パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

孤独な夜

2020年10月01日 | Weblog
10月1日(木)晴れ

何もかもがうまく進まず、イライラする。
終のすみか探しもワタクシ一人で空回り。
では当分実家暮らしになるのかと一瞬覚悟を決めるも、ゴミ屋敷を一人の力でなんとかすることはできず荷解きもままならず。
それに加えて、義弟Aが滞在していたので、朝昼晩3食何を作るか、一日中考えていた気がする。
そしてこれが一番のストレスだったのかもしれない、料理の感想(お世辞大歓迎)が皆無。
まあこれは育った環境のせいかもしれぬ。
実母のみが「まあ美味しそう!!」とか「美味しいねえ」とは言ってくれるが、この人は口先だけで、歯が悪いのでほとんどワタクシの料理は堪能できてないではないか!とひねくれる。
何食べる?と聞いても誰も何も言わず、何が好きか嫌いか尋ねても反応薄し。
作り甲斐がない。
義弟Bのサービス精神を見習えと言いたい(となると育った環境のせいとは言えないわけだ、ましてや彼らは双子だ)
彼の「ねえさん!この煮しめ美味い!もう無いの?」が聞きたい。

老母は老母で、ここに書くのもはばかられるが、ワタクシのストレス解消のために書いておこう。
火災保険の更新か何かで証書がいるのに見つからない!と大騒ぎ。
何でもかんでも捨てずに取っておくから返ってわからなくなるんだよ!と言いながら一緒になって探していると
生協の保険証書が出てきて、同じものがあるので「?ん?これ、どっちが新しいの?」と母に見せると、サッと顔色が変わり、しどろもどろ。
よく見ると・・・
父の名義の保険と、兄の名義の保険だった。
かーさん!公務員の兄の老後は安泰ですよ、それより病弱で不安定でビンボーな娘のことを心配してください。
毎回帰省のたびに、何かしら母から兄への偏愛にはがっかりさせられる。
いや、兄がその愛に見合った親孝行なヤツなら何も言わない。
同じ市内に住んでいながらコロナを理由に、仕事を理由に、会いにも来ず、入院している父を気遣うでなし、嫁は嫁で一切ノータッチを貫く。
唯一の窓口だったワタクシとも縁を切りたいのか、今回帰ってきたよ〜とメールしてもスルーされている。
もちろんひと月経過した今も、にいちゃんからも連絡はない。
そんな薄情な兄なのに、これからしばらく一緒に住む娘より可愛いのだなあと思い知らされたようでガッカリする。

しかしここはワタクシ、大人の対応で・・・
の矢先、またもトラブル発生。
親戚の揉め事に、良かれと思ってアドバイスをしたら(←ワル知恵ともいう)得意げに「nが言ったんだけど」「nが」とワタクシの案を親戚にご披露。
ただでさえ親戚中で評判の悪いワタクシはまたも「さすがnちゃん、気が強いだけあって怖いこと思い付くわね〜」とか「だから離婚するのよ」なんてことを思われるんだと被害妄想が爆発。
「母さんどうしてそんなに浅はかなの?!普通親って子供をかばったり、子供に迷惑かけたくないと思ったりするんじゃないのっ!!??どうして親戚の争いの矢面に娘を立たせるようなことするかなあ(怒怒怒)」

退職して、ゆっくりしたい気持ちもわかるが、先にやるべきことはやれよ!夫。
このひとつきの彼の1日は、朝起きて朝ごはん食べて、義弟Aと長い長い散歩に出て、お昼ぴったりに帰ってきて、お昼ご飯食べて、また二人で長い長い散歩に出て、帰ってきたら2時間くらい長い昼寝を大いびきかきながらして、夕方早めのシャワー浴びてビール飲んで焼酎飲んでアホみたいに兄弟で飲んで、9時10時くらいにはご就寝。
そういう日々だった。
まあ、義弟Aがいるからね、家探しはできないよね。
で、義弟Aは昨日帰って行った。
さあ!今日から活動開始じゃないのかしら?
車も買ったし、保険にも入ったから動きやすくなった。
が、今日もいつものルーティン・・
ワタクシ、一人でせっせとネットで家探しをして・・・
昨夜「明日のご予定は?」と聞いた妻に「調べもの!」とのたまった夫の部屋をのぞきに行くと、ほぼ日手帳に何やらちまちまと書き溜めておる。
これは東京にいた頃からの彼の趣味だ。
怒り爆発!!!
職安にも行かず、家探しもせず、自分の好きなことだけして、昼寝して、酒飲んでんじゃねーよ!!!
不動産屋さんに頼むのも嫌、妻のピックアップした物件には片っ端から難癖つけて、どうすりゃいんだよ。
妻の怒りに押されて、しぶしぶ妻の希望する物件を二軒見に行く。

妻の(娘の)機嫌が悪いので夫も老母も早々に自分の部屋に退散し、ワタクシはリビングに一人残される。
トゲトゲしているから、それなりにみんな気を遣う。的外れな。腫れ物に触るような。
そして、ワタクシは孤立感に苛まれる。
裸の王様というか、わがままな女王様というか、みんながそう思っているようで、みんなが敵に思えてしまう。
夫には義弟Aがいて、老母には偏愛している息子がいる。
ワタクシは孤独だ。
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