パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

野生動物から身を守るためには

2023年10月27日 | Weblog
10月27日(金)晴れ
久しぶりに心臓がバクバクした。
昨今の野生動物のニュース。
うっすらと他人事ではないとは思っている。
似非ポツンと一軒家で前には雑木林もあるし、実際引っ越してきた頃は穴熊をよく見かけていた。
ひと気を感じるようになったのか最近は見かけなくなったが。
車の中から、うり坊を見かけたのは、うちからそれほど離れていないところだったし。

この秋初めてのハンモックライフを楽しもうかと、吊るしてみた。
イチを連れて行こうとしたら頑なに拒否されたので、一人で横になってみた。
いいねえ〜
木を突つくような音がして、見ると見慣れない小鳥。
結構近くの枝に止まっているので息をひそめて、気を消して小鳥を見つめたりしていると、何やらすごい鼻息と枯れ草を踏み分けるような音。
先日痩せた野良猫が庭を通り抜けて行ったが、いや、それにしてもすごい鼻息。
嫌な予感がして、そっと振り返るとすぐそこに猪。
落ち着け!落ち着け!こういう時はどうしたらいいのだ?
さっきの鳥の時よりさらに息を殺す。気配を殺す。
鼻息がさらに近くなって、ハンモックの下にきて、ワタクシの腰の辺りをフンガフンガと嗅ぐ。
猪の鼻がツンツン当たる。
美味しくなさそうだったのか、少し離れたのでそっと振り返って撮った写真がこちら。

姿が見えなくなったので、そっとハンモックから降りて、縁側からうちへ入る。
心臓バクバクさせながら夫にこの写真と、「市役所に連絡したほうがいいかな?」とラインすると、
「ピンボケで分かりづらい」
ですよね〜
めっちゃ近かったのに、これほど写ってないとは・・・
「実害ないなら届けなくていいんじゃない?」との返事。

気になって、笹のついた竹を手にそっと庭に出てみる。
(まだ動揺してたのだろう、この笹付きの細い竹で、もしもの時は戦う気だったのかワタクシよ)
道路まで出ても・・・いない。
また玄関に戻ろうとしたその時、またも猪がこちらへ向かってくる。
ひ〜〜っと慌てて玄関に飛び込み、縁側から撮った写真がこちら。

いや、ただでさえ写真下手なのに、人間慌てるとまぢで写真が下手くそ。
事件事故現場で上手に写真撮れる人の人間性を疑う。
とは言え、今度は家の中からなので落ち着いて見られる。
瓜柄こそ消えてるものの、まだ子供だと思う、サイズ的にも、顔の可愛さも。
ワタクシと目が合ったら、慌ててまた逃げて行った。

それにしても・・・
今年は猛暑で、人間もだいぶ弱らされた。
昨日のニュースだったか、鹿児島県内のとある市は150日夏日だったという。
一年の半分が夏。
春秋が無いと言われている鹿児島であるが、今年はまぢでそれを実感する。
そんな異常気象で、植物にも影響が出てくるのだろう。
木ノ実もならないのだろう。
食べ物がなくて、熊も鹿も猪も山を降りてくる。
そして、捕獲され殺処分される。
ニュースを見るたびにいたたまれない気持ちだった。
地球は人間だけのものでは無いのに我が物顔の人間が好き勝手して、色々なトラブルを生じさせている。
結局、自分の事とならないと本腰入れて考えないのよねと言われてもしようがない。
野生動物の事に限らず、景観や自然保護の面から治水工事に反対する市民団体と、実際川が氾濫して被害を被る住民達の対立も同じ構図を感じる。
だんだん話がそれる気もするが、原発の事や、米軍基地関連の事も。
この、猪遭遇を機に、今までよりもう少し深く野生動物との共存について勉強しようと思ったのであった。
あと、もう少し写真を撮る事も勉強しようと思います・・・
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6 コメント

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Unknown (ことり)
2023-11-03 18:56:19
怖かったですね!庭に出るとは許せません猪め!猫ちゃんは猪が出る事分かっていたのかもしれません。お気をつけて~。
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ことりさんへ (n)
2023-11-05 15:30:35
おかえりなさい。うらやましい旅の話、ワクワクしながら拝見しました。

そうなんですよ。
イチがいつになく抱っこを拒むから諦めたのですが、後で、もしイチがいたらどうなってたか想像してゾッとしました。
返信する
Unknown (M)
2023-11-06 21:46:59
nさんへ

なんと!?恐ろしい思いをされました。
猪害なく、何よりでした。

うちの田舎(主人の実家)も、筍の季節には、猪との競争になるとは、聞いてましたが…話にしか聞かないので、スルーしてました。
遭遇すると、ドキマギでしたよね。

夫実家畑や山には、【猪オドシ】とか、【爆竹】とかの対策と、ハーブ(シソ)を沢山植えたりしてました。

猪を、捕って食べるなんて、ますます、信じられない!

そうそう…😅この間の職場の会合で、近所のイタリアンでの出来事ですが…本日のメニューの書いてある黒板に、「ウナギの赤ワイン煮」とあり、珍しいので注文したら、チョークが、薄れて「ウサギの赤ワイン煮」⁉️だそうです!
直ぐキャンセルしましたよ。(おぱんちゅううさぎ好きの私には、ムリ!😭)
ほんと!牛豚鳥に限定希望です。
うちの山の筍は、猪に負けたり、勝ったりして手に入れている残りを東京へも届けられているそうで…猪にも申し訳なくなります。
さりとて、採れたての筍を要りませんとは言えないし…😅
本当に…共存、共生…考えさせられますね。
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Mさんへ (n)
2023-11-07 14:22:15
そのすぐ後に、全国ニュースにもなったのですが、登校中の小学男子が猪に襲われて大怪我したのです。
突進してきて倒されて、鼻で宙に舞わされたとか。
どれほど怖かっただろうと、同情します。
命に別状はなかったとのことだったので良かったけど。
猪でこれほどの恐怖感なので、熊に遭遇したらもう気絶すると思う。

ハーブを嫌うのですね、猪。
バッタに食い尽くされるので諦めかけてたけど、シソエリアを広げようと思いました。

>牛豚鳥に限定希望です。
ビーガンにはなれないけど、好き好んでジビエ料理たべなくていいわ〜
じゃあ、牛豚鳥との違いは何だ!?と詰め寄られると口ごもってしまうけど・・・
難しい問題です。
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Unknown (M)
2023-11-08 22:43:14
nさんへ

キャー!!それは…大変なことでした。
その小学生さんも無事で何より!

ほーんと、何があるかわかりませんね。

うちの田舎のシソは、赤シソで、クエン酸を使って赤シソジュースを義祖母が作っていました。
クエン酸は、今、マイブームですが…当時、先人の知恵だったのだなぁと思います。
何かの時に、猪避けと聞きました。
本当の効果は、不明です。
この暑さで、生態系もスッカリおかしなことになっていて、全国的にあちらこちらで、色々な事が…😅巻き起こってる様ですね。

気をつけていきましよう!
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Mさんへ (n)
2023-11-10 19:56:54
赤シソジュース!!!
色も綺麗だし、美味しいですよね。
久しぶりに飲みたくなった。
来年は作ろうと思います。
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