祝還暦

７月４日（月）晴れ

先週の土曜日は、夫の学生時代の友人達との飲み会。
学生時代の、といっても、大学の友人ではなく、北海道のとあるユースホステル（←ここらに昭和を感じる）で知り合った仲間なので年齢もバラバラである。
我が夫は最年少に近いので連絡係とかのパシリとして使われている。
メンバーの中に還暦迎えた人達がいるとのことで今回はそのお祝い。
総勢２１名のなかに、なぜか、ワタクシも参加。すっかり仲間気分・・・

５時半に新橋集合。
会場は、無国籍料理のお店を貸切り。
　
全国からの招集。
ずいぶんと久し振りの方もおられたりで、懐かしい悲鳴が上がったりと楽しそう。
時間差での登場もあり、三回くらい乾杯。
今回ワタクシが気になっておったのが、数年前に年の差婚した大ちゃん（仮名）の妻。
それまでにいろいろな噂をきいていただけに興味津々。
写真では見たことあったが、写真の少し地味目なイメージと、マミちゃん（仮名）からの破廉恥な情報は相反するようなところがあって、
そこらを確かめたいというやじ馬根性でキョロキョロ探す。
いた！写真のイメージよりずっと美人。すこし痩せた？
地味で愛想ないけど、眼鏡はずして、化粧したらぜったい化けるタイプ。
卒業後のクラス会で「あの美人だれだ？えっ！？○子？あんなに綺麗だったか？壇蜜かと思ったぜ。」と男子がひそひそ遠巻きに噂するタイプ。
にしても、愛想がない。
そりゃ、まだ３０ちょっとで、年が倍くらい違う還暦のおっさん達のグループの飲み会で愛想ふりまいてもねぇ〜ってとこかもしれないが。
埼玉で料理屋さんやってる大ちゃん、この日のお昼も予約のお客さんがあり、それをすませてから車で駆けつけた。
そして、夜は妻の運転で帰るということでの妻も同伴となったらしい。
異常にハイテンションな宴会で、彼女だけが笑顔もない。
気のいい人達の集まりなので、両手広げてウエルカムな空気だし実際気を使って彼女に話しかけたりもしていたようだが最後まで溶け込んでくるようには見えなかった。

楽しい宴は、お店のご好意により一時間延長して続き、お開きとなる。
必ず一人はいるべろんべろんな酔っぱらい。今回はガッツさん。
とても一人で帰すわけにはいかない状態、ってことで、ツルさん（仮名）が連れて帰ることになる。
ツルさんちに、名古屋から来てるワン子さん（仮名）が泊まることになっていたからついでにというノリか。
ワン子さんが「ガッツさんちの奥さんに電話しなくていいかな。いや、余計心配するか？」
ガッツさんちの夫婦仲を知っているワタクシ達、さらりと流す。
ワタクシ達と同じ沿線ということで酔っぱらい５人でワイワイ移動する。
時々ガッツさんが正気に戻りかけ「オレ、こっちじゃない！」と言いだすのをなだめすかし
「ガッツさんのお住まいのあたり、蛍が見えるんですか？」とか、話題を振ったりしながら歩く。
彼は、定年後、地域の公民館の館長さんに再就職。
昼間のイベントをすませ、夜は「蛍を見る会」を抜けて来たのだ。
電車に乗り、ふらふらするガッツさんの腕をがしっと掴んで立ってると・・・
ん？我が夫とワン子さん、ずいぶん離れたところからおもしろそうにみている。
「ちょっとちょっと！遠巻きに見るのはやめなさいっ！」
ワン子さんが「ガッツさん、明日の朝、腕のアザを見ながら『これ何だろ？』って思うかもね。」
ワタクシ、そんなにキツくつまんでたかしら。
ワタクシ達より先に降りるツルさん、ワン子さん。
降りないとごねるガッツさんの手を引きはがして、ドアから押し出す。
ふーーーっ！酔っぱらいっておもしろいけど大変。明日は我が身。気をつけよう。
そうそう！夫よ、あなたもよ！
今週末もまた、夫は学生時代の友人達と飲み会（今度は大学）
ワタクシは、ボランティア仲間で同じ誕生日の人達と結成したルビー会の飲み会なのだ。
美味しく食べて美味しく呑んで楽しい夜になりますように。