読みかけだった本も読み終え、退屈だったのでとりあえず…マクロレンズを使ってなにか撮ってみようと。






 


 Cal.1863(毎時21600振動) 、これはスピマスプロ従来のCal.1861 を「見せる」用(シースルーバック)に仕上げたものと知りました。



 ステンブレスだと結局正面からは鑑賞することもできず、、、そういえばレザーベルトにしたことでマクロレンズで真正面から寄っても撮りやすいぞ、と。





 古き良き(?)レマニアベースのキャリバーを少しは眺めて堪能してみようと!





 巷間機械式時計について語られる「小宇宙」の一端か。


 

 




 ここがこう動いて同時にあっちがこうなって、そうするとこっちがカチってなって、、、、




 
 とにかく…素晴らしいデスネ。




  



 
 勿論時計に限らずですがマクロレンズを用いる楽しみが少し。





 とりあえず...こういう使い方でいいんでしょうか。








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EAU FRAICHE

2012年05月03日 | その他のもの





 4月から6月半ばにかけて。



 
 




 このただただ "温暖" (少し蒸し暑くもあるが)というしかない一時期に限ってこの香りを。




 COMME des GARCONS parfum に関しては昨年来の(?)古ぼけた思い出が蘇るように香るばかりに感じ、少なくとも現在どうもマッチせず(盛夏にはまた戻りますけど)。




 




 手軽に、これはほんの少しなら「刷新」の香りとなる。 
 



 







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レンズ漂流

2012年05月03日 | その他のもの




 ちょっとした悩みがあるんですけど、またいつかそのうち聞いて下さい。
 




 購入後満足いく使い方が出来ていませんでしたが、NEX-7 の交換レンズ、まず SONY のいかにも基本的そうなマクロレンズにしました。




 なんだろう、、、"マクロレンズ"って花の接写、もしくは植物にとまっているトンボ、ミツバチなどを大接近して撮るものですか。。。サンプル写真みたいなのは決まって花のめしべとか。



 

 (我等の内にあるステレオタイプな一枚) 



 虫はたしかに撮ってみたいなと思います。たとえばコオロギって拡大して詳しく見るとなかなか不気味なんですよ。興味深い。




 
 


 これが初期状態(レンズキット)のNEX-7 です。



 




 

 
 マクロレンズ。被写体にコツとぶつかるぐらい接近して撮る事ができる。 





 



  


 装着するとこんな姿になりました。





 漆黒マグネシウムで統一された初期標準レンズ状態がやはりグッとくることがわかりました。




 




 なにを撮るか、、、、Kの頭頂部(つむじ)でも撮りたかった(『リーブ21経過報告』な雰囲気で)ものの断念。



 

 本当はカールツァイス製単焦点レンズが欲しかったんですが、、、これが「漂流」の序章かもしれません。




 




 とにかく、コオロギも見つからないので交換レンズの「成果」はまたの機会に!



 
 (カメラでカメラを盛んに撮っている時点で既に "ほころび" を感じますね)









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五○五事変

2012年05月01日 | ファッション(全般)





 タイトルがいつも槍投げで、、いや、投げやりで申し開きのしようもありません。




 リーヴァイスのジーンズといえば、ボクもワタシも 505 !!ということで何者にも代え難い絶対的な存在と位置づけています。


 
 一方 501 へのシンパシーは昔からほとんどなく(ジーンズを深く理解し、愛している方からの叱声を浴びそうです...)。



 (『あなたは 501派??それとも505派??』 のような投げかけは結構照れくさいもので出来ません、、槍なら投げられますが)



 浅薄な思考として、まず単純にジップフライ優先。。。あとシルエット.......(少しのテーパード)?



 その #505... 現役で使っているものが4本。



 いえ、それでもまだ飽き足らず、、、、




 「ホワイトピケパンツ(#519)」に続き、LEVI'S VINTAGE CLOTHING(リーヴァイス ヴィンテージクロージング)からさらなる補強を。



 



 #505 1967年モデル ということらしい。



 



 なんとなく普段より1インチアップで、少しだけ「ストン」と。



 こんなふうに最初から「ダメージ仕様」なデニムを初めて購入してみました。結構すり切れていて(後ろポケットには小穴加工)、、ほぼ三万円(『復刻』がそんなに...?)。。。。 でも試着してみたら新鮮で ZOWAZOWA 嬉しくなりました。僕の選んだ個体にはワタリ部に「汚れ加工」がやけに多い。




 






 
 





 





 ここしばらくのことですがそれほど好きっていうわけでもなかったはずのジーンズ(『デニム』と言ったり『ジーンズ』と言ったり….)に心動かされることが増えています、、、「ノンネイティブ」「テラソン」ときて、今回第3弾は LVC….




 


 ( W31インチで裾幅約18.5cm )



 「君、、、どうやら大変ボロい様子だけどなかなかカッコイイジャないか。。。」



 でも3万円。。。。



 




 しかしあまりに穿いてみて気分が良かったなら、、涙をのんで買いますよね。憤慨しながら。「憤買い」というパターン。

 


 




 購入したのはいつもの(?)ドレステリアです。



 
 このアイテム。どう取り入れるか。お店としての提案は推して知るべし。というか分かりやすいですね。



 



 品の良いリラックスカジュアルのボトムスに "スリキレ505"




 どんな文化圏であれ、世界中のお洒落を楽しむ人々が「リーヴァイス」という「起源」へのリスペクトを失わず、様々な個々のスタイルにミックスしながら長い歳月日々を共にしている。



 そんな愛された往年の「リーヴァイス505」の姿を最初から加工して。。。。上品に合わせて着てしまおうと(適当な解説いらん)。



 メゾンキツネのシャツルトロワのコットンカーディガン(紺)WHCのメッシュベルト、、にまずは合わせてみたり。






 


 靴は、、、上半身が「シットリ」「シック」なら足元はひょいっと素直に「スタンスミス」でもいいかな。ダメージデニム(?)にスタンスミスってなんというか、、、あまり「気合い」は入りませんね。。。 






 ふと気を抜くとあっという間にカジュアルダウンしてしまうこのデニムの影響力をどうコントロールしつつ穿きこなそうかー。





 旧態依然のアメカジにはなるべくすまいぞ(それだと似合わないし)。




 




 505 のシルエットならなんとかなりそうです。




 ワードローブに自然と生じる少しの変化、落差を楽しみながら。


  


 



 







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ガラモノ。クセモノ。

2012年05月01日 | ファッション(全般)





 こ ん に ち は 。



 一昨年だったでしょうか、その頃にも一度出向いたんですがこの連休前半、奥湯河原の温泉に行っていました。



 温泉、まあまあもちろんそれは楽しいです。



 といっても、、、独身女性であり、いや、むしろ独善女性である「K」があまりに温泉好きだから共に行っているのであって、実は僕はそんなにいうほど好きでもないんですが。



 時間かけてアイロンかけたり、延々と餃子を巻いたり、、、僕にとって「温泉」は大体それらのことと同じぐらい好きな程度です(…?)。



 (旅館の晩ご飯と朝ご飯がなにより楽しいですね)



 半分強引に、つまり僕の消極的同意(レッセフェール)によって成立しているもので。彼女に対しては争いを極力避けよう、と。



 どっちかっていうと登山とかキャンプとかしたいんですよ!でもその「独善女性」はきれいなお風呂にはいれないなら嫌だというわけだ。。。






 こんな文句話はちょっとお耳汚しお目汚しとなりますので早々に話は変わりますが「E.G.デザートショーツ」購入と同時にネペンテスでこんなものも。




 





 




 NOMA t.d.(ノーマ)のイージーショーツを。。。。







 




 なぜか大人買い。こんなクセのあるものを。ショートパンツ買い過ぎでしょう。。。




 




 どういうテンションだったのかよくわかりませんが、これからせっせと穿くしかありません。



 この単体で見ると限りなく「変な半ズボン」です。




 




 でも洗いざらしのシャツに合わせたり、シンプルなパーカに合わせたり。



 さり気なく落とし込んだらそれなりに(照)。



 イージーショーツ、、、なんとなくフォルムも適度にルーズです。





 ノーマ t.d.は以前から気になっていた日本のブランドで、この春夏のルックブックはこんな雰囲気。結構好きです。



   





 




 オリジナルのテキスタイルが放つ静謐なオーラ。デザイナーの不思議な創造力が垣間見えます。




 





 










 んー。




  




 結局、、、 "変な半ズボン大人買いでほんとにこれでよかったのかまじまじと思い返せば少し反省" の回ということでー。




 海辺で穿いたら合うでしょうか。












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