パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

もったいない

2024年06月04日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月4日(火)晴れ

昨日、付けっぱなしのテレビから流れるは・・・
ヒロミ氏がDIYですんごい棚やら壁やら扉やら作っている。
食い入るように見入る木工職人の夫とその弟子n。
最近農作業が忙しく、木工から離れていただけに、創作意欲がモクモクモリモリと湧く二人。
郵便受けと一体型の、置き配用の箱を作りたいねえとか、
そう言えば、あたしの録音用パソコン机はどうなってる?とか。
夫が「なんでこの番組、今まで見てなかったんだろ」と不思議がる。
え?これって時々ある特番じゃないの?と言いつつテレビ画面右上を見て、あゝコレ有吉ゼミなのね。
ギャル曽根さんと大食いさん達が食べまくったり、激辛を食べたりする、あの番組なのね。
つか、最近、こういう感じのバラエティが多いよね。
昔はもっとテレビがわかりやすかった。
歌番組かクイズ番組、旅行、グルメ等々、一目見ればすぐに番組名がわかるような作りだった。
今は、特にバラエティがわかりづらい。
バナナマンかサンドイッチマンがMCで、ヒロミさんとか坂上さんとか指原さんとかいる番組、多くない?
ま、そんなことはどうでもよろし。
コレ見たおかげで、また木工職人が動き出すと思うと嬉しい弟子である。

そのままテレビ垂れ流していたら、引き続きヒロミ氏が出ている。
ほらね、色々似たような番組似たようなメンバーが多すぎんだよ。
「一攫千金!宝の山!」という番組で、
どうやら、売れそうなものを見繕ってきて、ヤフオクに出品し落札まで見届けるってやつらしい。
昭和の車三菱ランサーセレステ2000GTが、結構なボロボロ状態から生まれ変わる様を見る。
そしてヤフオク!
超高値が付く。
その後のブルーバードも。
可愛いイタリアのスクーターも。
こういうの、すごく良いなあと思う。
本職の方達の力を借りれば、こんなに綺麗に生まれ変わるのかという驚きもあるし、その前のヒロミ氏の木工を見れば我々だってという気持ちにもなる。
なんにせよ、古いものを再生するというのは良いことだと思うのだ。
なぜ、ワタクシが熱く語るかと言うと、常日頃、ワタクシ、山を切り開いている工事を苦々しく見ている。
少子化でどんどん人は減っているのだから、今ある住宅で十分まかなえるであろうに、なぜに造成して新築の家を建てまくる必要があるのか。
マンションも建ちまくって景観台無し。
人間の技術をもってすれば、中古物件も、ご希望あらば新築のようにできるし、古民家好きにはそれなりに古民家仕様にもできるであろう。
数日前に見たテレビでは、空き家ハンターなるアメリカ人のおっさんが、和風物件として外国人に斡旋する商売をしていた。
その中のお客さんで、素敵に内装をDIYして暮らしている外国人の言葉が沁みた。
「日本には『もったいない』と言う言葉があるけど、家に関してはその概念が薄い」ってな感じのこと。
ホント、おっしゃる通り!と思った。
我が実家の25軒くらい並んでいる通りにすら7軒の空き家。
我が家の近所にも空き家が数軒目に付き、「あゝワタクシが金持ちだったらこの家を買って、ワタクシ好みにリフォームしてから賃貸物件にしたい」と妄想する。
が、お金が無いので、日々朽ちていくのを見ては嘆き、ある日突然取り壊されるのを見ては嘆いている。
あゝもったいない。
コメント
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