パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

みをつくし料理帖読了からつらつら思うこと

2016年06月30日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月30日(木)曇り

『みをつくし料理帖』読了。
一週間足らずで四巻いっきに読んだ。
こののめり込み方は久し振り。
いやぁ〜すごかったわ(本自体のおもしろさもそうだが、自分ののめり込み方に驚く)
寝る間も惜しんで読むなんて、いつ以来かしらねえ。
そうそう!先日の日記を読んだ夫からクレーム。
「ちゃんとネタバレって書いてくれよぉ」
あ、この人まだ2巻までくらいしか読んでなかったんだった・・・
ソーリーソーリーヒゲソーリー。

この中に出てくる美味しそうな料理の数々には、それぞれ美味しそうな名前がついている。
『こぼれ梅』に『菊花雪』、亡き人を偲びながら食べる『面影膳』
卵の黄身を味噌に漬け込んだ『鼈甲珠(べっこうだま)』
名前は大事だわぁ〜と今さらながら思う。
鼈甲珠で思い出したが、先日いただいた上品お菓子の名前が『陸之宝珠』

マスカットを丸ごと求肥で包み砂糖をまぶしたもの。
見た目は綺麗だが、種があって食べにくい!
西瓜も葡萄も、この小さな種がメンドクサくて食べないのに、何故にお菓子で種の心配をせねばならぬのだ!と文句を言うワタクシに、
夫が「君ってホントに文句が多いよね。こんなにおいしいのに。」と呆れておった。
そもそもワタクシは、フルーツはフルーツ、野菜は野菜、米は米、パンはパン。
役割分担をキチンとさせたいのっ!
隠し味とか、原型をとどめない形でのコラボは許すが、これみよがしに「斬新さ」をアピールするものは好かんのだ。
苺大福まではギリギリ許そう。
でも、あの大福の中にヘタのついた苺を入れられたら即追放だからね!気をつけるように!(そんな苺大福ありませんから)
ソーメンに蜜柑は浮かばせないでいいし(いつの時代の話だ?)
中華にパイナップルは必要ない。
ポテトサラダにリンゴを入れて台無しにする事はもはや悪と呼ぶ。
野菜をケーキにしなくても十分に野菜はそのままでいただきます。

と、話が逸れていってる・・・
「みをつくし料理帖」がいかにおもしろかったかの話をするつもりだったのに。
いや、あの10巻にもわたる大作を、ここで語るのはむつかしい。
おもしろかった、まぢおもしろかった、としか言えん。
めったに手を出さない時代小説だが、ワタクシのこだわりポイント(コレがヒド過ぎて小説を小説として読めなかったり、歌を歌として聞けなかったり、知らない人でも嫌いになったりする)は、
かえって時代のせいにしてすんなりと受け入れられるというあらたな発見もあったりした。

ここでさらりと予告を!
七月に入りましたら、毎週金曜土曜は、お話の時間になります。
どうぞご笑読下さい。
コメント (2)
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