5月6日(水)晴れ
昨日は、友人A夫人と中目黒で会う。
前日のLineのやりとり。
A夫人「明日どこ行く?」
n「東武動物公園にホワイトタイガーの赤ちゃん見に行くってのはどう?」
A夫人「明日こどもの日だよ!メチャ込むよきっと。」
n「そっか!こどもの日だねえ~じゃあ大人の街にしよう!谷中とか?巣鴨とか?」
A夫人「・・・・・。中目黒とかどう?」
n、心の中で、へ?中目黒?中目黒って何があるの?と思うがおそらく彼女に何か考えがあるのだろうと思い中目黒に決まる。
ワタクシ、基本、友人とランチという日は、朝ごはんを食べない。
なぜなら胃が小さいから(まだそういう妄想をもっているのですか!あんなに食べるくせに・・・)
よって、ものすごい空腹である。
A夫人は基本、お忙しい方だ。身体は大きいがコマネズミの様に動き回っている。
ワタクシと会う前日は千葉の友人と遊んでいて、このlineのやりとりは千葉から帰宅した深夜である。
よって彼女も朝ごはんを食べて来ていない様子。
中目黒の駅でおちあい、川沿いに出てすぐのオシャレカフェに入りそうな二人だったが
「いやいや、これではあまりに短絡過ぎるね。もう少し歩こう。」
てくてくてくてく。
オシャレな街ね~ドラマに出てきたせいか、橋の上で写真を撮っている人達がたくさん。
それを横目で見ながら・・・空腹の二人は「ここでいいんじゃない?」
ワンプレートランチのオシャレカフェに入ります。
美味しかったけどちょっと量少なめ・・・
食べ終わる頃にA夫人が「あれ?あなたいつも写真撮るけど今日はよかったの?」
「あっ!写真撮り忘れた!」・・・ってことで、今日の1枚は食べ終わった後に撮ったカフェの全景・・・
中目黒って、オシャレなカフェの多い街なのね。あ!あとEXILEの街なのね。
EXILEのshopの前には長蛇の列。
通りを一つ隔てたEXILEの事務所には、これまた出待ち?の女子たちがたむろしてて、出てくる黒塗りワゴンに「きゃーーーーっ」と悲鳴が上がり、警備員のにーちゃんがこめかみに血管浮き上がらせて「離れてくださいっっ!」と叫びまくってました・・・
と、全くもってEXILEに興味のないおば二人には関係なく・・・散策→ランチ→散策→珈琲のコース。
今回、ワタクシが一番驚いたこと。
ワタクシは、子育てにおいて、ムスメには自分よりちょっと上の人間になって欲しいと思ってきた。
そう思う親心が、人類を少しずつ進化させてきたとすら思っている。
学業も、ワタクシより少し賢い子に。(←このハードルは低い。)
身長も、ワタクシより大きく。(←このハードルはかなり低い。)
お顔も、ワタクシより少し可愛いか綺麗であってほしい。(←このハードルは・・・ry)
そして、将来的にワタクシの今の生活レベルより少しだけ裕福な暮らしをしてほしい。
これらの願いは、かなりささやかだと思う。
ついつい、もう少しだけ高望みをしたくなるときもある。
でも、そんな時には「いやいや、あたしが生んだ子だもの、あたしの遺伝子だもの。」と自らを諌めたものだ。
今働いている教室のママ達を見ていると「こんな小さな頃からおべんきょさせて、一体何をのぞんでいるんだろ?」
普通ならお昼寝の時間であろう時に、うつらうつらする幼児にひらがなや数字を教えねばならないワタクシは首を傾げたくなる。
そして我が娘は成人した。
親ばかママは「ワタクシが望む以上にムスメは立派に成長してくれた。」と思っている。
身長も平均身長まで伸びてくれたし、学歴も母よりはるかに良い。
お顔なんて、チョー綺麗(・・・・・)
母は「人類の進歩にメチャ貢献できた」と自画自賛したいくらいだ。
ここで問題がっ!
いよいよ大学四年になり、就活開始。
こんなに立派な出来のムスメなのに、なぜか「いやいやあたしなんてぜんぜんだめだめ」
はあ~~~っ!???
な~にが、劣っているっていうのっっっ!
自信を持ちなさい自信をっっっ!
ガンガン行きなさい、どんどん行きなさい。とハッパをかけるも「いやいやいやいや・・・あたしなんて」
と、こういう話しをA夫人にすると・・・
A夫人驚いたような目をしながら「あたし、子供を育てながら『あたしよりも立派に!』とか思ったこと一度もないよ。
そもそも親の思い通りになることなんて、生まれた時に名前をつけたことくらいだよ。」
しばし、お互いの考え方に思いを巡らせる。
彼女曰く「うちが男の子だからかなあ~もうねえ~奴らの考えることってのが全くわからん!
で、都合の悪いことは全て『これって遺伝だから』って言われる。
『オレが宿題しないのも遺伝だから』って言われると、そりゃ違うだろ!と言いたいけど。」
帰りの電車の中でも一人このことを考える。
そして、もしかしたら自分に自信のある人には「あたしより出来のいい子を」という思考はないのかもと思ったりする。
つか、あたしの子が出来が悪いはずがないというのがスタートラインにあるのか。
いやいや、そもそも親ばかが過ぎると「どんな子でも可愛い」のか。
あるいは、男の子のパパとかは「オレを超えられるはずはない」とか思うのか。
そしてある日、親子喧嘩で息子に組み敷かれて愕然とするのか。
昨日の朝日新聞のコラム「折々のことば」は
わたし、この子とは性が合いませんねん。 友人の妻
金言名言からツイッターのつぶやきまで、色々なことばを哲学者鷲田清一さんが紹介しながらことばについての思索をつづるコラムだ。
この言葉は、あるパーティで友人が家族を紹介してくれ、友人の奥さんが横に立ってる大学生の息子のことを言った言葉。
鷲田さんは、
信頼し合っていなければ吐けないことばだ。
密着より隔てを選ぶこの距離感。見習いたい。
としている。
う~む・・・確かに、ワタクシにはない距離感だ。
昨日は、友人A夫人と中目黒で会う。
前日のLineのやりとり。
A夫人「明日どこ行く?」
n「東武動物公園にホワイトタイガーの赤ちゃん見に行くってのはどう?」
A夫人「明日こどもの日だよ!メチャ込むよきっと。」
n「そっか!こどもの日だねえ~じゃあ大人の街にしよう!谷中とか?巣鴨とか?」
A夫人「・・・・・。中目黒とかどう?」
n、心の中で、へ?中目黒?中目黒って何があるの?と思うがおそらく彼女に何か考えがあるのだろうと思い中目黒に決まる。
ワタクシ、基本、友人とランチという日は、朝ごはんを食べない。
なぜなら胃が小さいから(まだそういう妄想をもっているのですか!あんなに食べるくせに・・・)
よって、ものすごい空腹である。
A夫人は基本、お忙しい方だ。身体は大きいがコマネズミの様に動き回っている。
ワタクシと会う前日は千葉の友人と遊んでいて、このlineのやりとりは千葉から帰宅した深夜である。
よって彼女も朝ごはんを食べて来ていない様子。
中目黒の駅でおちあい、川沿いに出てすぐのオシャレカフェに入りそうな二人だったが
「いやいや、これではあまりに短絡過ぎるね。もう少し歩こう。」
てくてくてくてく。
オシャレな街ね~ドラマに出てきたせいか、橋の上で写真を撮っている人達がたくさん。
それを横目で見ながら・・・空腹の二人は「ここでいいんじゃない?」
ワンプレートランチのオシャレカフェに入ります。
美味しかったけどちょっと量少なめ・・・
食べ終わる頃にA夫人が「あれ?あなたいつも写真撮るけど今日はよかったの?」
「あっ!写真撮り忘れた!」・・・ってことで、今日の1枚は食べ終わった後に撮ったカフェの全景・・・
中目黒って、オシャレなカフェの多い街なのね。あ!あとEXILEの街なのね。
EXILEのshopの前には長蛇の列。
通りを一つ隔てたEXILEの事務所には、これまた出待ち?の女子たちがたむろしてて、出てくる黒塗りワゴンに「きゃーーーーっ」と悲鳴が上がり、警備員のにーちゃんがこめかみに血管浮き上がらせて「離れてくださいっっ!」と叫びまくってました・・・
と、全くもってEXILEに興味のないおば二人には関係なく・・・散策→ランチ→散策→珈琲のコース。
今回、ワタクシが一番驚いたこと。
ワタクシは、子育てにおいて、ムスメには自分よりちょっと上の人間になって欲しいと思ってきた。
そう思う親心が、人類を少しずつ進化させてきたとすら思っている。
学業も、ワタクシより少し賢い子に。(←このハードルは低い。)
身長も、ワタクシより大きく。(←このハードルはかなり低い。)
お顔も、ワタクシより少し可愛いか綺麗であってほしい。(←このハードルは・・・ry)
そして、将来的にワタクシの今の生活レベルより少しだけ裕福な暮らしをしてほしい。
これらの願いは、かなりささやかだと思う。
ついつい、もう少しだけ高望みをしたくなるときもある。
でも、そんな時には「いやいや、あたしが生んだ子だもの、あたしの遺伝子だもの。」と自らを諌めたものだ。
今働いている教室のママ達を見ていると「こんな小さな頃からおべんきょさせて、一体何をのぞんでいるんだろ?」
普通ならお昼寝の時間であろう時に、うつらうつらする幼児にひらがなや数字を教えねばならないワタクシは首を傾げたくなる。
そして我が娘は成人した。
親ばかママは「ワタクシが望む以上にムスメは立派に成長してくれた。」と思っている。
身長も平均身長まで伸びてくれたし、学歴も母よりはるかに良い。
お顔なんて、チョー綺麗(・・・・・)
母は「人類の進歩にメチャ貢献できた」と自画自賛したいくらいだ。
ここで問題がっ!
いよいよ大学四年になり、就活開始。
こんなに立派な出来のムスメなのに、なぜか「いやいやあたしなんてぜんぜんだめだめ」
はあ~~~っ!???
な~にが、劣っているっていうのっっっ!
自信を持ちなさい自信をっっっ!
ガンガン行きなさい、どんどん行きなさい。とハッパをかけるも「いやいやいやいや・・・あたしなんて」
と、こういう話しをA夫人にすると・・・
A夫人驚いたような目をしながら「あたし、子供を育てながら『あたしよりも立派に!』とか思ったこと一度もないよ。
そもそも親の思い通りになることなんて、生まれた時に名前をつけたことくらいだよ。」
しばし、お互いの考え方に思いを巡らせる。
彼女曰く「うちが男の子だからかなあ~もうねえ~奴らの考えることってのが全くわからん!
で、都合の悪いことは全て『これって遺伝だから』って言われる。
『オレが宿題しないのも遺伝だから』って言われると、そりゃ違うだろ!と言いたいけど。」
帰りの電車の中でも一人このことを考える。
そして、もしかしたら自分に自信のある人には「あたしより出来のいい子を」という思考はないのかもと思ったりする。
つか、あたしの子が出来が悪いはずがないというのがスタートラインにあるのか。
いやいや、そもそも親ばかが過ぎると「どんな子でも可愛い」のか。
あるいは、男の子のパパとかは「オレを超えられるはずはない」とか思うのか。
そしてある日、親子喧嘩で息子に組み敷かれて愕然とするのか。
昨日の朝日新聞のコラム「折々のことば」は
わたし、この子とは性が合いませんねん。 友人の妻
金言名言からツイッターのつぶやきまで、色々なことばを哲学者鷲田清一さんが紹介しながらことばについての思索をつづるコラムだ。
この言葉は、あるパーティで友人が家族を紹介してくれ、友人の奥さんが横に立ってる大学生の息子のことを言った言葉。
鷲田さんは、
信頼し合っていなければ吐けないことばだ。
密着より隔てを選ぶこの距離感。見習いたい。
としている。
う~む・・・確かに、ワタクシにはない距離感だ。