パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

クレームおばさん

2006年08月10日 | Weblog
8月10日(木)快晴
一足先に帰省する娘を送って羽田空港へ。
もういい加減空港へも一人で行ける様になっていただきたいもんだわ。
また二日後同じルートで空港へ向かわねばならない。
おまけに次はイチも連れてだ・・・
今日、電車にチワワのケージを持ち込んだおにいさんがいたが
車内に犬のニオイがプーンと漂う・・・
気を付けよう。

私はお風呂上りのオロナミンCが大好きである。
手腰で一気に飲むと力がみなぎる気がする。気のせいだが・・・
そして今年もキャンペーンがやってきた。
31日が締め切りだったので応募シール10枚を貼って
夫のために希望賞品には髭剃りをチョイスして投函。
数日後郵便受けを見てびっくりである。
応募はがきが帰ってきている。
キャンペーン用のハガキなので宛先不明ってことはなかろう?
考えるに、宛先も、応募者の住所も同じ表面。
郵便局がミスして、応募者の住所に届けてしまったらしい。
締め切りギリギリに投函してるので、もう当然締め切りは過ぎている。
宝くじだって買わなきゃ当たらないのだ。
懸賞だって、出さなきゃ当たらないのだ。
出すと当たるかもしれんのだ。
もう私としては髭剃りが当たってたのにぃ~という勢いで腹を立てている。
しかし・・・私は短気なので、よく突っ走る。
ここは冷静な夫にジャッジを!
夫「このハガキ、郵便局に持って行きなさい。」
そうだよねえ~文句の一つも言っていいよねえ~
翌日教室に行く前にうちの近くの小さな郵便局へハガキを持って行く。
クレームだと分かった瞬間、窓口のおばちゃんが大慌てで
後ろの方に座ってるおぢに言いに行く。
おぢはまた別のおばちゃんに、対応するようにと押し付けてるが
このおばちゃんも別の件で手が放せないようだ。
仕方なく窓口へおぢがやってくる。
で、また一から説明すると、○○のほうのミスだとか、
どう対応すべきか困ってのことか少々待ってくれとか言う。
教室の時間が迫ってるのと、対応の悪さに少々キレ気味な私は
「私、時間がありません。
こちらのミスではないことは承知しておりますが、
ひと言ご連絡をしておこうと思いましてまいりました。
そのキャンペーンはもう締め切りを過ぎておりますので
今から転送していただいても意味がありません。
ですからせめて切手だけでもお返し下さい!」
おぢは、このクレームおばちゃんが、もっとごねると思ってたのか、
切手で済む事なら喜んで!って感じで切手を返してくれ
「○○には厳重に注意しておきます」とあくまで自分とこのミスではないことを主張するかのようなセリフ。
なんだかなあ~って感じであった。
数日後、近所の盆踊りの夜。
娘はあやかちゃんとお出かけ。
私は体調のことやらで、気が滅入ってたので
暑気払いも兼ねて夫と焼肉を食べに行く。
休日の夜ということもあり、どこも満席
やっと入れた初めての焼肉やさんでガツガツと食べていると
いきなり私の肩の辺りに水がぼたぼたっっ。
クーラーからの漏水のようだ。
また短気な私はピキーンと何かが切れる。
呼び出しベルを鳴らしおねいさんを呼び付ける。
肩と座布団の水を指差す。
おねいさんは「あ~、クーラーの・・・」
と一応謝った後「少しお待ち下さい」
だいぶ経ってからやってくると「場所変えられますか?」
もうほとんど食べ終わる頃だったのでもうここでいいと言ったのだが
ただ場所を変わりますかということを言いに来るのに何分かかるんだ??って感じだ。
それにクーラーから水が漏れることがどうやら初めてのことではなさそうな感じ。
だとしたら、ここにはお客さんは通さないとか
もし通したとしてもひと言注意して、せめてその席はよけて座らせるとか、
いろいろ事前に対策はとれそうなもんだが・・・
それに、すみませんと何か小鉢のひとつでも持ってくれば
気持ちも和らぐと思うんだけど・・・
こういう感覚がおばちゃん的?
なんだかなあ~と思う事であった。
そして先日、図書館から久しぶりに群ようこさんのエッセイ「世間のどくだみ」を借りる。
無印良女シリーズを皮切りにこの人の本は結構読んできたが、
ここしばらくエッセイから遠ざかっていた。
で、今回のこのエッセイを読んで・・
あ~私も年をとったが、この人も年とったなあ~
なんだか無気力な世代代表のような、鋭くも冷ややかな観察眼でのエッセイが
おもしろかったのだが
今回読み始めてすぐに「佐藤愛子かあんたは!」と言いたくなる箇所続出である。
断わっておくが私は佐藤愛子さんも大好きなのである。
情け容赦ない毒舌。
正論を正論として発言しにくい世の中にあって
彼女は何のためらいもなく、バッサリと斬る。
読む私は、時に同意し、時に自らを反省する。
斬られても恨まない。
佐藤愛子さんに言われても腹立たないのは
親のような年の開きがあり、親に怒られてるような気持ちだったのだろうか。
群ようこさんは、ちょっとだけ年上。
でも気持ちは同世代だ。
だから正論言われると、お互い年とっちゃったんだねえ~
あなたもそういうこと言うようになっちゃったんだねえ~
と、ちょっと寂しい気持ちにすらなる。
ちょっと前まで、私はいやな事があっても我慢するタイプだった。(と思う、多分)
でも、それは自分にも相手にも良くないことだ!と思いつつある。
年をとるとはこういうことなのか。
ちゃんとクレームを主張できることを成長と思いたい反面、
群ようこさんのエッセイには老化を感じ、複雑な心境の今日この頃・・・
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4 コメント

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あら? (よぴの)
2006-08-11 11:03:27
私も明日羽田から帰省ですよ。午前中ですか?扇子お持ちしましょうか?(笑)
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よぴのさんへ ()
2006-08-11 13:06:23
ひらめいた!

午前によぴのさんは空港の落とし物係りのとこに扇子を持っていく。「東京バナナの前に落ちてました」

で、夕方私らが「東京バナナの辺りで扇子落としたのですが・・・」と取りに行く。

ダメ?

ダメですっ!そういう使い方はよくありません(空港関係者)
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あはははは。 (よぴの)
2006-08-11 13:30:42
まったく同じこと考えてましたね。じゃぁそれ採用ってことで。ほんまにやってみます?空港関係者が見ていないことを願って。ちなみに2タミですか?
返信する
よぴのさんへ ()
2006-08-11 13:51:10
あ、よぴのさんはANA?

うちは今回JALです。

またもすれ違いか・・・

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