パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

浦島太郎的呑み会

2019年06月24日 | おでかけ
6月24日(月)雨

昨日は、夫の学生時代の友人達との呑み会に同伴。
集まり自体は全国的な大所帯だが定期的に開催される呑み会はだいたい同じような呑兵衛たちで構成される。
今回は・・・
チョリさん・ナルトさん夫婦、n夫婦、ノッペさん、ガッツさん、ツルさん、イージーさんの8名。(全て仮あだ名)
上野の、いつもの居酒屋だ。

心地よいおしゃべり、美味しい料理、お酒も旨い。
今回の呑み会の主旨は、来月の還暦祝旅行の打ち合わせ。
年齢層に大きな幅がある彼らは、ここんとこ毎年還暦を迎える人たちがいて祝宴が催されている。
今年は、北海道の彼らのホームグラウンドに行こうということになっている。
四年ほど前にもそういうことがあり、ワタクシはお留守番をした。
さすがにこの思い出旅行に(三十年ぶりだという話)新参者が観光気分で行くのはまづいだろうと思ったからだ。
そして、今回の旅行も「行ってらっしゃい、楽しんでね」の気分であり、夫は一人分のチケットをとった。
呑みながら、イージーさん(←初対面)が「ぢつは、今回の北海道行き、格安チケットを取ろうとしたら手違いで二枚取ってしまった」
あれよあれよと言う間に、そのチケットで一緒に行こうよと言うことになる。
そうね〜すっごく楽しそうだしね〜
ちょうどその日、お祭りで花火が上がるとか、あの海をnさんにも見せたいとか、もうワタクシの頭の中には、若い頃の彼らの写真の中に若いワタクシが入り込んで写り込んでしまう。
北海道には若い頃に二回行って、白地図も塗りつぶした事ですっかり行った気になってるけど、あの広い北海道の何を見たのかワタクシよ!
イチの世話を娘に頼む段取り取らなきゃ!
と、ウキウキ盛り上がる。

で、昨夜のうちにフェイスブックの友達申請をしていたガッツさんから「今起きました」とメッセージ。
楽しかったですね〜なんてやりとりして、最後に彼が「北海道にご一緒できないのは残念です・・・云々」
え?え?え?あれ?あたし、北海道行く気満々になってるんですけど、ガッツさん、聞いてなかった?
と初めは一人ゲラゲラ笑いながら「しっかりしてるみたいだったけど、酔っ払ってたのかしら」
「ワタクシも行きますよ〜よろしくで〜す」かなんか返信しようとして、ふと、昨夜の呑み会のことを振り返ってみる。
北海道に行く話は鮮明に覚えているが、そのまわりの話はぼんやりしている。
イージーさんが「明日、詳細はラインで、なんちゃらかんちゃら」って言ってて、でも、夫とイージーさんがラインで繋がってる話は聞いた事ない。
そうだ!フェイスブックに彼らのホームグラウンド的なページがある。
そこに何かあるかもしれないと思い探して見てみるも・・・ない。
だんだん自分の記憶に自信がなくなってくる。
浦島太郎の気分とはこういうことかもしれぬ。
リップヴァンウィンクルの旅人、なーんちゃって、と一人虚しくつぶやいてみる。
夢だった?あたしの妄想?北海道に行きたいなあって想いがとうとう夢見させた???
帰り際、お店を出た歩道橋で、交通誘導の人に撮ってもらった写真を見つめ、あたし、そんな酔っ払ってた?と自問する。

夫、帰宅。
ご飯食べながら「あ、イージーからライン来て、チケットの詳細は水曜日にはっきりするってさ!」
はぁ〜〜〜〜〜。
めっちゃ安堵のため息ともなんとも言えないものが漏れる。
そして堰を切ったように「ガッツさんがさぁ〜〜〜」と今朝の浦島太郎気分になった話をして夫に呆れられるのであった。
今日の教訓;酒はほどほどに!
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