パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

不倫とかそういうことについて

2017年08月05日 | Weblog
8月5日(土)晴れ

娘がため息をつきながら「輝って(宮本輝氏のこと)不倫したことあるんかなあ」
母が「大学生のうちに読んどきなさい」と勧めた『青が散る』を読んで以来、娘は宮本輝氏を敬愛している。
母も、結構彼の本は読んでいる方だと思う。
彼の本には「死」がまとわりついている。
そして、「不倫」もかなりの頻度で出てくる。
大抵、宮本輝氏の本を読んだ後は「おもしかった!」とか、「すごくよかったよ!」とかの感想だった娘が「朝の歓び」を読み終えた時には複雑な顔していた。
そして、冒頭のセリフである。
そして、母にも読め読めうるさい。読んでから色々語りたいらしい。
母は色々忙しいんじゃ!と言いつつ、今、上巻の四分の三ほど読んだあたり。
確かに、今まで読んだものとは異質な感じはするなあ〜

ワタクシには「不倫」許すまじ!というところがある。
それは、自分がそれによって家庭を破綻されたからではなく、生まれ持っての性質によるものだと思う。
ワタクシの辞書に「不倫」という文字はないのである。
しかし、世間はそうではなく、ホントこの世の中は不倫があふれかえっている。
半世紀生きてきたが、この間それは減ることなく、いつも充満している。
ワタクシの中の不倫の定義とは、未婚既婚ではなく二股三股の恋愛も入る、極めて厳しい戒律のもとに存在し、人間を判断する基準にしている。

最近、斉藤由貴さんが再ブレイク!ともてはやされ、ドラマだのバラエティーだのに登場しており、お約束のようにスキャンダル発覚!
ワタクシ、この手のタイプが一番嫌いなので言うけどね、もう、癖だよね癖!クセと呼ばずヘキと呼びたいね。
尾崎豊に始まり、川崎麻世に今度はどこぞのドクター?
恋人つなぎの写真まで出て、もう、釈明のしようもなかろう。
子供に何と言い訳するんだろ。先日のバラエティーでは、安住アナと一緒に300円ショップで子供用にファイルなんぞを買ってたから、もう色々わかる年齢ってことでしょ?
「俺的には、芸能人だから何をしても良いというか、別世界の人たちだろ?」と夫はショックを隠しつつ強がる。
クドカンもその昔、アイドルで一番斉藤由貴が好きだった、てなこと言ってたが、我が夫も毒牙にまんまとハマってたと思われる。
しかし、ワタクシは昔っからあの手のタイプの女は苦手だったわ。
屁理屈こねたこと言えば頭良さげに見えるでしょって感じが見え見えだったから。
な〜にが同志じゃ!?と呆れたことを思い出す(不倫相手の尾崎豊のことをこう言ったのだ)
芸能人は何してもいいかもしれないが、不幸は子供や家族だよね〜
(そもそも、知りもしないおばちゃんからママの悪口言われるんだよ斉藤由貴の子供達にしてみれば)
この理屈は、不倫の話にも通じるんだけど、
「愛がすべて」の人たちって、相手の家族のこととかどうでも良いのだろうか。
まあ、男と女、夫婦だけに限って言えば、100歩譲って、妻や夫、それぞれの努力が足りなかったり、不倫されてもしょうがない何かがあったのかもしれん。
あるいは、突然ビビッときてしまって、「妻に非はないのだけど愛を止められなかったのだ!」と言うパターンもあるかもしれん。
が、それもワタクシに言わせりゃきちんと別れてから次に進めよ!と思うけどね。
そして、自分の幸せは、他人の不幸の上に成り立っていることを、自分の中でどう折り合いつけて生きていくのだろうか。
愛のない家庭に育った子供の方が可哀想だもの、とでも言うのか。
それは、捨てられた方が言うセリフであって、そんな家庭を生み出した側が言ってはいけない。
そんなこと一言で言おうとしてごらん、布団針でその口を縫い付けてあげるから。
・・・すみません、ちょっと興奮しました・・・
「略奪愛なの!」と、誇らしく思うのか。
あるいは、「全てを失くしてでも、あたしはこの人と地獄に落ちる覚悟で愛を選んだの」と思うのか。
それならそれで良い。
それが運命だったのでしょう、と思いましょう。
でも、一生のうちに、その運命の恋とやらが何度もやってくる人達ってのは何なんでしょう。
地獄に落ちる機会ってのは何度もあるんでしょうか。

「恋愛」ってのは難しいものである。
全くそういうものから離れた位置にいる人ってのはごく一部で、大多数の人は恋をする。
しかし、その恋愛体質というか恋愛観は百人百様。
きっと、この日記を読みながら「この人って、本当の愛を知らないのね。本当に好きになったら、妻がいようが子供がいようがそんなものどうでもよくなるのよ。」っていう人もいるだろうし
「不倫なんて頭の悪い人がするものであって、遊びだったらバレないようにうまくやればいいんだよ。」っていう人もいるだろう。
知人Aには「あたし、不倫してたけど家庭を壊そうなんて思ったことなかったよ。」というのもいた。
(←結局それは妻にばれ、親に電話がいき、旅行から帰ってきたら玄関先に鬼の形相で仁王立ちのお母さんがいたと、彼女は笑い話にし、ワタクシは笑えず複雑な顔で聞いた)
知人Bは、離婚したてのワタクシの話を友人づてに聞き「nちゃんに会えない」とさめざめと泣いたという。
聞くにBは不倫中。
ワタクシは「けっ!愛を選んだ前夫と、だらだら不倫し続けてるBの彼氏と同じにしないでほしいわ!」と、なんだか複雑な心境になったのを記憶している。

生活環境が同じような人と結婚した方が幸せだと思う。
そして、それ以上に「恋愛観」が同じような人と結婚した方が幸せだと思う。
我が夫は、ワタクシ以上に「恋愛レベル」が低い。
よくぞ結婚できたね〜こんないい女と!(・・・・・)
一度失敗してる妻は、絶対にもう失敗しない自信がある。
そういう安心感を我が夫は与えてくれる。
あれ?のろけになってる?(褒められてる気はしないんだけど・・・夫心の声)
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