パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

プロの採点スタッフを目指す

2007年12月19日 | Weblog
12月19日(水)曇り
昨日は、仕事先の先生とスタッフで、忘年会ランチ。
教室近くのホテルで、バイキング。
デザートたっぷり食べてもうた。
そんなことはおいといて・・・
ランチ食べながら、話題は、ひょんなことから教室での勉強法について。
私自身は、この教育法とは無縁で育ち、我が娘にも通わせる事なく今に至る。
教室自体は全国展開なので、我が故郷のド田舎でも至る所で見かけた。
しかし、友人が息子に通わせてて、いつも泣きながら宿題をしてるとか、
時間を計りながらプリントするので、いつも文字が汚いとか
マイナスなことばかりを聞かされていた。
娘が小学生になり、学校で足し算とか引き算とかの小テストがあると、
決まってこのお教室に通ってるお子達がスピードではピカイチだと聞いていた。
が、私としては、早けりゃ良いってモンでもなかろうと思ってたし、
遅くても確実に100点とるほうが良しだろうと思っていた。
足し算をする時、くりあがりを書かないというのが、ここでの算数のポイントである。
小さい頃、口すっぱく「忘れないように繰り上がりを書くのよ!」と教育された私としては、なかなかなじめない。
確かに、出来る子というのは、繰り上がりの数字を書かずに、頭の中において計算する事によって、さらに脳が活発に活動してるんだろうなあというのがよくわかる。
英語は、まず文法ありき、という、まさに「話せない英語教育の申し子」のようなワタクシ。
この教室の教材は、同じような簡単な英文を、何度も何度も聞くという学習法。
未就学児が「ピッツア プリーズ!」とか言ってるのを聞くのはとてもかわいらしく微笑ましいのだが、果たしてこの効果はいかに?といつも思いながら見ていた。
(先生としてあるまじき行為であるが・・・)
そもそもワタクシは、採点スタッフの募集のチラシを見た際、
教室の隅、あるいは別室で、ひたすら採点のみをするお仕事だと思って応募したのである。
まさかここまで生徒と密接に触れ合うとは夢にも思わなんだ。
私は、こういうところが自分の欠点だと自覚はしてるのだが、
プライドはヒジョーに高いイヤな奴なくせに、自信がない。
何をやっても、プロ意識を持てない。
そのくせ、というか、それゆえというか、相手には高いハードルを要求する。
塾の先生、あるいは学校の先生には、高学歴を求める。
英語の先生には、英語ぺらぺらを求める。
だから、英検も中学で3級取ったっきりそれっきり。
T0EIC?何ですかそれ?ってワタクシが、英語のセンセだなんて、ちゃんちゃらおかしいわと思ってしまう。
しかし・・・
同じスタッフのn田センセは、まるっきりワタクシと違うタイプ。
何事にも全力投球である。
プロ意識のかたまりのような人である。
最近ここの教室に高校生の男の子が入塾。
微分積分なんちゃらかんちゃらを質問してくる。
幸いワタクシは幼児席なので、ひゃ~くわばらくわばらと目をそらしていた。
n田センセは「先生、ここがわかりません!と聞かれて、先生も分かりませんって言うわけにはいかないでしょ。」と
今、せっせと高校数学をひもとき、微分だの積分だの対数だのと格闘している。
そういう話をしながら、ついつい自分が感じるこの教育法の違和感というか
自分自身がなじめてないことを言ったつもりだったのだが、
先生に上手く伝わらず、この教育法への反感を持ってるように取られてしまった。
いや正直なとこ、少しはそういう面もあるけど、
でも、以前の、何も知らない頃と比べれば、ずいぶんワタクシもこの教育法に洗脳されてきてはいるのだ(・・・って、こういう言い方が良くないわね)
余談ではあるが、先生の子供さん達は、揃って「日本の最高学府」のご卒業である。
このことは、先生のこの教育法へのゆるぎない自信になってるだろうなあ~
世の中学歴が全てではないけど、塾業界において、やはり「東大」というブランドは何より説得力があるもの。
でもって、「nセンセももっとこの教材を知るべきよ!」という流れになってしまい、
英語の担当になってしまった・・・
昨日テキスト三冊とそのCDをお持ち帰り~
で、お休みの今日、せっせと英文を聞いているわけだ。
現役のときでさえほとんど理解できてなかった「log」などと、再び格闘するよりは、ま~だ、We are studennts from Japan. くらいの英文を読む方が
100倍楽しい。
いつも、プロ意識を持てず、心の中では「ホントは出来るんだけど」言い訳しつつ、
一生懸命にやるという事を少しカッコ悪いと思ってしまうワタクシ。
娘が、しっかりとその遺伝子を受け継いでるようなシーンを垣間見る度に
苦い思いをしていた。
ここで一発大逆転、母もなりふり構わず頑張ってみせるときかもね。
そして、英語にせよ、国語や算数にせよ、もっとしっかり勉強する事によって、
この教材、この教育法のことを理解できるのかもね。
コメント (4)
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