パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

東京2日目

2024年10月11日 | おでかけ
10月11日(金)曇り
東京二日目の午前中は、魔法の文学館へ。
「魔女の宅急便」シリーズを書かれた角野栄子さんの文学館である。
東京で音訳ボランティアをしていた時、このシリーズを音訳した事があり、絶対東京に行ったら行きたいと思っていた。
作品も好きだが、作者である角野栄子さんのライフスタイル、ファッション等も大好きで見習いたいと思わせた映画もよかった。
年齢を重ねることが嫌じゃなくなるお手本である。
絵本もたくさんあるし、仕掛けも面白いし、大人も子供も楽しめる。
が、一つ注意点。
「黒猫シアター」には気をつけろ。
ワタクシ、勝手にショートムービーが流れるのかしら?くらいに思っていた。
平日の午前中ということで、おばちゃんとおぢちゃん、おばあちゃんがほとんど。
今思えば、3歳くらいの男の子とそのママだけが、本来のターゲットだった。
始まってすぐ「ヤバいところに入ってしまった・・・」
「リンゴちゃん」という、絵本のキャラクターが登場して、話しかける。
「一番前の男の子!好きな果物はな〜に?」
ヤバい、見えてる、ライブだ。
男の子は緊張からか、おとなしい子なのか、きゅっと口をつぐんでいる。
ママが必死である。
案内人のお姉さんも、しきりに男の子に話しかけて、やっと男の子の口が小さく開いて・・・
ワタクシにはブドウといった口に見えたが、リンゴと言ったらしくリンゴちゃんが「嬉しい〜。じゃあ、リンゴちゃん大好き〜って言ってくれる?」
またママが必死である。
か細い声のママと男の子が「リンゴちゃん大好き〜」
お姉さんも、リンゴちゃんも、ママも男の子も頑張っていて、ワタクシ、満面の笑みをたたえながら大きく拍手をする。
そして、次の瞬間、ハッと気づく。
リンゴちゃんの中の人には、すべて見えている。
この、フレンドリーな優しいおばちゃんが、次のターゲットだ。
ど、ど、どうしようと思う間も無くリンゴちゃん「もう一人、聞いてみようかなあ〜二列目の壁側のオネエサン、果物では何が好き?」
二列目のオネエサン(=ワタクシ)は「桃」と頭に浮かべながらも瞬間に「違うっ!ここはリンゴと言うべきところ」と切り替えられて「リンゴ〜」と叫ぶ。
もう、恥ずかしがっている場合ではない。
こういう時に恥ずかしがるのが一番恥ずかしいのだということは還暦過ぎたから思える事だし、さらには一人だからだ。
リンゴちゃんから「さすが大人のオネエサンは優しいなあ」と褒められつつ、当然「リンゴちゃん、世界で一番好き〜っ」と叫ばされるのであった・・・
結局こちらでは皆んな何かしら問われ「何の遊びが好き?」と聞かれたオニイサン(おぢさん)は照れながら「トランプ」
するとトランプのイラストがポンと画面に浮かび上がる。
ををっ!と思うも、ここが限界。
「テレビ」と答えたおばちゃんに「公園」と答えたおばあちゃんには画像はありませんでした・・・
おそらく子供なら「お絵かき」とか「ぬいぐるみ」とか言うところなんでしょうな。
帰宅してこの話をしたら、娘「絶対黒猫シアターには入らないようにしよう」
カフェには可愛らしいドリンクや軽食(とは言えお値段は可愛くない)
せっかくなのでサンドイッチを食してから帰宅。

この日は、以前の同僚で、つい先月鹿児島に親子で来てくれたA夫人と娘と三人でメキシカンの夜。
   わかりづらいでしょうが、フランベ中である。
肝心のトルティーヤの写真を撮り忘れておる・・・
この「皮」でこれを包んで、この「タレ」に浸けて食べるのねと、およそ言葉だけではメキシカンとは思えぬ表現しつつ食べる楽しい夜。
コメント (2)
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