パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

生まれ変わったら

2017年03月18日 | おでかけ
3月18日(土)晴れ

このブログでおなじみの、まなみ(仮名)に誘われ、クラッシックコンサートへ。
ワタクシ、ヨワイ五十を過ぎとりますが、こんな本格的なホールで聴くの初めて。
思わずまなみに言います。
「あたし、生まれ変わったらオーケストラの人になりたいの。」
まなみ、失笑気味に、「なんの楽器?」
言葉に詰まるn。
そこまでは決めてない。

演奏が始まりました。
そして、驚くほど、ホント驚くほど早くワタクシを襲う睡魔。

休憩十分でなんとか態勢を立て直す。
夢うつつになってる場合ではない。生まれ変わったらなんの楽器で楽団員になるか考えねば!
まずバイオリンはイヤ。つか、弦楽器があまり好きではない。
チェロだのコントラバスに至っては重そうだからもっとイヤ。
打楽器もイヤだ。
出番が少な過ぎる上に、いざとなると一番目立つようなとこでの演奏。
シンバルの人がとてもカッコよく叩くので、少しやってもいい気になったが、もし、あのガッシャーンを、タイミングずらしたらと思うとおっそろしいので、やはりイヤだ。
クラリネットは、音色があまり好きではないし、中学時代に嫌いだったS藤さんがクラリネット奏者になってるらしいと聞く。
なおイヤだ(•••••)
娘が小学生の時、金管バンドに入りアルトホルンをやった。
その時ホルンとかトランペットとかトロンボーンは、舌?口?で音階を作ると聞き、そんなことはできん!と諦めた。
その点、フルートとかピッコロならいけそうな気がする。
フルートは音色も低すぎず好きだ。
フルートにしよう。
と思った時、なんだか懐かしいというか、馴染みのある大好きな音が!
ピアノだ。
やはりピアノの音はすごく好きだ。
九年間ほどレッスンに通った。
血筋的にも悪くないはずだった。
ワタクシの叔父はピアニストなのだ。いや、これはまぢです。
とは言え現世では鳴かず飛ばずだったワタクシ。
来世では名ピアニストになれるよう頑張ろう。
と、そのピアノの横にハープが二台。
優雅だ。
千と千尋を思い出す。が、やはりこんな大きな楽器は手に余る。
グランドピアノは家にあってもいいけど、ハープは普通の部屋に置いてはいけない気がする。
螺旋階段のあるリビングでなければいけない。
でもグランドピアノは、公務員官舎住まいでも買ったT代さんという友人がいる。
ドラム型洗濯機すら入らなかった官舎にグランドピアノ!
彼女の英断に敬意を表し、今でも時々思い出しては笑う。
パイプオルガンという手もあるが、あんな高い場所にひとりぼっちというのはどうだろう。
皆んなに背を向けているのも孤立感を増す。
ということで、来世はピアニストでオーケストラの人になります。

と、せっかくの素敵なご招待だったのに、睡魔と戦ってみたり、客層の幅広さを密かに探ってみたり、挙句、来世を夢見ながら妄想したりしておりました。
ワタクシなりに楽しかったのよ。
だから、許して!まなみ!
そしてまた誘って!

そして、その後まったり優雅にガレットなんぞを食していると、休日出勤してる夫から、義父の容態が良くないから明日帰省する旨のメール。
ここからバタバタ大変なことになるのであった。つづく。
コメント
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