パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

学歴偏重者のたわごと

2005年04月21日 | Weblog
4月20日(水)雨
雨だと出足が一気に鈍る・・・
今日は習字の日だ。
すぐ近くなのに自転車で行けないとなると
とたんに遠く感じる。
お昼前に夫の実家の母から小包が届く。
ちまき5本、ジャガイモ一袋、米二キロ×2、
手作り味噌、高菜のお漬物。
ちまき用に黒砂糖ときな粉が一袋づつ入ってる気配り・・・脱帽です。
私の実家の母からも電話があり
「明日の午前中に小包がとどくからねぇ。
焼酎も入ってるからねえ~」とのこと。
時々届くこの両実家からの小包。
偶然同じタイミングということがよくある。
娘息子を思う親心がちょうど同じ頃に動くのか?
両家から同じ日に大根やら白菜が届いた日にゃ
ちょっと苦しかった。
食べても食べても減らない白菜・・・
今よりもっと料理下手だったこともあり
なかなかうまく食材を生かせなかったなあ~
夫からメール。
「今夜飲み会になったので食事はいりません」
ということで、今夜はほうれん草とツナのクリームパスタ決定。
それにサラダと残りもののお味噌汁、いちごとバナナのデザート・・・
クリームソースのパスタには初挑戦だったが
案外簡単でよく出来た。
いつもついトマトソースに走ってたが
これからはクリームソースも加わるそ。
母からの電話は荷物のことだけじゃなく
この春から預かってる甥っ子のこと。
私立中の二年生。
この地方都市では公立信仰が根強いが
それでもここ数年私立の学園(小学校からエスカレーター式の)が出てきた。
で、甥っ子は四年生くらいから塾に通い
お受験して合格。
今年無事二年生に進級した。
そんなところに親の転勤騒動。
彼は転校したくない、でも寮にも入りたくないと主張。
実家で預かることになった。
私の父、甥っ子にしてみればおじいちゃんと言う人は
昔中学校の教師であった。
それもかなりうるさ型の・・・
はちまきしめて、竹刀持って、勉強させる勢いの教師だったと
思われる・・・
親からは人気あったらしいが、生徒からはどう思われてたのか???
高校に進学した私を上級生がのぞきにくる・・・
その時のクラスには当時人気を誇ってた松田聖子ちゃんにそっくりな
りっちゃん、薬師丸ひろ子にそっくりなみどりちゃんがいて
上級生がよくのぞきに来ては「かわいいなぁ~」というつぶやきが聞こえていた。
ひゃ~次は私?でへへと照れるまもなく聞こえてきたつぶやきは
「あれがN(呼び捨てである)の娘?
うわぁ~っ、そっくり!(とても嫌そうに言うのである)」
当時同じ市内の中学の教師だった父の教え子達であった・・・
母が「時代が良かったわぁ~今だったら暴力教師で訴えられてたよ」
というくらい手も早く、鼻血流血なんて日常茶飯事だったらしい。
そんな父である。
兄夫婦は、とにかく高校までストレートにいけるんだから
預かってくれるだけでいいと言う。
しかしそんなことがこの父に通用するわけがない。
また昔の血が騒ぎ出すのは目に見えている。
そしてその肝心な甥っ子は
どうやらその中学もやっとの線で合格した様子だし
かといって「頑張って上位を目指すぞぉ~」というタイプでもなく
のほほ~んとしている。
まだ後ろにいるも~んとゲームにマンガにうつつを抜かしている。
そして9時半とかには寝てしまうらしい。
母が覗き見た小テストは10問中2問くらいしか正解してないらしい・・・
そんなこんなで父は説教しまくりらしいが
当の本人はどこ吹く風~
間に挟まった母が苦し紛れに私にSOS。
「あんたからお父さんに、ただ預かってあげて
ともちゃんがやる気になるまで待ってあげてよ」と言ってくれという。
いつも父と母がケンカするたびに私が母の味方をして
バトルしてきた。
しかし今回の件はちょっと私も父寄りである。
まず、もし私がこの立場だったら、まだ中二の子は連れてくるね。
たとえ私立に入れてたとしても。
期間限定1年間なら、う~ん・・・預けたかもしれない。
しかし短くて3年、長けりゃ6年という東京暮らし。
一番大事な時期じゃない!と思う。
高校までストレートにいけたとしても勝負は大学でしょ。
中学2年から高3までだらだら、びりのほうでのんびりしてて
すっかり落ちこぼれてたら、大学なんていけないよ。
と、学歴偏重者の父とそっくりな理論だなあ~
夫にそういうと「でもさ、その私立のびりでも、もしかしたら君の出た高校の
トップくらいかもよ。」と憎たらしいことを言う。
一瞬くじけるが、でも私はやる気の問題で
レベルの高い学校のびりよりも
そうでない学校の上位でいたほうが
勉強の理解度が違うと思う。
本人のやる気、先生達の期待度と接する態度、
いろいろな面でびりのほうっていうのは厳しいぞぉ~
何か相当なきっかけでもない限り
突然目覚めて勉学に励むってことは考えにくい。
勉強する意欲、知識欲というのはとても大事だと思う。
学歴にこだわるわけではなく
私は頭のいい人が好きだ。
(東大出ててもばかはいる。
ここでいう頭の良さって考える力のことね)
学校のお勉強だけでなく、雑学博士というか
ウンチクを語れる人っていうのは学んだり憶えたりということを
楽しんでるんだと思う。
あなたのいろいろなとこが好きだけど
あなたの高学歴もひっくるめて頭のいいところも
かなりプラスとして働いたんだよ!
これは夫に一言。
そんな夫は11時頃ご帰還。
今日は牛しゃぶだった、でも年寄りが多いから
肉余るんだよねえ~とよだれの垂れそうなことを言う。
あ~、しゃぶしゃぶ・・・会社の忘年会とかでもなきゃ
めったに食べない代物だなあ~
学習意欲満々の娘は塾に行きたい、英語を習いたい、
スポーツしたい!とやりたいことだらけ。
手を広げて、どれもものにならず、のタイプか?
でもそれでも母はいいと思ってる。
いつかその中から好きなものを見つければいいと思うから。
しかし金銭的な問題もあり、全てをかなえてはあげられない。
せっせとラジオの基礎英語を録音してあげる母である・・・
今夜はおとうさんの顔を見られないで就寝の娘であった。




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