パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

自己嫌悪

2007年07月20日 | 子供ネタ
7月22日(日)曇り
木曜日は娘の中学の保護者会。
体育館で1年から3年まで合同での保護者会の後、
クラスごとに茶話会。
そして来週早々から林間学校に行く2年の保護者はまた体育館に再集合。
林間学校のお話である。
準備等の説明会は、先週あったのに、なにゆえ??・・・
それは、彼女らの林間学校の行き先が、新潟だからである。
我が家もゆ~らゆ~ら揺れたあの中越沖地震から、ちょうど一週間後が出発予定日。
中止か延期だろうと思ってたのに、何と無謀にも強行するというではないか!!
心配性な母は、もうマイナス思考炸裂である。
しかし、心の中で、きっとほとんどの保護者が、この強行策には反対だろう、
説明会では質問やら反対やらで、きっと侃々諤々、喧々囂々、すごい事になるだろうと思っていた。
体育館で会うママ達は皆「中止だと思ってたわ~心配だわ~」
ただ、隣に座ったOさんだけが「農村振興のためには行った方がいいのよね~
息子も、余震というものを経験してくるよなんて言ってるわ、カッカッカッ。」と高笑い・・・
まず、校長先生の説明(安全だというアピール)の後、質問タイム。
しばらくの沈黙の後、とても品のいいO口君のママが
「小千谷市のホームページに寄ると、同じ区の○○中学が土曜日に行くことになってるようですが、
ここも予定通り実施するのでしょうか?」
校長「○○中の宿泊先は少し壊れたりしてるらしいし、民泊先の集落は
ウチの中学の宿泊集落より山間部だし、出発まで時間が短いということもあって
キャンセルするようです。」
げっ・・・ほらぁ普通は中止なんだよぉ~
緊急連絡網の話、避難所までの距離、緊急時の対応等の質問がポツポツ・・・
その度に、学年主任やら校長、副校長が自信たっぷりな感じで説明。
「辞退届」というシステムも導入され、
最後は家族で話し合って、参加するかどうか決めてくれ。
学校行事ではあるが、強制はしません。とあくまで強気。
いかん!このままじゃ実施への方向まっしぐらだ!と思ってると、
不安げなママが「中止ということは選択肢になかったのか?」というような質問。
それに対し、地震後すぐ現地に走った副校長が
これまた自信たっぷりに、
「宿泊先のホテルはびくともしないし、
余震でも、テレビの上の犬の置物が落ちたくらいだった。」発言にママ達から少し笑いすら出る。
これに気を良くしたのか、本震より大きい余震はないとか
しまいには、地震列島ですからね~どこにいても危ない・・・ってな発言。
そりゃ違うだろ!!!!(怒)と思いながら、手を挙げられない私。
そのうち、質問が林間学校の持ち物や衣服の話になったり、
「お見送りに行ってもいいですか?」
これには場内爆笑というか失笑というか・・・
しかしこれで完全に主導権は学校側にありって感じになり、
まさに和気あいあいという雰囲気へ。
質問も途絶え、司会の先生が「これでお母様方の不安はなくなりましたでしょうか?
万全の態勢で我々教職員も臨みます。
お母様方も、連絡の取れるところにいらして下さい。」ってな発言で
またママ達の笑いのなか、説明会終了。
あ~、私ってば・・・
全然不安は拭えてないし、さらに増長すらしてるというのに・・・
どんよりとした気持ちで帰宅。
娘は娘で「地震は恐いけど、みんなお友達が行くなら
やっぱり私も行きたい。」と辞退届を進める母を拒否。
そりゃそうだよねえ~
帰宅した夫相手に愚痴る妻・・・
しかし冷静な夫は「この中学らしい選択だと思うよ。
石橋を叩いて渡るんだよ。
どんな質問にもすぐ答えられるように、ちゃんと準備や対策,下調べとかしてあったんだろう?」
そりゃそうだけどさぁ~
自然災害なんて、予測とかつかないじゃん。
あ~、心配だ心配だと鬱々とした気持ちのまま、
いよいよ明日出発・・・
どうか無事に、楽しく過ごして、帰ってきて欲しい。
コメント (2)
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