my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

到 来

2012年10月31日 | ファッション(全般)





 遅く帰宅することがほとんどの最近にあって珍しく早めに仕事を終えることになったつい先日のことですが。





 丸の内界隈をブラブラしながら、、あらためて見上げるとビル群の狭間から覗く本格的な秋の夕空。





 





 10月も終わりということでその「到来」を感じました。






 タイを数本。ウール、カシミアを中心に秋冬に相応しそうな素材感のものを。





 





 この辺に集結しているセレクトショップでいくつか見つくろいました。






 これまでは「ネイビー系」「グレー系」「ブラウン系」のソリッドタイを中心に日々締めることがほとんどでしたが。






 久しぶりにちょっと温かみと表情ある柄のものを追加したくなったもので。





 




 


 







 







 



 Nicky のチェック柄はセッテピエゲ。






 



 ネップ調の BENTLEY CRAVATS はカジュアル志向(剣幅細いし)。



 
  
 



 

 BLACK FLEECE(ブラックフリース)のラウンドカラーOX あたりにどうかな。

 
 









 
 
 




 ネクタイ増殖。此れを厳正に自粛するという往時の決意は何処へ。









 
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シグナル

2012年10月27日 | その他のもの





 先月から、雑誌を2冊購入しています。




 んー、これはいいとして。


 


 (なぜこうして斜めアングルで撮りたくなるものなのか...)






 







 
 

 
 こっちのほう。





 雑誌としては近年珍しく、、、静かに鳴り響くものを感じ、深く読み込むことに。





 




 Hou...なんだか考えさせられました。(いや、ここでは巧く語れませんが、、諦観)





 







 よろしければ。 まだ書店に残っているかもしれません。





 
 













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KLONDIKE

2012年10月26日 | ファッション(靴)





 うやうやしく(?)捧げ持たれた黒い「アイリッシュセッター」は美しかった。



 ナイジェル・ケーボンとのダブルネームの Munson Boot を履くようになって、俄然「レッドウィング」という靴に惹かれるようになったのですが、ヘヴィーデューティなこのワークシューズメーカーの靴本来の在り方とはまた異なった楽しみ方、採りいれ方をしてみたいと沸々と思うように。



 サージやフランネル素材で、シルエットのシャープなトラウザーズに品良く合わせられるとすればどのスタイルの靴がもっとも相応しいかと考えて。。。



 
 





 REDWING #9874 6inch CLASSIC MOC TOE "The Irish Setter Sport Boot"





 




 360°グッドイヤーウェルテッド MADE IN USA 




 
 




 細かいことはよく解りませんが、カン留め補強としてのRW社としては手の込んだ仕様である「レクタングル(長方形の)バータックステッチ」というのが再現されています(80年代以降は簡略化され?行われなくなっていたそう)。



  





 履き口のチェーンステッチやパイピングの仕様等が如何に忠実な復刻かということを物語る証左らしい。




 僕には「さっぱり」です。そしてさっぽろが好きです。




 せっかくの力作なのに勉強不足で申し訳ないぐらいだが(無知の涙)。




 




 あくまでスタイル先行で。




 靴を購入するにあたり、だいたい常に逡巡というか内心決め手に欠くことが最近多く、そういう意味でのスピード感は失われているのですが、、このブーツに関しては浮かんだイメージも鮮明。 目的として定めてから試足、購入まであっという間。



 (まあ価格的なこともあるね..)




  




 今期秋冬の新作のものらしく、、仕事帰りに BEAMS で購入しました(35000円程)。



 ということでレッドウィング社渾身の復刻「アイリッシュセッター」なわけですが、なかでも BLACK KLONDIKE は僕のイメージする(敢えて泥臭くならないように)レッドウィング製ブーツとして特に理想的に感じられます。



 




 アッパーのブラッククロムを支える白いラバーソールは単純でありながら鮮烈。効いている。




 



 



 




 あらかじめ KIWI のグロスでしっかり黒光りさせてから、予定通り手持ちのインコテックス、ジェルマーノ、PT01などのウールパンツに合わせて履こうと思っています。





 

 (新品時)



 

 
 
 (トウ周辺を少し磨いています)


 画像ではわかりにくいのですがやはり鈍い光をたたえさせると表情の奥行きが違ってくるようです。





 履き込んでいくとブラッククロムレザーの内側から「茶芯」が現れるとか。




 どちらかというと奇麗に(丁寧に?)履いていくつもりなので、登用頻度も考えるとこのブーツがそこまでの変容を遂げるのはおそらく大分先の話になりそうですが、、、 





 





 なんていいつつも、意外に「困った時のセッターブーツ」と、気づけばスタイルを選ばず重要な役回りを果す可能性を秘めているのが一世紀の時を越えてきた此の名靴の名靴たる所以か。

 




 

 



 履き降ろした際にまたお逢いしましょう。








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Funfair Evening

2012年10月25日 | その他のもの





 朝出かける前に、足首付近にシュッとひとふき。




 Maison Martin Margiela(メゾン マルタンマルジェラ)の「レプリカ」コレクションからこの10月、昨年につづき第二弾となるフレグランスシリーズが登場(3型)。
 





 






 






 試供品から検討して決めていたこともあり3種の中から “Funfair Evening”(ファンフェア イヴニング)Santa Monica, 1994 を早速購入しました。




 これまでたまに使う香水。香りづけは明らかに所謂「ウッディ」「スパイシー」傾向。





 





  この “Funfair Evening” …香りのノートは、、、アップル、スターアニスにキャラメル、オレンジブロッサム、など。


 

 マシュマロのようなソフトで甘い薫りというわけです。

 


 何処か懐かしい香り(?)。




 甘さが目立って顕われない程度に。





 






 そして同じく何処か懐かしい…昔の薬局に並ぶ薬瓶のような控えめなボトルも素敵で。








 












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部屋と空想

2012年10月24日 | ファッション(全般)





 「普段着」、、、「家着」「部屋着」のことです。




 例えば或る日曜日のうららかな午後。




 家に "突然"(※これが重要) 「まあまあな距離感」の知人女性(そうだ...空想と理解の扶けとなるように『菅野美穂な感じ』と設定しよう)が訪ねてきたとする。




 




 ちょうど僕は遅めの昼食を摂るためにひとり台所で自家製塩麹(失敗作←実話)を味付けの最終的解決手段とするワケの分からない薄味パスタを作っている。




 エントランスのモニターを見ると、、魚眼レンズな映りに臆する気配もなく件の『菅野美穂な感じ』が。。




 こ..これは『菅野美穂な感じ』、、、なんとなく面白いこと好きでイタズラ心を隠さず、積極性も兼ね備えた、、それこそが『菅野美穂な感じ』。




 なんの因果か突然の訪問。




 


 「 ....!!」



 (ここで瞬間固まりますよね)




 インターフォンで対応してから相手を待たせるなんて愚の骨頂と我に返る。




 でもつい今まで「塩麹(失敗作)パスタづくり」に専念していた己が姿を顧みると、、油断のあまり表現し難いほどのズンベラボンな格好(..どんなカッコウ)、、ここで貴方は(というか僕は)果して屈託なく『菅野美穂な感じ』の前にその姿を曝け出すことができるだろうか。。。
 


 多分、この季節だと家の中ではまあどうでしょうか、、変なトレーナーとか着てたりしますね。リザーブチームにも入っていないような。 …雑誌の描写等で散見されますがリヴィングのソファにゆったりこしかけて「ショールカラーカーディガン」をこれまた優雅に着こなして『現代建築』に関する洋書みたいなのをパラパラと…あんなの2年に半日ぐらい奇跡的にしか生じない、極めて非生活、反ブルジョワジー的なシチュエーションですから。



 (言い過ぎたね)




 僕は自宅でリラックスしたいときは「ふかふかスウェット」「くったりネルシャツ」「毛玉だらけのカーディガン」、、あるいはフレッドペリー、オールドadidas(無論『西ドイツ製』) の「身と一体化したジャージ」なんかを結構着ていますね。



 


 部屋着として特に気に入っている一着なのですが大昔のA.P.C.のウールのジップアップニット(話にならないほど赤い)を身に纏い、ソファに寝転んで、、『社会科学の方法~ヴェーバーとマルクス~』ならことあるごとに読んでいます。






 それはともかく、躊躇なくドアを開けて、、『菅野美穂な感じ』であろうが『吉瀬美智子な感じ』であろうが、自然体でありながら洗練された普段着で突然の訪問者をザックバランに迎え入れるなんてさぞ爽快だろうなと思い余って久しぶりにこんなプロローグを書いてしまいました。



 (そういえばこういう出来事は大学時代なら稀にはあり得たかもしれませんね)


 




 「西海岸」「サーフカルチャー」に大した興味は持っていませんが、気取らずシンプル&上質な DAILY WEAR といえば、どうやら JAMES PERSE(ジェームスパース)はなかなかのものらしい(と今さら)。



 これは単純明快なスウェットです。




  




 経験にないほどのやわらかい着心地。




 


 

 捻ったような凝った裁断縫製。 あくまでディテールは「さり気なさ」を失うことなく。





 



 

 サイズは少し間違えたようで。ジャスト過ぎたのです。本当はもう少し緩めに着るのがいいな。





 これだけ飾り気のない日常系アイテム、、「薄味パスタ」を振る舞い、それだけでは申し訳ないのでここは近所にある街一番のカフェに向おう。直感的に、馴染んだバルマカーンコートを羽織って。





 
 



 杢グレーのスウェットにベージュのコートなんて素朴過ぎてシビれます。





 しなやかな瞬発力...!(書いてて意味がわからない)





 




 こういう時にはやはりデニム(#501Zxx か #505か)に、、、足元は「これ↓」なんて軽快でよさそうだ。。




 

 




 ところですみません、僕、実はふたりぐらしなので現状『菅野美穂な感じ』や『吉瀬美智子な感じ』の訪問を「公に」迎え入れることは極めて困難という苦境(?)にあり、、、今回は空想というより妄想が過ぎたようです(そもそもそんなシチュエーションは無いな)。





 " 空想は知識よりも重要である "(A.アインシュタイン)



 と云いますから。
 




 正直途中から「ジェームスパース」はどうでもよくなり、、今回も粗い顛末でした。 





 でも...また宜しくお願い致します(照れ終わり)。





 










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ほりだしもの

2012年10月23日 | その他のもの






 これは掘り出し物。。。(?)



 
 通りがかりのネパールで。




 違います、通りがかりの謎の雑貨屋で(再び訪れよ、と言われても詳しくどこだったか分からない → いや、よく知ってる店だった...)。 ノーブランド。 ネパール製のハンドメイドでした( WOOL 100% )。




 



 この「野趣」、、求めると意外と見つからない。 変型して捲れ上がってて。





 色柄いくつか置いてありましたが。。




 カタチバッラバラ!




 でも妙に頭(と顔)に合うものがあったせいか、それはそれで好ましく思いました。
 

 
 






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Formality

2012年10月18日 | ファッション(全般)

 


 早朝にアイロンがけをすることが多い気がします。


 その日着るシャツをその朝に整える。なんとなく気持ちにハリが。




 我が家ではアイロンがけは僕の役割。



 洗濯(といってもボタン押すだけだが)と洗濯物を干すのは彼女(Kという女)の務め。


 僕はアイロンがけは自分なりになかなか得意だと思っています。 

 
 K は洗濯物を干すのが相当上手い。「上手い」とはなにか、、つまり干し方が整然、理に適っているということ。配列の妙。。まさに「作品」みたい。(僕は極度にテキトー)




 一方アイロンがけは感覚的な勝負。だからかどうか K はこういう作業が非常に苦手。



 そういうふうに互いに"補い合いながら"なんとか成立しています。




 




 ところでアイロンがけといえば、シャツですね。



 ビジネス用のドレスシャツはもう10年位前から BARBA(バルバ)メインと決めています。



 申し訳ないが細かいところなんてどうでもいい、、とにかく体にこれ以上なく合っていて上質な生地感の心安さ、、、いろいろ試したが気分が違う。...また感覚の話(照)。 やや手頃な「フォルミコラ」なども数度試したことがありますが、やはりバルバで決まり。



 これに関しては迷いがなくなったから今や爽快です。



 過去に劣化したものは数枚処分しましたが現在ここに写っていないものも含めて全部で7~8枚ですからそれでローテーションしています。




 




 現在全てベーシックなレギュラーカラーのみ。



 僕のような「肩周り発達」「腰周り細」「腕長ビト」にはも文句なしのカッティング。




 …いや、たまに District(ディストリクト)オリジナルのシャツ(この場合OX地でラウンドカラーやボタンダウン楽しむ意味で)も好んで着ていますが、やはりビジネスシーンに直面するユニフォームの基礎として「気」の張り具合は違う気がするので。




 




 ジンクス(?)じゃないんですが、特にビジネス用途のものって好奇心なんて発想は抜きにして、曲げることなくストイックに強く打ち出し続けたいスタイルがある、そんな方はきっと少なくないのではないでしょうか。


 
 
 そういうことが言いたかったんです。 今気づきました。


 



 





 ...プレーンなシャツには心洗われる思い。








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TART OPTICAL

2012年10月17日 | その他のもの





 古き良きアイウェア産業の聖地たるニューヨークシティ発祥。

 「ボシュロム」「シューロン」「アメリカンオプティカル」と並び、米国4大アイウェアメーカーの一角として伝説の存在とさえなっていた(それぁ大きく出たな) " TART OPTICAL "(タートオプティカル:1940年代創業後30年程で廃業) が、、、、


 
 「日本製」になって復活。 まァ。



  



 眼鏡を普段使いしない僕ですが、これは以前より注目せずにはいられませんでした。
 



 




 今回ポロンっとボストン型に挑戦。



 代表作の ”ARNEL(アーネル)”(フレーム価格35700円)。1950年代モデルの復刻でほんとに「角がなく」…素朴でいい感じ。



 かのジェームスのディーンや、眼鏡話になるとやたら出てくるジョニーのデップも愛用したとか。別モデルですが電磁波苦手で有名なあの...!レディのガガもプライヴェートでは TART 愛用者なんだって。



 サイズ展開「44」「46」「48」の3サイズ。僕は"悪目立ち"を畏れ「44」に。



 



 日本製のハンドメイド。


  
 「オリヴァー・ゴールドスミス」の "ヴァイスコンスル" のようにクラシックながらややエッジィなものをかけることが多い自分にとってそれなりのイメージチェンジ。 


 
 さあ、どうなるか見てみよう。(眼鏡頻度あげようかな...)



 ...そういえばOG(←カッコツケ略し)も日本製。(世界有数の技術力、生産背景、製造工程上の諸制限・条件との兼ね合いによる)






 





 ところで眼鏡を新調したのは「ヤムウォエヌ」事情。


 先日、社からちょっと外出した際に経団連会館付近の路上を歩いていてジャケットの内ポッケに引っ掻けていた「9999」の眼鏡を落として紛失してしまいました。見つからずそのまんまです。





 あれは至極普通だけど愛着があったのに。。(今回の『タート』はビジネス向きではないですね...)





 【伝言】米倉会長、拾ったら届けて下さいな。


 



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魔性のドレープ

2012年10月11日 | ファッション(全般)





 「巻き物」の話ですが、とにかく「ひと手間」加えた作為的な(?)巻き方は見え方として好きではない為、くるりんと瞬時に巻いて纏っただけで「様」になるかどうかは特に重要。



 生地の厚さ、弾力(張り)、重量(落ち方)、そして当然大きさも含めて感覚的に各々いろいろとあるんだと思う。





 この STEPHAN SCHNEIDER(ステファンシュナイダー)のマフラーは久々に痒いところに手の届く、絶妙な一枚でした。




 




 織りの表情、光に当たったときの静かな艶、適度にドライタッチな WOOL100、、なのにフンワリしてくれていて張りもある。軽くもなく重過ぎなくて。




 陰影とドレープがかつてなく自分の理想に近いものに。…かなり「なんとなく」です。 偶発的に顕われるところが重要なんですね、、、(あ、そう)。




 少し粗野な織りの質感を残しながら、このドレープの具合(自然体の)で本当に違いが感じられる、、、気がする。





 





 そして最近はどちらかというと柄物ではなく単色が好ましく思うので。





 ネイビー系でこの位のヴォリュームならどんなスタイルにも一顧だにせずに落とし込むことができますね。 考えなくていい。





 


 ただ、言わせてもらうとこのタグは大き過ぎて邪魔。。






 昨年の「ファリエロサルティ」がブラウンで、、やはり外せないネイビーに理想に近いものを今回見つけ、、、あとはジェントルなベージュのカシミアのものを一枚見つけられれば冬の巻き物は万全過ぎる程です。

 


 
 








 
 
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博士の愛したブーツ

2012年10月08日 | ファッション(靴)






(既に『あちらのブログ』でもとりあげたのですが)
 




 お店で見つけるまではその存在すら知らないまま。



 
 



 「これはあっという間に完売必至ですよ!」みたいなことを店員さんが仰っていました。




 でも...そこまででもなさそうですね...(?)。取扱店も多いので入手するのはそんなに難しくなさそう(サイズによりますが)。
 





 思えば従来店頭に並べられているレッドウィングってそんなに惹かれるものがなかった。




 




 新品のレッドウィングってシューズ、ブーツ問わず正直かっこいいものには感じられない。。。




 それが使い込まれたものになるとそれぁもう素晴らしい風格。珠玉の骨董品のように特別な価値が感じられる。




 特性上ブニブニに変型しがちな(?)オールデンのコードヴァン靴よりもときに魅力的にみえるんです。






 

 さてお店で。 ん、これもレッドウィングなのか...と気になって。 手にとってみると「ナイジェルケーボン」とのダブルネーム。




 
 Nigel Cabourn × RED WING  " The Munson Boot "





 



 
 大戦中の英国陸軍兵士用コンバットシューズにインスパイアされ生み出された、二度と出ないかも知れない(??)スペシャルブーツ。




 




 「レッドウィング」って基本的に他社とのコラボは手がけない(受け容れない)スタンスだったんですね。




 




 ともかく、新品でも独特の風格を醸し出すところに並々ならぬ創意を凝らしているあたり、あの「おじさん」の面目躍如というところか。




 






 レッドウィング社製としては、1960年代後半以来の復活となるマンソンラスト。

 有名な事実だそうですが米国陸軍の衛生部門に奉職していたマンソン博士という方が膨大なサンプル相手の試行錯誤の末、なるべく万人に於いて均質且つ普遍的な足型を抽出し軍靴用として開発したのがこの木型だそうです。ちょうど100年前(!)のアナトミカルな事績。




 「足」にまみれたマンソン博士の勲功は100年後の今日まで燦然と輝き、受け継がれています。ありがとう!





 



 土踏まずがしっかり絞られた好感触な履き心地(Dウィズ)。





 良い意味で想像を裏切りました。このあたりが最終的な購入の決め手でした。「ミリタリーラスト」Alden のタンカーブーツに似た感触。




 




 ビームスプラス定番の取扱品にオールデンの通称「マンソンブーツ」というのが有名ですが、、、「379X」というラストが全く同じものなのかはちょっとわかりません。。「マンソン博士」に端を発する、そのルーツは間違いなく共通なんでしょう。







 


 ライニングのファブリックは「猫も杓子も」というと怒られそうなハリスツイード製の生地が。





 


 

  


 シューレースは2種類で、、結局気分的にこちらから用いることにしました。







 



 アメリカのワークブーツの真骨頂(?)、無骨なオイルド加工のラフアウトレザーは独特の香り。。。。






 



 ソールはこんなの。






 ベージュとダークブラウンの2色展開です(店員氏によるとベージュの方が動きがいいらしい)。 




 フランク・リーダーのジャケット、モニタリーのO.D.ベイカーパンツに合わせたり、、、、インコテックスA30など、クリース入りのグレーパンツに合わせて履く構想です。





 








 最後に動画を。



 Red Wing Heritage X Nigel Cabourn - The Munson Boot
 









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MONCLER

2012年10月07日 | ファッション(全般)







 空を見上げれば以前に比べて少し澄んだような秋の気配の大気感?




 しかし季節の移り変わる足並みがイレギュラーというのか、やや乱れている様相はあり、どんどん秋が短く感じられることになりそう。




 




 ただやはり!これからどんなカッコをしようかと高揚感は例年通り高まりつつあります。寒くなり始めると真冬の到来はあっという間でしょう。








 「これを着だすとおしまいよ」と。





 そんなふうな偏見がありました(今もあるかも)。 MONCLER のことです。



 



 一時期のピーク時ほどではないにせよ、そのネームヴァリュー。




 店のひとも言っていました。「モンクレールは昔のようにスペックではもはや売っていない」っていうような。




 コストパフォーマンスは年々低下傾向。 その立ち位置はあくまで「ラグジュアリー」もどき(?)。




 (でも買ってしまった、、)





 最初はスーツの上に羽織るようなイメージのダウンコート。ひとめで分かるあのブランドアイコンが一切表に出ていないモデル“ DI MONT " が欲しかったんです。



 

 (※WEBより拝借...これです)



 ただ価格は22万円以上ですから、、、



 しかも試着してみてデザイン的に結局もの足りなく感じるという。。。









  






 それでこの " MONTSERRAT " に。 まだ"これ見よがし"じゃなくていいかな、、、


  
 




 


 (※共にWEB上より)
 





 






  




 ジャケットというよりコートに分類されるイメージ。比較的長めのミディアムレングス。








 



 

 




 使用ダウンは従来通り AFNOR 認定「キャトルフロコン」のグースですと。(ダウン90%/フェザー10%)





 色はネイビーかこのベージュか。..またベージュにしてしまいました。




 (アウターがベージュばかりでございます)




 nonnative(ノンネイティブ)のハンターダウン(カーキ)があるし、もうダウン系は買うつもりはなかったんですけどね。。





 

 

 
 広めにとられたピッチ幅のキルティングの雰囲気がなんとなくクラシックで。ダウン系アウターのジェネシス(?)エディバウアーの KaraKoram Parka をなんとなく想起。





 試着してみると...パシッとピタッと、、、ものすごくしっくりきたから仕方ない!



 

 昨冬大活躍、上記のハンターダウンJKTは重さもありちょっと肩がこることも多かったんですが、この " MONTSERRAT " は着心地柔らかで随分軽く感じられます。 





 


 でもなんで日本人がフランス国旗をつけて、、、それは置いておきましょ。






 



 モンクレールを着る行為は「意識的」じゃないという感覚が抜けきれないのかなんなのか。






 

 (座ってる)






 腑に落ちないところは多少ありながら、やっぱりワクワクしているし、きっと真冬にはお世話になりそうです。 





 










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