パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ワタクシの金銭感覚〜住編

2023年10月22日 | 衣・食・住
10月22日(日)晴れ

衣編と食編ときたら住編も無いとねえ。
衣、食は、まあまあ思う通りというか自分の金銭感覚とうまく折り合いつけてやっていけている。
が、「住」はなかなか・・・
今の家は、かなり理想に近い。
その前に、まずはワタクシの理想の家について語ると・・・
全く新築物件へのこだわりは無い。
場所としては、あまり隣近所とくっ付いて無いほうが好ましい。
かと言って、あまりに辺鄙な場所というのも怖いので、似非ポツンと一軒家が好ましい。
庭は広いにこした事ない。
家は広くなくて良い。が、夫婦それぞれに個室は確保したい。
中古物件でも水回りだけはリフォームしたい。
この程度だ。
かなり低いハードルだと思う。
骨の髄まで小市民である。

こんなに低いハードルだが、なかなか家探しは混迷を極めた。
夫という足かせがあったからだ。
多くを語らない男だから、何考えてるか今も昔も掴めないが、だからと言ってワタクシとかけ離れた理想を持っているとは思えない。
豪邸に住みたいだとか、新築じゃなきゃ絶対嫌だとかは無いし、近所づきあいをしたいんだ!というタイプでも無い。
家探しをする中で彼が希望した事は「朝、稲を見たい」とか「ベロコン住宅(鉄筋コンクリートの住宅)は嫌だ」くらいだ。
稲を見たい=田舎と解釈し、和風の瓦屋根の家がいいのねと解釈し、そういう物件を探したつもりだ。
それでも、坂道は散歩できないだの、朝日が遅いだの、駐車場が1台分しか無いだの、ワタクシが見つけてくる物件にケチだけ吐き続けやがった。
自分ではろくに探しもしないくせに。
このままじゃ一生我が実家暮らしだよと思っていたところに、やっと今の家を探しだし、決めた。
庭も広いし畑もあるし、隣近所が無い似非ポツンと一軒家だし、かと言って不便な場所というわけでも無い。
スーパーも病院も郵便局も図書館もチャリで行ける。
問題は、家だ。
これがなかなか理想型に近づけない。
中はまあまあいいのだ。
水回りはリフォームしたし、広い縁側があって、夫婦それぞれに個室がある。
ただ、外観が理想にならない。
どんな古民家カフェよりも古民家(古いという意味で)なのに、あのオシャレさを醸し出せないでいる。
昭和四年の物件だが、途中で手を加えてきており、それが中途半端に昭和後半感。
ワタクシは、板張りがいいんじゃ!
なぜ玄関から縁側、茶の間のあたりの外壁を、ジャリジャリな感じのモルタル?にしたんじゃ、じいちゃんよ。
大嫌いじゃこの質感。
裏と北側は板張りが残っているので良いのだが、肝心な玄関辺りがダサい。
これをなんとかしたい。
しかし、夫は全く興味が無い。
たいていの事には「俺できる!」と言う人なのに。負けず嫌いだから。
やる事が多すぎてちょっと忘れかけていたが、今またフツフツと板張りにしたい欲が込み上げてきた。
頑張ります。

家に関しては、まぢで我が娘と趣味がドンピシャで、以前おしゃれな売り家を教えてくれたのも我が娘。
こちらの不動産屋さん、売り方がちょっとおしゃれ過ぎて尻込みしそうになるが、見る分には楽しいので、暇があったらよく覗いている。
娘もよく見ているらしくコレとかコレとか良いよねえと母娘でうっとりしている。
理想型はコレなのに、なかなかコレにならないのは、古民家は思ってる以上にお金がかかるという事です。
宝クジが当ったら迷わずコレを買う。
が、宝クジを買わないから当たらない。
たとえ買っても当たらないから買わない。
となると自分で今のこの家を理想型に近づけるしか無い。
頑張ります。2回言いました。

今日の一枚は・・・
もちろん、自慢の我が庭。
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4 コメント

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Unknown (ことり)
2023-10-22 17:29:05
この不動産屋さんのセンスがいいです!やっぱり人の心を動かすには文章力必要です。どれにしようか真剣に見てしまいました。コレとコレ私と同意見です。ちょっと移住の妄想したりして・・。
ことりさんへ (n)
2023-10-23 09:02:23
毎回のだらだら日記、お付き合いくださりありがとうございます。

そうなんです!
自分で買えないから、誰か知り合いに買ってほしいほしい物件。
田舎ならでの価格という事もあるし、別荘的な使い方もできると思うのですよね。
ことりさ〜ん、移住してきぇ〜引越しのお手伝いから何から何までやりますから〜
・・・nさん、あなたここに住み着くつもりでしょ。
Unknown (M)
2023-10-27 21:17:38
nさんへ

nさんの金銭感覚三シリーズは、スラスラと読みやすく、私に読書の効能⇒【集中力、語彙力、知識が増える、視野が広がる、論理的思考になる、 感受性が豊かになる、教養が身につく。】を高めて下さいました。
ありがとうございます。
脚本は、直ぐにでも書けそうですね。

また、特に、この住編での業界のHPのご紹介では、素晴らしい言葉のチョイスに、表現力豊かな言霊に、涙が浮かびました。

インスタ時代の流れで、ワンフレーズ、キャッチーなセリフ⇒安心、安全、駅チカ、利便性、街並み…等々日々の薄っぺらな言葉の羅列を反省です。

さすが、こんなHPを見つけるのも素晴らしい!

金銭感覚につきましては、あのバブルの時代に、職場の環境に由来しているものの、ニキビの治りきらない私に、札束が飛び交う店内、百貨店からの外商、宝石貴金属、美容部員の訪問、が良くなかったし、あの時、しっかり貯めていればと、思わずにはいられません。

しかしながら…人生は塞翁が馬。
何と⁉️スッカリ逆転して、定年退職を迎えた兄嫁は、急に憑き物が落ちた様に、ランチ会、外食生活、洋服のお並び、(洋服を購入⁉️に👀)飲み会、各地の旅行等、堪能しているのだそうです。
介護をしてた実母様の相続等もあり…。
その変わり様には、バブルの私も真っ青。

それに反して、再雇用での給与の大幅カットのケチ男ダ君率いる物価高の東京で細々と暮らす、我が家は、今は…いい意味の創意工夫の毎日です。

今後共、nさんを師匠として、拝読させて頂きます。
Mさんへ (n)
2023-10-28 09:25:46
褒め言葉が過ぎますよぉ〜照れるわ。
こんなにだらだらの長文日記、家族ですら読まないというのに・・・ありがたやありがたや。

お義姉さまの変貌、これまた何か人生の勝ち組を見ているようでしみじみします。
ワタクシのような中途半端な人生を歩んだ者には眩しい。
お母様の介護からの相続というのもまた、こうあるべきという背中を見せられるようです。
我が老母から、どこへ連れて行けここへ連れて行けとと言われるのがめんどくさくてしょうがない悪い娘は反省しきり。

いつもコメントありがとうございます。
色々考えさせられます。

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