パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

入来麓武家屋敷群

2021年03月11日 | おでかけ
3月11日(木)晴れ
夫と入来麓武家屋敷群へ行く。

鹿児島で武家屋敷というと『知覧』が有名なのである。
あ、夫との初デートがここだった、確か、そうよねっアナタッ!
つか、一貫してこの人はこういうのが好きなのね〜〜〜
『蒲生』にも武家屋敷群があって、こちらは「終のすみか探し」の候補地にもなるくらい素敵な街だ。
で、今日は、ワタクシ全くもって存じ上げなかった入来武家屋敷群へドライブ。
ちょっと夫の趣味に付き合って、その後美味しいお蕎麦でも食べましょ、くらいの軽い気持ちで行ったのであるが、
ここが期待した以上、ニトリのように素敵なところであった。
というか、おそらくワタクシだけだったら、ペラっと散策して、旧増田家住宅を見て、あ〜面白かった!で終わるところだが、
夫が、管理人さんに捕まった。
ワタクシ、何が苦手って知らない人から説明受けたりするのが苦手。
ったくもう!と苦虫つぶした顔で、夫を置き去りにして、一人で裏に回って写真撮ったりしていたのだが、
この管理人のおじさんが、まあよくおしゃべりなさる方で、ほんでもってこういうのが大好きな夫が質問したりしてジリジリ二人の距離が近づいておる。
増田家の中にまで上がらせてもらえるようなので、とうとうワタクシも一緒に説明を受ける。
この管理人さんが、後からわかったことだが、前職が水商売(本人談)とおっしゃるだけあって、
ただ単に歴史好きなおっさんではなく、話術や持ちネタなどがなかなかただ者ではないなおぬし!と思わせる方だった。
単なる歴史好きおっさんなら、同じく歴史好きおっさんの夫と楽しく語らえばよいところを、この管理人さんは、歴史にも骨董にも興味のないおばさん(←ワタクシのことね)をも話に引き込むという凄腕であった。
こうして、建物を管理しながら観光客とおしゃべりして、どんどん造詣を深めていき知識や情報などを取り入れて、
それをまた、何も知らない観光客(←ワタクシのことね)へと還元してくれる。
ちょっと見学するだけのつもりが、二時間近く滞在してしまった。

お腹すきました。

鄙びた町には素朴でおいしいお蕎麦があるものよ、と思いきや、10割蕎麦と銘打ってる割には洗練されたものであった・・・
お腹空きすぎ夫婦は海老の尻尾まで貪り食いました。

今日の教訓。
『人間嫌い』は損をする。
少しは心を開いて、知らない人ともおしゃべりをすると世界が広がりということを学びました。
コメント (2)
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